ダヴァオ紀行:その77 ピュープルズパーク(写真をクリック拡大)
このページ左上:安藤達己オリジナルソングの下に2曲“Seventeen”・“セブンティーン”追加!全10曲・YOU TUBE にアップロード。エキゾチックでトロピカルな映像と音楽を楽しんで下さい
日本語にすれば”市民公園”なのだろう。東京なら日比谷公園、上野公園等が無料だし、新宿御苑、浜離宮のように立派な入り口があり、入園料を取る所もある。ピューピルズパークは最近出来た公園でダウンタウンの一等地にあり、入場無料なのに、入り口にはガードマンが居て、持ち込む荷物検査がある。まぁ、反政府運動のシンパが空港や桟橋を爆破したダヴァオ市だから、これは仕方が無い。ショッピングモールでも常にバッグの中身をチェックされる。だが、一番困るのは”タバコとライター”を預けないと入園出来ないことだ!勿論、帰りには返してもらえるが、公園の中は完全禁煙。いくら禁煙都市が売り物だからって、園内に喫煙場所ぐらい作ってくれ!
ここは熱帯地方だから、一年中花が咲いている。木陰にはベンチもあって、花でも眺めてれば涼しそうに見えるが、額からの汗は止まらないし、観光客の私にダヴァオの暑さは我慢出来ない(笑)。ここに来るより部屋に居た方がよっぽどましだ。現地のガイド達は涼しい顔をしている。この地で生まれ育てば、そんなものかと思ったが、そうもいかないらしい、時々”暑くて頭が痛い”なんてノタマウ。したがって公園の人出は専ら夜になる。陽が沈み、涼しくなった園内に人は沢山いたって屋台が出るわけでもなく、子供が喜ぶ乗り物もない。小さな池があったってボートを貸してるわけでもない。何が楽しくて禁煙の広場、じゃない公園かーーに人が集まるのだろう?
園内には何のキャラクターか”彫刻”か分らないが、大きな人形がやたらにある。子連れの大人もカップルも、彫刻の前で立ち止まったり、そぞろ歩きを楽しんだり、ベンチに座って楽しそうに話し込んだりしていた。昼の暑さを避けて、ゆっくりと”夕涼み”がしたくても、清潔で安全な場所が少ないのだろう。私もガイドを連れて一周してみたが20分もあれば充分。一緒に居るだけで楽しいカップルや人形好きの子供はとも角、ここで時間を潰すのだって容易じゃない!この辺で切り上げて、”タバコとライター”を返して貰い、一服出来て、美味しい物が食べられるレストランを探すとしよう。
それ本当かよ?!その1:気の毒なフィリピナの保証人を引き受けていた時のことだ。彼女、日本の米がよっぽど美味しいのだろう、ご飯が大好きだった。オカズは漬物と塩ザケがあれば充分だと言う。なんとも日本人っぽい!でもフィリピンでサケは捕れないはずなのに?”居るよ!”と彼女は断言した。彼女の父親は他界していたが、大変なインテリで”釣り好き”だったとかーーそんな訳で魚には詳しい。或る日、父親が釣りから帰って来る途中、小舟を囲んで漁師が集まっていた。覗き込むと図鑑でみたことのある魚、サケだった。”その魚を譲って欲しいと”頼むと、”気持の悪い魚だから、お金は要らない”とタダで呉れた、そうな!お父さんは大喜びで、サケを持ち帰りスープとバター焼きにして、家族に振舞った、と言う。本当だろうか?群から、はぐれたサケが居たって不思議はないが、寒流に住むサケが赤道近くまで辿り着くことがあるのだろうか?”さかな君”にでも聞いてみないと事の真偽は分からない(笑)。
その2:この彼女と出掛けた時のことだ。下町の路地を歩いていると、鉢植えの花が沢山咲いていた。丁度、アヤメが咲いている前を通ると”アンド、これゴミの花だよ!”ときた。慌てて”シッ!そんなこと言うと、育ててる人に悪いよ”と、言ったが、そんなことにお構いなし。フィリピンの田舎には生ゴミ捨て場があり、そこに”この花”が沢山咲いていると一歩も譲らない。この”ゴミ捨て場”には昔から胴体だけの綺麗な女が住んでいて、人気が無くなると食べ物を探しに出て来るのだと言う。足が無いのにどうやって出て来るのと聞いてみたら、空中を飛んでくるんだとさ。当人が”見た”と言うのだから、こりゃ、信じるしか、しょうがないはなぁ(苦笑)。