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2011年06月28日

ウルトラセブン:第17話 地底GO!GO!GO!(写真をクリック拡大)

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登山・ジロー・セブン.jpg本来なら第5話迄に放映された方が視聴者には親切なエピソードだった。M78星雲から地球に来た宇宙人が、どうして諸星ダンの姿になったのか?その理由を解き明かし、モデルになった青年ジローを救出するセブンとウルトラ警備隊員の活躍を描いた作品だった。脚本は金城哲夫を師と仰ぐ上原正三。監督は当然のように円谷一氏で、この作品が17話目になったのは当時、TBSの映画部に所属していた一氏のスケジュールと2役を演じる新人、森次浩司がダン役に慣れるのを待った結果でもあった。2役の森次浩司が同じカットに出演することはなかったが、新人に取っては大役。この作品が17話目になったのは結果的に成功だった。
落盤.jpg鉱山で作業中に落盤事故が発生。原因になった不審な地震の究明と、生き埋めになった青年の救出をウルトラ警備隊に依頼してきた。早速、キリヤマ隊長以下警備隊員はポインター号で現場に急行した。(ロケ地は日立鉱山。銅を採掘していたが、選鉱を終えた岩石があちこちに積み上げられ、まるで月の表面を見るような場所もあったが、今回の作品で画面に現れることは無かった。今は廃坑になっているのだろうか?)青年ジローが生き埋めになっている現場は地下1000メートル。それでも鉱夫達はジローが生きている事を信じきっていた。かって、友人と登山中に足を滑らし、宙吊りになりながらパートナーを助ける為にザイルを切断。200メートル落下しながらかすり傷だけで生還した男、ジロー。彼はミラクルマンだからこんな事故で死ぬ筈がないと言うのだ。ダンはこの話から、もしや、”谷底に落下してゆく勇気ある男”、自分が助け、姿を借りた男ではないか考え始めていた。閉じ込められた坑道で必死にパイプを叩き続けるジロー。ダンにだけ聞こえるこの音を頼りにパイプの中を透視すると、ジロウ・チュウースケ.jpgやはり、あの勇気と友情に溢れた青年が二十日鼠のチュースケと坑道に閉じ込められていた。自分の分身である青年を何とか助け出すため、地底に行かせて欲しいと願い出るダン。マグマ登場.jpgすぐにマグマライザーが空輸されてきた。(地底を進む警備隊のメカが初登場。なかなか恰好良い形をしていたが、残念な事にその後、あまり出番はなかった)ウルトラ警備隊員はただちに乗り込み、先端のドリルで岩石を破壊しながら地下にもぐり始めた。地下1000メートルに到達。進路を変えた時、ジローに空気を送っていた通気口が塞がれてしまった。現場に急ぐマグマライザー。地底に異様な音が鳴り響き、頭上から降りて来た金属板が行く手を阻み、引き返そうとする通路にも金属の扉が!通信も途絶えてマグマライザーは地底に孤立してしまった。坑道で救援を待つジロー。空気が遮断された今、残された時間は少ない。
地下都市.jpgソガ・アマギアンヌ3人.jpg意を決したダンは特殊爆薬を持って機外に出ると金属板を破壊。自らは地底都市の支配者に拘束されてしまった。マグマライザーの中からダンを探しに出たアンヌ、アマギ、ソガの眼下に広がる巨大都市が。ここが謎の地震を起こしす震源地だったのだ。地底に侵入する3人。ロボット(ユートム)のような物が現れ光線銃を発射してきた。銃を弾き飛ばされるソガ。ユートムに光線銃.jpgアマギがユートムを撃つとユートムは崩れ落ちた。隙をみて爆薬を取りにマグマライザーに戻るソガ。円形の台上で自由を奪われたダンは強烈な熱線を浴び、逃れようにも、ウルトラアイは手の届かぬ場所に置かれていた。ウルトラアイ・飛行.jpgやっと自由になった右手でベルトのバックルを押すと、ウルトラアイは空中を飛んでダンの手の中へ、台上でウルトラセブンに変身。(バックルに触れるとウルトラアイがダンの所へ飛んで来る。これは私も知らなかった仕掛けだった(笑)。したがって変身もいつものパターンではなく、ダンの体に電流が流れセブンの誕生となる。意外な”仕掛け”が許されるのは、ダンが宇宙人で、しかも特撮と言うジャンルだったからだろう)ユートムをワイドショットで倒し、地底都市の空中を飛び、更に坑道を飛ぶセブン。岩石を突き破って、ジローを救い出し、安全なマグマライザーに運んだ。
鉱山・爆破.jpgアンヌ、ソガ、アマギは地底都市爆破のため爆薬を仕掛けていたが、又も現れるユートム。救援に駆け付けたダンが光線銃で援護。3人を救った。時限爆弾が爆発する前に地上に脱出しようと急発進するマグマライザー。隊長の待つ坑道入り口に辿り着いた、と同時に山は爆発。坑道からも砂煙が上がり、謎の地底都市は消え去った。はたして、ここは宇宙人の侵略基地だったのだろうか?或いは元々地球に住み着いていた地底人の都市だったのだろうか?(今回のエピソード。ウルトラセブンは巨大化もしないし、一人で事件を解決する訳でもない。警備隊員も地底都市に侵入。ユートムを倒し、爆薬を仕掛ける大役を演じていた。役割分担が上手く行き、子供が喜ぶ新メカ、マグマライザーの登場や、意表をついたウルトラアイの空中飛行もあって、一味違うウルトラセブンの魅力に溢れていた。)
更に特筆すべきは、今回の円谷監督。徹底して標準レンズにこだわり、テレビ映画では当たり前に使われていたズーム使用を最小限に留めていた。全体を通じて安定感ある印象は、この”こだわり”から生まれたのだろう!
   (映像の著作権は円谷プロに所属します。)

2011年06月22日

ダヴァオ紀行:その75 バルシンバルシン(写真をクリック拡大)

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DCLA.jpgチャイナタウンの一角に、人気のバルシンバルシンと呼ぶ商業ビルある。テッキリお店の名前かと思ったが、どうやら安い洋品、靴、雑貨を売る店が集まっている場所を指す呼び名らしい。ダヴァオも大都市だから、近年、大型のショッピングモールが乱立し始めた。こちらは店の中心がスパーマーケットで、小売店がテナントで入り、大抵の品物は揃っている。一方、バルシンの方に食料品売り場は見当たらない。どちらにしろ一階の特等席は携帯電話売り場が占めていた。
バウシン3.jpg買い物客に取って一番大きな違いは値段だ。似た様な商品を較べると、どれもショッピングモールの半値以下。売り方も、まことに乱暴。大規模なワゴンセールの様だった。客は無造作に積み上がった商品の中から気に入ったものを選ぶ。大体XXペソ均一。シャツ類なら100ペソ以下。ワンピース、200~300ペソ。この程度で買えるから庶民には人気がある。しかも全て新品。女の子なら、お一人様300ペソもあればTシャツ、ホットパンツにサンダルまで揃う(本当だよ!)。
水着.jpgブログ用の写真を撮り終え、早目にホテルに戻ってきた日。夕食まで時間が有るけど、どうする?と聞くと”買い物に行きたい”と答えた。”じゃ、行ってらっしゃい”と、500ペソ(1000円)づつ、小使いを上げた。私は暑さでぐったり。昼寝をさせて貰った。一寝入りしたところで、ドアーをノックする音。ニコニコ顔の二人がそれぞれにビニール袋を提げて帰ってきた。一人がすぐに風呂場へ行き、真っ白なワンピースに着替えて出てきた。この子達、お洒落のセンスは抜群だし自分のサイズを良く知っている。”へぇー、似合ってるね。いくらだった?”と聞くと180ペソ。これは安い!ただ裾を返して見せると裏地も付いてないし、縫いっ放し。値段を考えれば当たり前か!でも、これだけ恰好良ければ、数回、”よそ行き”になれば元はとれる。もう一人はTシャツとホットパンツに着替えて出て来た。浮かない顔でシャツをめくると、ジッパーの上にあるボタンが止まっていない。なんと!ボタンホールが空いてなかった。”カッターはないか?”と聞くから、フロントに行き、借りてあげると上手にボタンホールを作った。たいしたもんだ!
ボウシ.jpg二人のファッションショウが終ったところで、夕食に出掛けることにした。私が行きたいレストランを言うと、そこに行くなら、途中のバルシンバルシンでベッドカバーを買いたいと言う、今度行くバルシンはウカイウカイと言って中古品を売る所だとか(ややっこしいなぁ)。今度はウカイウカイかよ!と思ったが、オーストラリア、アメリカ、日本からの中古品を屋台で売っていて、ベッドカバー以外にも欲しい物があるんだとか。そうか!新品だろうと、中古品だろうと”安い店の集合体”をバルシンバルシンと呼ぶんだ!私の滞在中、彼女達にはガイド料が入るから貴重な臨時収入。こんなことがないと、欲しくても買えないのだろう。そんな訳でウカイウカイ(アユじゃないよ!)に行く前に本日分の日当、一人1000ペソを渡した。
公園横の空地に街灯が数個。薄暗い中を群集がうごめいている。簡単な台の上には靴、バッグ、ぬいぐるみ、洋服が山の様に積み上げられていた。客は山の中から欲しい物が見付かれば、店番にお金を払う。無ければ、当然の様に次の店を探す。どの商品も100ペソ程度。私のガイドはベッドカバーを売る一角で、次々にカバーを広げては品定めだ。これが全てWベッド用。薄いキルティングで出来ていて、そのまま掛布団としても使える。2ツに折ればシングル用になる。なぁ~るほど!値段は200ペソ均一。どうやら納得がいったらしく、大きなビニール袋に入れて貰いレストランに落ち着いた。見せて貰うと中古とは言え新品同様で、日本で買えば1万円はする品物だった。”アンド、これは消毒薬が残ってるから一度クリーニングしてから使わないとアレルギーが出るん”だってさ。
今日はバルシンバルシンとウカイウカイの意味を教わった一日だったが、”所得が少なければ少ないなりにやっていける”方法が、ちゃんとあるもんでんなぁ。

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プール2.jpgダヴァオは海沿いの町だが、泳げる若者は滅多に居ない!私達が援助している学生にしろ、ガイドにしろ、海のリゾートに連れて行くとなると、まず水着を買って上げる、ところから始まる(苦笑)!当然のように、泳げない。ガイドはホテルのプールで”泳ぎ方を教えろ”と矢の催促だ!。プールに入ったら、全身の力を抜き浮くことから教える。1時間もすれば”泳ぎ方は不明(笑)”だが、曲がりなりにも”浮いて、進む”ようになる。海に連れて行き、水中眼鏡とシュノーケルを借りて、水中を覗かせれば、小さな熱帯魚が泳ぐ姿に大興奮。
と、言う訳で、私がダヴァオに行く度に、ガイドは水着を持ってホテルにやって来る。海で泳ぐとなれば、遠出をしないと綺麗なところは無い。海水浴場はプライベイトビーチで入場料が要るし、食事もそこのレストランで摂る。したがって海水浴場に行けば、お一人様500ペソは掛かる。プールで泳ぎたくても知り合いが宿泊してなければ、ほぼ不可能だ。水着を持っていても、泳げるチャンスなんて滅多にない。
折角、水着を持っているんだから、私と縁のあった人達が泳ぐのは結構なことだと、ホテルのプールで”はしゃいでいるお嬢さん”を眺めるとしよう!

2011年06月16日

変わり行く東京・変わり行く西新井(写真をクリック拡大)

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ニヒルズ2.jpgここ十数年、都心部の再開発は凄まじかった。なんたって、口火を切ったなぁ汐留だったなぁ。昔ぁ新橋駅。その後、貨物専用駅になってたがトラック輸送に押されて敷地を民間に売却。港区たぁ言え、銀座から歩ける距離よ。開発ぁ急ピッチで進んだぁな。今じゃ、13棟の超高層ビルが林立。あっしの様に東京の片隅から出掛けてみりゃ、行きてぇビルに辿り着いたって、その先が容易じゃねぇ。そりゃそうだ、1棟のビルに1日、3万以上の人がやって来るってぇじゃねぇか。これじゃ”あっしも立派なおのぼりさん”よ。東京駅周辺も六本木もお台場も右に同じ(笑)ってぇこった。
ニ・スカイー1.jpgだがよ,さびれかけていた東京の片田舎だって負けちゃいねぇよ。あっしの住いから、ほど近ぇ”業平橋”にゃ世界一のスカイツリーが聳え立ったぁな。ちょいと高ぇ所から見晴らしてみねぇ。どこからだって”その雄姿”をおがめらぁな。今ぁ、まだ開業前だってぇのに見物客が観光バスを仕立ててやってくらぁ。来年5月になりゃ晴れて一般公開。第一展望台まで2000円だとよ。浅草、上野、秋葉原たぁ目と鼻先。新しい観光名所になるなぁ間違いねぇ。それに歩調を合わせるように、か、どうかは知らねぇが(笑)、再開発を軌道に乗せたのが西新井駅周辺よ。数年前迄、知られた場所っちゃ”西新井大師”と”東京マリン(今はマンションなった)”くれぇだったがよ、エキマエー1.jpg駅前にドンと構えていたN紡績が移転するや、建設ラッシュが押し寄せたぁな。まずぁ、駅に近ぇ所から高層マンションの建築が始まったいっ。募集戸数だって何百単位よ。こんな交通の便の悪りぃ西新井に住む人が居るのかよ?と思ったが、どうやら完売したらしい。アリオーソト.jpg駅からちょいと離れて、と言うよりゃマンション群の中心にオープンしたのがアリオなるショッピングモールよ。建物も中のスーパーマーケットもテナントも、今までにゃ見られなかった程、”アカ抜けて”らぁな。最上階にゃ、流行のシネマコンプレックス。土日にゃ買い物客で道路は大渋滞。小母さんたちも”映画鑑賞”にお出ましよ。なんだかこの一角だけ、都心が移転して来たような風情だった。それからっちゃ、もう再開発ラッシュぁ止まらなねぇ。西新井から梅島にかけて、東武伊勢崎線の西っかわぁ、ず-とマンションが建ち並ぶ。てぇしたもんだ!
駅.jpgパッサ・全景.jpg駅前西口、ロータリー附近も、遅ればせながら改修、開発に着手したぁ。田舎駅まるだしだった西新井駅もちったぁましになった。と言ってもこの程度だがよ(失笑)。その正面にゃ”あか抜けた”パッサージオなるビルがお目見えよ。最近は、やたら横文字の表現が多くて、あっしにゃ、これが会社名なのか総合ビルの名前なのか見当も付かねぇ。まぁ、いいってぇことよ!これで西口の再開発ぁ一段落なんだろうが、気の毒なのぁ、東口だぁな。人の流れがすっかり変わっちまったいっ!こんな洗礼を浴びながら、東京の田舎だった西新井も洗練されて行くんだろうよ!
良くも、悪くも、これが時代の流れなのかなぁ。
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安藤達己的毒舌:東北大震災から3ケ月がたったぁ。未だに行方不明者8,000人。避難所生活者100,000人。善意の義援金も被災者に渡った額はたったの15%。ガレキの処理、20%。福島原発の実態ぁメルトダウンどころか、もっとひでぇ、メルトスルー(溶けた燃料が圧縮容器を突き抜け、格納容器にまで穴を開けた)。こうなりゃ、原子炉を冷やす注入水ぁ、垂れ流しよ。この”ていたらく”でも、日本ぁ先進国かよ!
菅・早期退陣.jpgこんな最中に野党から”内閣不信任案”を突きつけられたぁ。衆院で圧倒的多数の現内閣。不信任案なんざぁ、通るわけがねぇ!ところがだ、与党内から”菅退陣せよ!”の大合唱よ。なんせ、80人以上の与党議員が賛成にまわり、”菅内閣に対する不信任案”可決かってぇ瀬戸際まで追い詰められたぁ。そこで菅さん起死回生の一手を打ったぁ。引退する筈の前総理鳩山さんと密談の末、”大震災復興に一定のメドが立ったところで若手にバトンタッチする”ってぇ演説よ。これで、目出度く”内閣不信任案”は否決!これで気を良くした総理。今の所、何を言われたって、”一定のメドが立つまで!”退陣する気配ぁねぇ。!
被災地をを見りゃ、復興の遅れぁ相も変わらずだぁな。被災者が、仕事を再開しようったって、その件についちゃ、農水省だぁ!厚労省だぁ!国土交通省だぁ!で”らち”があかねぇ。そこでだ!復興計画ぁ地方の首長さんに任せて、国ぁ金の工面だけしてみちゃどうでぇ!
だがよ、すぐにXX税の増税だの電気料の値上げだのぁ、止めてくんな。当面、国債を発行するにしたって、その償還は、政治と行政を洗い直し、不要不急のサービスはカット!この機会に地方分権を加速。国の出先機関ぁ原則廃止。国会議員、公務員の削減。ムダ使い、天下りの温床、XX法人は全面廃止。被災地復興は国民負担じゃなく、政治家天国、役人天国をぶち壊して成し遂げてくんな!お願ぇしますよ!


2011年06月10日

ウルトラセブン:第16話 闇に光る目(写真をクリック拡大)

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桜・ホーク1.jpgアンノン星調査のため発射され、通信が途絶えていた無人宇宙船、桜9号が地球に向って飛行中。フルハシ、ソガがホーク1号で追跡すると桜9号は宇宙基地に近い地獄山に着陸した。直ちにポインター号で着陸地点に出動したダン、アンヌ、アマギは宇宙船を発見。岩陰から監視していると、宇宙船は光を発しながら爆発してしまった。あっけにとられている3人に超音波が襲い、苦しみ出すアンヌとアマギ。ダンだけは超音波の影響を受けず発信源の調査に向った。ダンと目.jpg銃を構えて進むダンの後ろで岩がめくれると、現れる巨大な目ーー振り向くダン。瞼を閉じる様に目は岩で隠され、元の景色に戻っていた。
綺麗な”石”を抱えて公園にやってくるヒロシ。遊んでいた子供達は弱虫のヒロシを取り囲み、”石”を取り上げようとした時、木の幹から”あの目”がーー子供達は耳を押えて苦しみ始めた。通りかかったポインター号は異変に気付き、急停車。アンヌ、アマギは子供達を助け、ダンは超音波の発信源に向って銃を発射。だが、木の幹には光線銃の焼け跡だけが残されていた。(藤川桂介氏、これがウルトラセブンの第一作目だった。”おとぎ話”風の脚本が得意で、このエピソードは目だけしかない宇宙人に強くなりたい子供を絡ませたファンタジックな作品だったが主役を演ずる子役の出来、不出来が作品を左右するだけに監督としては頭を悩ませたに違いない。)
いじめ・ヒロシ.jpg病院から出て来たアンヌは、ヒロシが拾ってきた石を取り上げようとした時、ヒロシ以外の子供が急に頭痛に襲われたことをダンに伝えた。ポインター号は、ただ一人異常が起きなかったヒロシの家に向うが、--石を磨くヒロシの部屋に”あの目”が現れ、”その石を地獄山の煙の中に投げ入れて呉れれば、君を一番強い子にしてあげると”ヒロシに交換条件を持ち掛けていた。ダン達がヒロシの家に近付くと”あの目”がポインター号の進路を妨害。アンヌ、アマギを残してダン一人が家を訪ねた時、ヒロシは石を持って地獄山に向っていた。
や・目.jpgダン達は村人に応援を頼みヒロシを探すが、ヒロシは”あの目”に導かれて地獄山を目指していた。途中、ヒロシに出会った村人は超音波で気を失い。後を追うダンもヒロシを見付けることが出来なかった。橋の上を歩くヒロシ。さすがに怖くなったが又も”あの目”が現れ、強い子になれなくても良いのか、とそそのかした!気を取り直して橋を進む少年。やっと、ヒロシに追いついたダンが橋を渡ろうとした時、橋は崩れダンは川原で気を失ってしまった。石を抱えて山頂に向うヒロシ。気が付いたダンはアンヌとアマギに連絡。何とかヒロシが石を投げ込むのを止めようと、キリヤマ、フルハシ、ソガもホーク1号で地獄山に向った。
アンノン星人.jpgヒロシを見付けて駆け寄ろうとしたアンヌ、アマギもあの音波で気を失い、ダンは追い付いたが”強い子”になりたいヒロシは石を谷に投げ込んでしまった。落下する石は目と合体。巨大なアンノン怪獣が出現した。ヒロシを助けて逃げようとしたダンも岩に足を取られて谷底へ。怪獣を発見したホーク1号が攻撃を加えるが、厚い甲羅で守られた怪獣には致命傷にならず、目から強烈な光線を発射して反撃してきた。不時着を余儀なくされるホーク1号。なをも追って来る怪獣。キリヤマ、フルハシ、ソガが光線銃で攻撃するが怪獣は3人を追い詰めた。キリヤマが”何故、地球にやって来たのだ?”と問いかけると”地球がロケットをアンノン星に打ち上げたからだ”と答えた。(第14・15話も地球から打ち上げた観測ロケットがペダン星の攻撃を誘発した。確かに米ソ冷戦時代、領空侵犯は戦争を引き起こしかねない危険な行為だったが、16話の発端も同じとなるとーーちょっと、どうなんだろう?)
アイビーム.jpg気が付いたダンはヒロシを安全な場所に運ぶと変身。怪獣と隊員の間に割って入ると、ウルトラビームで攻撃。お互いの光線攻撃を防ぎ合うと肉弾戦になった。再び離れるとセブンはアイビームを発射。(両目からの光線攻撃だが滅多に使われなかった)ストップ光線.jpg
続いて右腕からラセン状に伸びて標的を捉えるストップ光線で攻撃。(これも目新しい武器だった)アンノン怪獣の動きを止めると、巨体を空中に持ち上げ(ウルトラサイコキネシスと名付けられた遠隔操作)、”地球は他の星を攻撃する意思など無い”とアンノン星人に話かけた。(セブンがセリフを言うのも滅多にない)”分った!”宇宙人同士、セブンの言う事なら信じようと”目”は体から放れ、宇宙に飛び去った。
ポインター号で送られてきたヒロシは”本当に強い子は皆と仲良く出来る子なんだよ”とダンに言われ、心配して集まったいた喧嘩友達の輪に入っていった。(目だけの宇宙人と”強い子になりたいヒロシ”の物語。藤川脚本らしい展開だったが、作品としては子供の気持を掘り下げる表現があれば、もっとメリハリの有る作品になったように思うがーーそれにしても発射される光線の種類が多かったこと。これを見るだけでも結構楽しめる円谷作品だった)
(映像の著作権は円谷プロに所属します。)

11古川・セブン.jpg6月8日:露ソユーズで古川飛行士が米ソのクルーと共に国際宇宙ステーションに向かった。古川氏が飛行士に選ばれて以後、スペースシャトルの事故をはさんで、13年も待たされた上に実現した宇宙飛行だった。今後宇宙ステーションには5ケ月間滞在予定。その古川氏はウルトラセブンの大ファン!まるでセブンになった様な気分だと記者団に語った。
私も昨年来”ガンを患い”、現在も薬を服用中だが、私の主治医もウルトラセブンファン!当時、この作品が子供だった人達に大きな夢を与えていたことを実感させられる。ひょんな事から、この作品に携わった私は、不思議な縁を今更ながら、感じずにはいられない!   

2011年06月04日

ダヴァオ紀行:その74 あわや!正面衝突(写真をクリック拡大)

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集まる野次馬.jpg友人パッカーが運転する”TOYOTA iNNOVA”がダヴァオ市に入るチェックポイントを過ぎ、スイスイ走り始めた。あと30分もすれば3時間のドライブも終り、ホテルでくつろげる。道路は片側2車線。時速50キロ程度で運転中。前にはオレンジ色のジープニーが走っていた。と、左前方(ここは右側通行)からシルバーの乗用車がセンターラインをオーバー、こちらに向かって突っ込んで来る。
この車が.jpg”うそっ!”後部座席中央に座っていた私は、とっさに運転席と助手席の後部を掴み身構えた。前を行くジープニーが視界から飛び去り、白い物体を目の片隅に捕らえた瞬間。車の左側面に衝撃を感じた。パッカーが右に急ハンドルを切ったのだろう!体が左に振られ、車は停車した。”ほっと”した瞬間。後部からドーンと音が聞こえ、首が後ろに反り返った。冗談じゃないよ!今度は白いワゴンが追突して来た。車は10メーター以上も前に押し出されて止まり、パッカーが前後の安全を確認して車外に出た。この間、わずかに数秒。後方には追突して来たワゴン車がみじめな姿で止まり、年老いた運転手が血の気の引いた顔で車から降りてきた。追突してきた・オンボックス.jpg私も車を降り、後方の路肩を見るとオレンジのジープニーが横倒しになり、ジープニーから投げ出された3人は野次馬の手で木陰に運ばれていた。その後ろには前面を大破した白いワゴンがあり、中を覗くと年寄りと子供がスシ詰めになっていた。明らかに定員オーバーだ。これじゃ、急ブレーキは利かない。どこに行く予定だったのかは分らないが、この車じゃエンジンが掛かるどころか、くず鉄にするしかないだろう。と言っても無謀な対向車に衝突された訳でもなく。こうなったのは、パッカーの車との車間距離を充分取ってなかった運転者の責任だし、追突された車に対する賠償問題だってある!
更に50メーター後方には、センターオーバーで追い越しをかけたシルバーの車が左前部と側面を大破して道路脇に突っ込んでいた。サイレンを鳴らしてパトカー2台と救急車1台が駆けつけ、呆然と乗用車の側に立っていた運転者をパトカーに乗せて走り去った。眼の前を通り過ぎた運転者の目は真っ赤。酔っ払い運転だったのか?事故を起こしたショックだったのか?は分らないが、どこにも馬鹿なドライバーは居るもんだ!
負傷者.jpg現場に残った3人の警官は現場検証に取り掛かった。一人は図面を書き、二人は巻尺でブレーキ跡や止まった車の距離を測っている。救急隊員はジープニーの横に座り込んだ乗客の首にポリネックをセット、担架を奥の家に運んだ。口から血を出していた乗客を運び出すのだろう。やがて救急車もサイレンをならして走り去った。私と同乗していた5人には怪我人はなく、パッカーは私のデジカメで保険屋に提出する写真を撮り始めた。どうやら車輌保険に入っているらしく、3年乗ったこの車は廃車にして新車を提供させる心算のようだった。左・側面.jpg事故発生から1時間以上。このまま現場に居る訳にもいかず、同乗していた日本人のM氏が奥さんに連絡。自家用車で迎えにきてくれる手筈を整えた。これでどうやら一段落。喉が渇いていたので、道端の小さなお店からコーラを買って来て、待つ事30分。M氏の奥さんが運転する車でホテルに向かったが、時を同じくして左前輪パンクしたままのパッカーの車がハザードランプを点滅させなら警察署に向かい。その後ろを牽引車に引かれた白いワゴンが続いた。
私も運転暦40年以上。始めて”あわや!正面衝突か”と言う、きわどい事故にダヴァオで遭遇。同乗者に怪我人はなく。運がよかったのか?悪かったのか?滅多に起こらない、いや起こってもらっちゃ困る衝突事故を経験した1日だった。

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メグ.jpgそれって本当かよ!今回も新人のガイドを紹介して貰った。色は浅黒くブラックビュウティーと言うほど黒くはないが、ダークスキンと呼ばれる色合いの肌をしていた。これまでも”飲み屋”でこの手の女の子に数回、会ったことはあるが、行動を共にしたことは無い!かなり親しさを増し、遠慮が無くなったところで、”兄弟もみんなダークスキンなの?”と聞いて見た。”うぅん、私だけだよ。”と答えた。ふぅ~ん?!すると、アンドさん、私も小さい頃、どうして自分だけダークスキンなの?おかぁさんに聞いてみたよ。おかぁさんはね。私を妊娠すると”色の黒い子が産まれたら可愛いのに”と、毎日黒い豆を食べ続けたそうな(笑)。そしてダークスキンの私が居るーー。
ニワトリの黄身じゃあるまいし、そんなわきゃねぇだろう!そこで先生をしている女の人に、笑いながら、この話をすると、”キット本当だよ!私の兄弟は皆、どちらかと言うと色白だが、母も父も普通の肌色をしている。”母は”色白の子が欲しいと!”妊娠中は常にココナッツミルクと卵を毎日、毎日たべたそうな!(笑)。だから私も肌が白い方でしょう?と言ったもんだ。”まぁ、そう言われれば、そうかもね?!”皆さんは、この話を信じますか?”有り得ないとは言えないけれど、ヤッパリ”眉つば”かなぁ~