ウルトラセブン:第25話 零下140度の対決(写真をクリック拡大)
このページ左上:安藤達己オリジナルソングの下に2曲“Seventeen”・“セブンティーン”追加!全10曲・YOU TUBE にアップロード。エキゾチックでトロピカルな映像と音楽を楽しんで下さい
雪原を滑空するダンの運転するポインター号。北国のパトロールに出掛けているのかと思えば、ここは防衛軍基地近く、附近は異常寒波にスッポリ覆われていた。マイナス100度を超える寒気でポインター号は故障。不審に思ったダンは透視してみるが、見えるのは雪景色だけ。手の打ち様もない。キリヤマの指令で、ポインター号から降り、基地に急ぐが”光の国”からやって来たダンは”寒さ”に弱かったのだ!(出だしのシーン。ミニチュアセットで滑空するポインター号。セットで撮影された雪の中のダン。現地ロケの景色も上手く繫がり、違和感がない!円谷プロならでは、いや、”金城哲夫脚本ならでは”の出来栄えだった。ダンの透視カットも久し振りに見せて呉れた)
寒波に包まれた基地に激しい振動が起こると地下18階の動力室が壊され、配電機能が破壊され、基地は麻痺してしまった。暖房が切れた内部は極地の様な寒さ。駆けつけた、フルハシ、アマギも故障を直そうと懸命な努力を始めた。その時、動力室の破壊された壁から唸り声が聞こえ、もの凄い冷気が吹き込んできた。
火炎放射機で冷凍光線を発射するガンダー怪獣に立ち向かうアマギ、フルハシ、だがあまりの冷気に炎は吹き消され効果はない。修理を急いでいた隊員達も寒さで、次々に倒れ始めた。ソガとアンヌは防寒服を用意。長官はキリヤマにマグマライザーの出動を要請するが電源がなければ全ての超兵機は出動することすら出来ない。動力室の指揮官は”基地からの退避命令”を出すように長官に迫った。しかし、長官には地球を守る責任がある。地球防衛軍が撤退してしまえば誰が地球を守るのだ!長官の苦悩は尽きない。
ガンダー怪獣の冷凍光線によって益々冷え込んでくる基地周辺。吹雪と寒さに耐えながら作戦室を目指すダン。遂に力尽きて倒れ込むと、幻覚の中に現れたアンヌがダンを励まし、再び吹雪の中を歩き出すが、ダンの意識も次第に薄らいできた。
幻覚の中に現れるポール星人。”地球を氷河期にして、生き物を全て氷詰めにするため”に、まず、邪魔な地球防衛軍とウルトラセブンを犠牲にするのだと言って、消え去った。(このポール星人、幻覚を利用して現れる。これまでと全く違う侵略者で、出現の仕方も幻想的で、燃える火をバックに綺麗な合成場面になっていた)我に返ったダンが変身しようとウルトラアイを探すがーーない!ウルトラアイが無い!必死に雪を掻き分けて探すダン。またもポール星人が現れ、”光の無い中で、お前のエネルギーはあと5分も、もたない!”と言うや、幻覚を抜け出していった。
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空中を飛んで来るガンダー怪獣。変身すら出来ないダンはカプセル怪獣ミクラスを身代わりに立てた。(24話、ウインダムに続いて今回はミクラス。あまり出番のなかったカプセル怪獣、久々の出現で、ミクラスはセブンの代役でガンダーと戦う。上手く設定されていた)雪原で繰り広げられる怪獣同士の戦い。肉弾戦もあれば、空中から攻撃するガンダーもあり、ミクラスも善戦。冷凍光線を吹き付けるガンダー。炎で迎え撃つミクラス。だが、戦いは徐々にガンダーが優勢になっていった。
動力室では、ガンダーが居ない間にと復旧に全力を挙げるが、寒さのため倒れる作業員が続出。長官もついに倒れ、代わってキリヤマ隊長が”基地からの全員脱出”を決断した。一人、動力室に残って作業を続けるフルハシ。戦う怪獣の叫びが動力室にも響き亘ってきた。
雪原でウルトラアイを捜していたダンは遂に発見。変身するがエネルギーは少ない。太陽に向かって飛ぶセブン。赤々と燃える太陽でエネルギーを補充するや再び地球を目指した。避難を開始した防衛軍。動力室で奮闘するフルハシ。ついに電源は回復。ホーク1号・3号で出動するウルトラ警備隊。
苦戦するミクラスを援護するためホーク1号はα・β・γの3機に分裂。ホーク3号と4機でガンダー怪獣を攻撃。(ホーク1号が3機に分かれて飛行できる設定も、暫く忘れられていたが、今回は警備隊が持つ超兵機として使われ、メカ好きな子供には堪らないシーンだったろう)さすがのガンダー怪獣も空中を飛び、逃げ出すが、これを追って攻撃を続ける4機。ガンダーが雪上に降り立って反撃をしようとした時、ウルトラセブンが充分なエネルギーを補充して戻ってきた。
ガンガーと対峙するセブン。ウルトラサイコキネシスで怪獣を一回転させると、必死に立ち上がったところにアイスラッガーを一閃。右手、左手続いて首を切断してガンダーを倒した。ガンダー怪獣と言う強力な武器を失ったポール星人は地球侵略を諦め”我々が負けたのはセブンにではなく地球人の忍耐と使命感にだ!”と言い残して、去っていった。
(映像の著作権は円谷プロに所属します。)