« ウルトラセブン:第26話 超兵器R1号(写真をクリック拡大) | メイン | トリプルファイター:再放映(写真をクリック拡大) »

ダヴァオ紀行:その84 夕食(写真をクリック拡大)

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


このページ左上:安藤達己オリジナルソングの下に2曲“Seventeen”・“セブンティーン”追加!全10曲・YOU TUBE にアップロード。エキゾチックでトロピカルな映像と音楽を楽しんで下さい

クリ・デコレイション1.jpg流石にカソリックの国。ハロウイーンが過ぎ、日本の”お盆”みたいな祭日、ソウルズデイが終ると、町も家庭もクリスマス一色に染まる。街角では様々な”飾り”が売られ、中には、これを天秤の様に担ぎ住宅地を行商して歩く人もいる。値段は一個、50~100ペソ。庶民にとって決して安い買い物ではないが、クリスマスを”飾りナシ”では過ごせないのだろう!
今回はガイドにお願いして、家庭料理を御馳走になることにした。料理の始まる時間を確認して、午後4時ホテルを出る。タクシーは”バンケ、ロ、ハン川”を渡って住宅地に入った。メインストリートを外れれば、未舗装のデコボコ道だ。この家で夕食.jpg質素と言えば良いのか、粗末な、と言えば良いのか?の家の前で車を降りた。この小さな建物の右半分が、ガイドの家だそうな。玄関の前では子供達が5・6人、シャボン玉で遊んでいた。これが皆、甥や姪だとかーー中に入ると8畳位の応接間兼居間があり、テレビ、クリスマス飾り、長椅子が壁に張り付き、中央は床の間だ。スープとガキ.jpgその奥はダイニングキッチン。シンクと4人座れるテーブルがあり、お母さんがスープ用の野菜を切り分けていた。側には孫なのか、近所の子なのか、入れ替わり立ち代りやってくる。どうやら、日本人が珍しくて、様子を窺いに来たらしい!?ガイドに声を掛け、サリサリ・と薪.jpg近くの”サリサリストアー”に行き、子供が好きそうな駄菓子を選ばせた。ザッと12・3人分。ポケットからお金を出すと、たった40ペソ。店先には”マキ”が積み上げられている。勿論、”暖房に使う”なんて有り得ない!玄関先でガイドが呼びかけると10人ほどの子供が集まって来た。これが全員3歳前後。ガイドが飴玉や得体の知れない紙包みを手渡すと、早速、口に入れ始めた。まるで戦前の日本みたいに、家の中も外も子供で溢れかえっている。そこにガイドの弟が帰って来た。”シャモは元気か?”と聞くと、”ついて来い”と言う。家の横に、にわか作りのトリ小屋があり、中から一匹取り出した。モモの付け根に治療用テープが巻いてある。先週、このトリがチャンピオンになり、賞金5万ペソを稼いだそうな。治療にあと一週間かかり、今度の日曜日は、まだ戦えないと言う。5万ペソとは大金だ!ところが、掛け金に出資した人が何人もいて、”トリの持ち主”が手にしたのは1万ペソだった。まぁー、負けたときの事を考えれば、賢い方法かも知れない。
カマド・ご飯.jpgそろそろ夕食の仕度も終る頃だと、台所を覗いて見た。裏庭に面した開けっ放しのドアーから煙が入って来る。トタン屋根の軒下には懐かしい”カマド”があり、ナベから湯気が吹き上がっている。燃えているのはサリサリストアーで見た”マキ”だった。最近、ダヴァオでも炊飯器が普及し始めているが、この家では、まだマキでご飯を炊いていた。炊き上がれば、夕食の準備は終了。台所では大きな皿に盛ったご飯にスープをかけ、おかず3品を載せている。それにしても、居間にテーブルをセットするわけでもなく。どうやって食べるのだろう?ツリーとガキ.jpg大人が一声かければ、子供が続々と居間に集まり、大皿を受け取る。チビたちは勝手な所に座り込み、食事が始まった。この方法ならテーブルも要らないし、第一、場所を取らない。大きな子は、隣の小さな子の口に食べ物を運んでいる。子供は気の向くままに動き回っているが、どこに座っても、側に居る人が食べさせてくれる。私の横にも2歳くらいの女の子がやってきて座り込んだ。居心地が良いのか、動こうとしない。私もビールを飲みながら、この子に、せっせと”エサ”を与え続けた(笑)。食事が終われば、アメ玉をしゃぶりながらテレビを見始める子がいれば、玄関先でシャボン玉を飛ばしている子もいる。入れ替わるように別な子が大ザラを抱えて好きな場所に陣取り、食べ始めた。
私がこんな光景を見るのは、それこそ何十年振りだろう?私のサラもいつの間にか、残り少なくなってきた。そろそろ腰を上げる時間かなぁ!ーーお母さんに少しばかりの”お礼”を差し上げ、子供だらけの居間を振り返りながら帰途についた。途端に、”ファ~ァ”と大きな溜息ーー一体、何の溜息だったんだろう?(笑)

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


ウォッシュレット・ナ~ンダ?.jpgダヴァオ式洗浄便座:私が泊まる、グランドメンセンホテルは小改装が終り、部屋の配置が変わった。バスルームもシャワーを浴びた後、バスタブを出た床が水浸しになるのは直っていた。だが、奇妙なものがバスタブと洗面台の間にあった。ホース付き水鉄砲の様なものだが、--何だろう?と引き金を引いてみると水(お湯じゃありませんぞ!)が飛び出して来た。ハハァ~、”用を足した後、これで洗浄しろ”と言うことかーーウォッシュレット・ダヴァオ版.jpg早速、試してみた。何とも中途半端な水圧だ。第一、水を掛けたい所に命中?させるのが容易じゃない!手を便座の中に差し込めば、嫌でも便器に手が触れる。仕方なく腰を浮かせれば、水が便器の中に落ちない!一体、どう使えば良いのだろう?あきらめの良い私は、”水鉄砲”の使用をさっさと断念し、もっぱらトイレットペーパーのお世話になっているが、他の宿泊客は、これをどうやって使っているのだろう?何とも”使い勝手”の悪いものを備え付けたものだ。子供がこれを見つけたら、すぐ”水鉄砲遊び”が始まるのは、間違いない(笑)!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.mrsc.jp/mt/mt-tb.cgi/10674

コメントを投稿

管理者の承認を得たコメントから表示されます。表示されるまでしばらくお待ち下さい。

 
 

前の記事:ウルトラセブン:第26話 超兵器R1号(写真をクリック拡大) by 安藤達己
次の記事:トリプルファイター:再放映(写真をクリック拡大) by 安藤達己
ブログのトップ:安藤達己ブログエッセイ-タカを救う会インジャパン