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2011年12月30日

トリプルファイター:再放映(写真をクリック拡大)

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再タイトルー1.jpgあれから40年も経つのかぁ!電車は新橋駅に到着。駅を降りて第一京浜を浜松町に向って歩く、ヤクルト本社ビルを過ぎリクルート本社が見えてきた。どちらも立派な高層ビルに生まれ変わっている。メールで送ってきた地図を頼りに目的のビルに到着。早目に家を出たので、30分ばかり早く着いたが、早い分には問題なかろう、とスタジオのある5階へ。円谷プロのスタッフが出迎えてくれた。録画スタジオでは、他のゲストが再放送に向けたメッセージを収録中。缶コーヒーを飲みながら、メモしてきた手帳を読み返す。
再タ・トリ.jpgトリプルファイターが放映されたのは昭和47年(1972年)。来年は放映40周年と言うことになる。この作品が制作されるまで、円谷プロがテレビ界に与えた衝撃は物凄かった!ウルトラQ:ウルトラマン:ウルトラセブン、いずれも視聴率が30%以上。それまで映画でしか見られなかった特撮を”お茶の間”に持ち込み、単なる勧善懲悪を超えたドラマ作り、ヒーローの格好良さ、円谷プロにしか出来ない特撮で子供番組でありながら大人をも虜にして見せた。しかし昭和43年、人気アニメが放映されるようになると徐々に特撮人気にも”翳り”が見え始めて来る。そして円谷プロが”満を持して”制作した怪奇大作戦も視聴率的には、期待したほどではなく2クール、26話で終了。
今時の収録.jpg折からテレビ局に吹き荒れていたリストラ旋風で、局が直接制作するドラマは減り続けていた。そんな時代背景もあって円谷一氏はTBS映画部を退社。円谷プロの新社長に、次男の”ノボル”氏もCX(フジTV)を退社。手土産に大人向け特撮番組”マイティージャック”を持って円谷プロに帰って来た。しかし、この作品も視聴者の支持は”今一つ”。1クールが終ったところで1時間番組から30分番組に変わり2クールで終了となった。柱になる企画が通らなくなった円谷プロは不遇の時を迎えたが昭和45年、再放送された作品が高視聴率を上げ、私も撮った5分番組”ウルトラファイト”が意外に好評で、”帰って来たウルトラマン”の制作に繫がる。
まずは説明.jpgそして昭和46年、他社が仕掛けた等身大変身作品が大ヒット!円谷プロ作品の様に本格的な特撮場面はなく、ヒーローが巨大化しないからミニチュアーセットも要らない!当然、制作費も安く上る。こんな変化が起き始めた最中に持ち上がった企画が”トリプルファイター”だった。今までの作品と違い、スポンサーの”オモチャメーカー”が企画段階から加わり、フィギャーで売れそうなキャラクターが4体(グリーン:レッド:オレンジ:トリプルファイター)も出る。変身も哲夫:勇二:ユリがファイターに、更にファイターが3人合体してトリプルファイターにと2段変身。子供が好きな劇用車もSAT側はサットカー:サットバギー:サットバイク1・2号、デビル側はデーモンカー(黒塗りのスバル360)数台を連ねて現われる。何とも贅沢な”出演陣?”だが放映は10分枠で1週(月~金)、5回で完結。
にこやか.jpgこれは正に私が子供時代、楽しみに待っていた”紙芝居”と同じ手法だ!物語は単純明快。勧善懲悪。黒い人は悪者。毎日がアクションに次ぐアクション。テレビ時代に送る”紙芝居・トリプルファイター”が子供の期待に応えられるのか?私に取っても円谷プロに取っても、等身大変身・2段変身・帯番組・低予算(?)と始めて尽くしの作品となった。
今回の再放送では、最後に私を始め数人の方々が視聴者に話し掛ける。私の担当は、どうやら後半の5回。安藤達己がこの作品について”何を語った”のか?それは見てのお楽しみ(笑)と言うことで、皆さんが”トリプルファイター”の再放映を楽しんでくだるのを期待してーー
トリプルファイター:放映開始予定 1月17日(火)午後8時より(見逃した方には、再放映が数回ある予定):ちゃんねるNeco(スカパー・261チャンネル:ケーブル・301チャンネル)
 参照:ちゃんねるNeco ホームページ:http://www.necoweb.com/neco/

   (映像の著作権は円谷プロに所属します。)

2011年12月24日

ダヴァオ紀行:その84 夕食(写真をクリック拡大)

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クリ・デコレイション1.jpg流石にカソリックの国。ハロウイーンが過ぎ、日本の”お盆”みたいな祭日、ソウルズデイが終ると、町も家庭もクリスマス一色に染まる。街角では様々な”飾り”が売られ、中には、これを天秤の様に担ぎ住宅地を行商して歩く人もいる。値段は一個、50~100ペソ。庶民にとって決して安い買い物ではないが、クリスマスを”飾りナシ”では過ごせないのだろう!
今回はガイドにお願いして、家庭料理を御馳走になることにした。料理の始まる時間を確認して、午後4時ホテルを出る。タクシーは”バンケ、ロ、ハン川”を渡って住宅地に入った。メインストリートを外れれば、未舗装のデコボコ道だ。この家で夕食.jpg質素と言えば良いのか、粗末な、と言えば良いのか?の家の前で車を降りた。この小さな建物の右半分が、ガイドの家だそうな。玄関の前では子供達が5・6人、シャボン玉で遊んでいた。これが皆、甥や姪だとかーー中に入ると8畳位の応接間兼居間があり、テレビ、クリスマス飾り、長椅子が壁に張り付き、中央は床の間だ。スープとガキ.jpgその奥はダイニングキッチン。シンクと4人座れるテーブルがあり、お母さんがスープ用の野菜を切り分けていた。側には孫なのか、近所の子なのか、入れ替わり立ち代りやってくる。どうやら、日本人が珍しくて、様子を窺いに来たらしい!?ガイドに声を掛け、サリサリ・と薪.jpg近くの”サリサリストアー”に行き、子供が好きそうな駄菓子を選ばせた。ザッと12・3人分。ポケットからお金を出すと、たった40ペソ。店先には”マキ”が積み上げられている。勿論、”暖房に使う”なんて有り得ない!玄関先でガイドが呼びかけると10人ほどの子供が集まって来た。これが全員3歳前後。ガイドが飴玉や得体の知れない紙包みを手渡すと、早速、口に入れ始めた。まるで戦前の日本みたいに、家の中も外も子供で溢れかえっている。そこにガイドの弟が帰って来た。”シャモは元気か?”と聞くと、”ついて来い”と言う。家の横に、にわか作りのトリ小屋があり、中から一匹取り出した。モモの付け根に治療用テープが巻いてある。先週、このトリがチャンピオンになり、賞金5万ペソを稼いだそうな。治療にあと一週間かかり、今度の日曜日は、まだ戦えないと言う。5万ペソとは大金だ!ところが、掛け金に出資した人が何人もいて、”トリの持ち主”が手にしたのは1万ペソだった。まぁー、負けたときの事を考えれば、賢い方法かも知れない。
カマド・ご飯.jpgそろそろ夕食の仕度も終る頃だと、台所を覗いて見た。裏庭に面した開けっ放しのドアーから煙が入って来る。トタン屋根の軒下には懐かしい”カマド”があり、ナベから湯気が吹き上がっている。燃えているのはサリサリストアーで見た”マキ”だった。最近、ダヴァオでも炊飯器が普及し始めているが、この家では、まだマキでご飯を炊いていた。炊き上がれば、夕食の準備は終了。台所では大きな皿に盛ったご飯にスープをかけ、おかず3品を載せている。それにしても、居間にテーブルをセットするわけでもなく。どうやって食べるのだろう?ツリーとガキ.jpg大人が一声かければ、子供が続々と居間に集まり、大皿を受け取る。チビたちは勝手な所に座り込み、食事が始まった。この方法ならテーブルも要らないし、第一、場所を取らない。大きな子は、隣の小さな子の口に食べ物を運んでいる。子供は気の向くままに動き回っているが、どこに座っても、側に居る人が食べさせてくれる。私の横にも2歳くらいの女の子がやってきて座り込んだ。居心地が良いのか、動こうとしない。私もビールを飲みながら、この子に、せっせと”エサ”を与え続けた(笑)。食事が終われば、アメ玉をしゃぶりながらテレビを見始める子がいれば、玄関先でシャボン玉を飛ばしている子もいる。入れ替わるように別な子が大ザラを抱えて好きな場所に陣取り、食べ始めた。
私がこんな光景を見るのは、それこそ何十年振りだろう?私のサラもいつの間にか、残り少なくなってきた。そろそろ腰を上げる時間かなぁ!ーーお母さんに少しばかりの”お礼”を差し上げ、子供だらけの居間を振り返りながら帰途についた。途端に、”ファ~ァ”と大きな溜息ーー一体、何の溜息だったんだろう?(笑)

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ウォッシュレット・ナ~ンダ?.jpgダヴァオ式洗浄便座:私が泊まる、グランドメンセンホテルは小改装が終り、部屋の配置が変わった。バスルームもシャワーを浴びた後、バスタブを出た床が水浸しになるのは直っていた。だが、奇妙なものがバスタブと洗面台の間にあった。ホース付き水鉄砲の様なものだが、--何だろう?と引き金を引いてみると水(お湯じゃありませんぞ!)が飛び出して来た。ハハァ~、”用を足した後、これで洗浄しろ”と言うことかーーウォッシュレット・ダヴァオ版.jpg早速、試してみた。何とも中途半端な水圧だ。第一、水を掛けたい所に命中?させるのが容易じゃない!手を便座の中に差し込めば、嫌でも便器に手が触れる。仕方なく腰を浮かせれば、水が便器の中に落ちない!一体、どう使えば良いのだろう?あきらめの良い私は、”水鉄砲”の使用をさっさと断念し、もっぱらトイレットペーパーのお世話になっているが、他の宿泊客は、これをどうやって使っているのだろう?何とも”使い勝手”の悪いものを備え付けたものだ。子供がこれを見つけたら、すぐ”水鉄砲遊び”が始まるのは、間違いない(笑)!

2011年12月17日

ウルトラセブン:第26話 超兵器R1号(写真をクリック拡大)

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R1・発射.jpg惑星攻撃用超兵器・R1号が、セガワ、マエノ両博士を中心とした開発班によって完成した。この威力を試すため、選ばれた惑星はギエロン星。R1号を装着したロケットは命中。ギエロン星は爆発。宇宙空間から消滅した。(ウルトラセブンが制作された昭和42・43年は米ソ冷戦時代、お互いに核武装を競っていた。スパイ合戦も過熱、上空から機密を探られるのを嫌い、領空侵犯する飛行物体は容赦なく撃墜された。航空路を外れて犠牲になった民間機さえある。そんな時代背景がウルトラセブンのエピソードにも影響を与え、他の衛星に発射した観測ロケットが原因で、地球が侵略される話もあった。今回は防衛軍が開発した超兵器をギエロン星で実験、その威力を誇示して地球侵略を狙う者の抑止力にしようと、まるで冷戦の構図を宇宙に広げた様な作品になっていた。このテーマは子供番組と言うより大人向きだったが、こうした作品が放映されたのもウルトラセブンがウルトラセブンたる”ゆえん”だったに違いない。)
R1命中.jpg作戦室でも宇宙埃を観測。R1号の実験は成功した。これに気を良くしたセガワ、マエノ博士は更に強力なR2号の開発計画を発表。ダン以外の隊員も超兵器による抑止力に自信を深めた時、宇宙観測艇8号がギエロン星からの飛行物体を発見、攻撃を受けていると報告するや通信が途絶えた。マエノ博士はギエロン星に生物は居ない筈だと主張するが、キリヤマ隊長はホーク1号でパトロールに出ていたダンに調査を命じた。地球にギ.jpg宇宙空間を飛ぶホーク1号は地球に向かって飛ぶギエロン獣を発見。直ちにロケット砲で攻撃するが、何の効果もなかった。その時、ギエロン獣の正面から飛来する隕石。見詰めるダン。獣は隕石と正面衝突。隕石を砕くと飛行を続け地球に到着。作戦室ではホーク3号にミサイルを搭載。ソガ、アマギが出撃。ギエロン獣を攻撃。獣はあっけなく爆発、粉々になった。セガワ博士はこうした事が起こるからこそ、更に強力な兵器が必要だと主張するが、キリヤマもダンもR1号の爆発にも耐えたギエロン獣が、こうも簡単に消滅するとは考えられなかった。
ギ・ターミネイター.jpgその夜。バラバラになったギエロン獣の残骸から液体が流れ出すと、一ヶ所に集まり、廃墟の向こうにギエロン獣が再生された。(まるでターミネーター2を見るような不気味さがあった)獣は東京に向かって動き始め、警備隊はホーク1・3号にミサイルを搭載、出撃して猛攻を加えるが、獣はR1号の爆発から吸収した放射能を噴き出し始めた。風に乗って東京に降り注ぐ放射能。キリヤマは参謀に”避難命令”を出す様に要請。一刻も早く獣を倒さなければ東京が、いや日本が危ない。(まるで今年の福島原発事故を連想させるようなシーンだった)セガワはこの危機を救うのは更に強力なR2号しかないと助言するがーー
獣を攻撃していたホーク1号は獣が発射してくる光線で機体を損傷、不時着。ギエロン獣は放射能を吐き出しながら機を脱出したダン、キリヤマ、フルハシに迫ってくる。風上を目指して走るキリヤマ、フルハシ。逃げ遅れたダンは獣に向かって突進、変身した。ギ・アイスラッガーはねる.jpg放射能を吐きながら対峙するギエロン獣とセブン。必殺の武器アイスラッガーで攻撃するセブン。しかし、この獣は攻撃を弾き返し、両手の間から繰り出される光線で反撃。セブンの右腕に命中。セブンは傷ついた。離れていては、セブンに勝ち目はない。アイスラッガー・ナイフ.jpgギエロン獣の右腕にしがみ付くセブン。渾身の力で、獣の右腕が引き抜き、この腕を獣に投げ付け、倒れた獣の上に覆いかぶさるセブン。アイスラッガーをナイフの様に使って、急所を一突き。流石のギエロン獣も命を絶たれた。
セブンの活躍で危機を脱出した東京。作戦室では超兵器の爆発がギエロン獣を生んでしまったのではないか、と疑問を投げ掛けるマエノ博士。兵器に頼る地球防衛の危険性を知った参謀と隊長。R2・中止.jpg傷ついたダンを見舞うマエノ博士と参謀。より強力な兵器に頼って地球を防衛しようとする計画は、軍拡競争に走るだけだと心配するダンに二人は、超兵器開発を中止するよう説得する事を約束。ダンにも晴々とした笑顔が戻った。(このエピソード、アンヌの医務室に無心で円筒を回すシマリスを置き、ダンには軍拡競争は”血を吐きながら続ける悲しいマラソン”だと言わせ、核開発競争に走った冷戦時代を痛烈に批判していた)
   (映像の著作権は円谷プロに所属します。)

2011年12月11日

ダヴァオ紀行:その83 ファミレス・ペノング(写真をクリック拡大)

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ガードマン・ジドウ.jpgペノングはダウンタウンの一等地にある。庶民に人気のピープルズパークから近く。夕方になれば溢れるほどの客で”にぎ合う”。これだけ人気がある店だから支店もあるようだが、私が行くのはホテルから近いこのお店。店の造りはエスニック調で,屋根はあるが入り口のドアーも側面の窓もない。表には最近見掛けなくなったガードマンが自動小銃を持って警戒に当たっていた。この”物々しさ”が珍しかったので写真を撮らせて欲しいと頼んだが、返事がハッキリしない。駄目とも言ってない様子だったから、既に席を確保しているガイドを呼び、通訳して貰うと快くOKを出してくれた。
グリーンマンゴウ・バグオン.jpg人気の料理は地鶏のバーベキューとシーフードだが、私の”お気に入り”はグリーンマンゴーだ。大抵のレストランでは、”漬け物代わり”と言うか、ビールの”つまみ”にこれがある。だが、ペノングのグリーンマンゴーは軽く”塩揉み”してあって、なんとも美味しい。これに付けるバグオン(漁醤の一種、アミが原料)も他の店とは違っていて、私にはピッタリ。席に着けば、まずこれとビールを頼み、後の注文はガイドに任せるが、地鶏のバーベキューも私の大好物。ここはタレじゃなく専ら塩味だ。勿論、スープなしでは”お米”が食べづらいから、これも欠かせない。シーフードで美味しいのはイカ焼きだが、今回はキニラオと呼ばれるマグロの刺身を注文してあった。マグロと言ってもメジマグロの小さいヤツで、身は淡いピンク。日本のマグロのように脂の乗ったものじゃない!これをキャベツと玉ねぎの千切りの上にサイの目に切って乗せてある。味付けは酢かレモンが掛かっているだけ。ピリ辛の醤油を付けて食べるのだが、サッパリし過ぎてるし、”生もの”は遠慮するにかぎる。下痢が恐いからね(笑)。
BBQ・シオ.jpg店内は常に大混雑。それもその筈、オカズ3品に飲み物を注文しても、お一人200-ペソ程度。これで料理が美味しいとなれば、人気が出るのは当たり前か!その上、凄いサービスがある。”ご飯”のお代わりが無料だ。なにせ、うら若き私のガイド達も一人前のご飯で足りた事はない!まして”ライスイーター”だと自称する庶民に取ってお代わり自由は最高のサービスなのだろう。満席の間を”オヒツ”を担いでボーイが歩き回り、手を挙げれば、すぐにやって来てコーヒーカップのような入れ物からバナナの葉で出来た皿に、ご飯を乗せてくれる。ペ・テンナイ.jpgグリーンマンゴーも地鶏のバーベキューも食べたし、満腹になった上にホロ酔い気分。広い店内はまだ満席。長居は無用と、お金を払い、席を立って外に出ると、2組の子供が寄ってきた。手にはサンパギータ(ジャスミンの一種でフィリピンの国花)のレイ。ポケットからコインを出し、ガイドに渡すと2連のレイを買った。手に持っただけで甘い香りがする。
ホテルも近いことだし、歩いても10分と掛からない。今夜は柄にもなく、枕元にサンパギータのレイを吊るして、良い夢でも見るとするかーー

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ハタケー2.jpgエッ!ヘビが飛ぶってかい?イーグルセンターの園内を巡っていても草むらの中にあるケージ近くに行こうとすると、職員が”毒ヘビ”に気をつけろ!と注意する。7・8年前に1匹のフィリピンワシが死んだ。病気の兆候はなかったし、死体から傷跡らしい痕跡も見付からなかった。結局、原因は毒蛇に噛まれたのだろう、と言う事になった。野生のワシはヘビを食べているのにーーその後フィリピンワシのケージにはヘビが入れないように下の方はブロックと細かい目の金網が使われている。
水田地帯に行ったときアゼ道を歩いていると、たんぼで作業していた人が”毒ヘビ”に気を付けろ!と教えてくれた。どうやらダヴァオ附近はヘビが多いようだ。ガイドの説によるとコブラも居るのだ、とかーー
普通の家庭に遊びに行った時のことだ。何故か毒ヘビの話題になった。”アンド、アポ山の近くには、飛んで来る白ヘビがいるんだよ!”と言う。これが猛毒を持っていて、毎年、死人が出るそうな。”ふ~ん?どうやって飛ぶの?”。胴体の両側にバッタの様な羽があって、サァ~と飛んで来て皮膚を”かすめて”行くんだってさ。思わず”見た事あるの?”と聞くと”私は見てないけど、本当だよねぇ”と周りの人に同意を求めた。”アンド、それ本当だよ”と、全員が言う。見た人は居なかったが、多勢に無勢。私一人が”馬鹿バカしい”とも言えず。”空飛ぶ白い毒ヘビ”は存在する、様な雰囲気になった。(笑)

2011年12月06日

講演の依頼:共生について(写真をクリック拡大)

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キャ正門.jpg時は文化祭シーズン。昨年に続き、講演の依頼があった。勿論、あっしの柄じゃねぇが”長生き”した分、戦前、戦中、戦後の日本を嫌でも見てきたぁな。ましてや、東日本大震災の後だ。”共生”の重要性に付いちゃ誰も異存がねぇ。さぁ~て、どんな切り口でこのテーマを語りかければ良いのか?こかぁ、知恵のしぼりどころよなぁ。中学生が相手だ。まず、あっしが監督した作品を見て貰い、そのテーマに沿って”話”を進められねぇか?こかぁ思案のしどころよなぁ。作品が放映されたなぁ昭和43年~48年。経済的にゃ日本が一番輝いていた時代だった。が、その分、空気も水も汚れ、公害問題も表面化したぁな。光化学スモッグ、酸性雨。下水道設備の遅れと農薬は川と海を汚し、沢山の生物を絶滅の危機に追いやった。より豊かな生活を求める”人間の勝手さ”が自然との共生を邪魔してこなかったか?今回の災害だって地震による自然災害と、原発による人災とに分けて話すことにしたぁ。
正面・説得.jpg事前にメモして置いた手帳を見ながら、電車に揺られること40分。降りる頃にゃ、1回目の講演のメドぁ立った。駅を出りゃ、目の前が学校敷地。ナラ、小ナラの大木と文化祭の立て看板が縁取る通路をゆくとシイの実が沢山落ちてたぁ。子供の頃にゃ、これを拾ってコマを作ったりフライパンで炒めてよく食べたもんよ。根元に散らばる実を見りゃ、もうこんなものを食べる人も、食べられることを知っている人も少ねぇんだろうなぁ?
アンド・左.jpg校舎に入り、担当の先生に挨拶、直ぐ、教室に向ったぁ。黒板にゃ、あっしの名前が書いてあり、生徒ぁもう席に着いてたぁな。まずぁ、最近の気になるニュースについて聞いてみた。早速、生徒の手が上がり”タイの洪水”・”リビアの革命”につぃての質問よ!タイの国土ぁ日本と違い低い海抜のデルタ地帯が広がる。当然、農作物が良く育つ、特に米は世界最大の輸出国だ!だが農作物の被害についちゃ、あまり報道がねぇ。専ら、自動車、エレクトロニクスの部品を作る日本企業が洪水で操業中止に追い込まれたニュースばかりだぁな。--
アフリカじゃ内戦で飢えてる人が何百万人いたって、先進国に影響の無ぇ国の出来事ぁニュースにもならねぇ!これが報道っちゅうもんよ!リビアは原油の産出国だから先進国で大ニュースにならぁ。だが、カダフィ独裁が終っても部族国家が民主化されんなぁ容易じゃねぇ。ってな話をしてから本題に入った。
新潟第一原発2号機3・14.jpg日本ぁ世界に冠たる地震大国だぁ!世界中で起こる地震の20%弱が日本付近で発生するんだとよ。津波の被害だって有史以来、枚挙にいとまがねぇ。その上、日本ぁ原爆の洗礼を受けて敗戦に追いやられた国だぁな。放射能の恐ろしさを一番、知ってる筈だろうが。それでも電力を原発に頼る政策を取ってきたぁ。この方針に間違いぁなかったのか?いいかい!原発ぁ必ず海際にある。当たり前だ!原発にゃ、冷却水が欠かせねぇ。当然、地震と津波に対する安全ぁ確保されてなきゃなんねぇ。
ところがだ!電力会社が想定したなぁ5メーターの津波だったいっ。一体、誰がこれを決めたんでぇ。こんな、めちゃくちゃな前提で、”原発は安くて、安全でクリーン”で御座います。と、気が付きゃ54もの原発が電力を供給してらぁ。何と電力供給量の30%だとよ!ーー
日本が原発に取り組み始めた昭和30年代。”米ソ冷戦時代”と言う背景があって、米国ぁ日本に核の技術を持って欲しいと言う要求があったなぁ当然としても、日本国は最終処理さえメドの立たねぇ原子力を絶対に利用しねぇ、と言う、強い信念が必要だったんじゃねぇか?と、言うこった。そして、これを貫くリーダーが存在していたら、資源に恵まれねぇ日本ぁ電力不足があったにしろ、今回の様な放射能問題ぁ起きなかった。
2020年代、高齢化社会のピークを背負うこの子達。21世紀は間違いなくアジアの時代になる。そのアジアの時代に日本がリーダーシップを発揮して、果たさなければならない役割は大きい。重い責任を背負う将来を見据えて、今を無駄にせず、”人間性豊かな大人に育って欲しい”と願わずにはいられねぇ!あっしが伝えたかった一番大切なメッセージは
君達は資源に恵まれない日本が世界に誇れる大切な資源だ!ってぇこった。これが言いたくて講演を引き受けたんだ。これが上手く伝わりゃ、講師冥利に尽きるってぇもんよ!

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安藤達己的毒舌:この暮れにきて”提言型事業仕分け”なるものが始まったいっ。事業仕分けたって、出て来た財源ぁ国債発行額からみりゃ、”すずめの涙”程度だった。国民ぁ、もうこんなパフォーマンスにゃ、騙されねぇ。”勝手にやってくんな!”と、白けて見てるだけよ。
もんじゅ.jpg”もんじゅ”の開発をどうする?相も変わらず、”ちまちま”やってるが、問題ぁそんな細かいこっちゃねぇ。ギリシャ問題の本質を見てみねぇ!イタリア、スペイン問題を考えてみねぇ!要するにだ!収入以上の支出を続けて来た上に、選挙に勝ちてぇから、思い切った予算削減が出来ねぇ。こんな”生温い”やり方じゃ、借金を返すどころじゃねぇ。借金ぁ、年々積み上がるばかりだぁな。これを見越してっから、国債の金利が”べらぼう”な高さになった。ギリシャ国債20%以上。イタリア、スペイン7%弱。
他人事じゃねぇよ!いくら国内で消化出来てるったって、国債発行額ぁ1,000兆円、国家予算の10年分。国民総生産(GDP)の2,4倍になってらぁ。数字だけみりゃ、ギリシャ、イタリアより”ひでぇ”。一つ歯車が狂ってみねぇ、国債の金利が、いつ6%以上になったって不思議じゃねぇ。そうなりゃ、金利だけで60兆円。今、日本国の税収ぁ40兆円プラス。つまり税収じゃ国債の利息すら払えねぇ、ってぇこった。
”どじょう”さん始め、与党も野党もねぇ。国会議員の皆さんよ!収入が減りゃ、その分、支出を削ります。日本を健全な国家にするため、次世代につけを回さないため、国家予算を半分にします。こんな”当たり前”の公約を掲げて、政治家、公務員の人数、給料を大幅に削減。国民の協力を得て財政を立て直さねぇと、”日本沈没”が現実の物になっちまうよ!
心ある政治家の皆さ~ん!どうか借金地獄の日本を救ってやって、おくんなせぇ!