ダヴァオ紀行:その73 成田⇔マニラ⇔ダヴァオ(写真をクリック拡大)
このページ左上:安藤達己オリジナルソングの下に何と!8曲、YOU TUBE にアップロード。エキゾチックでトロピカルな映像と音楽を楽しんで下さい。
ダヴァオに行くようになって20年。このへんで、我が家から目的地に着くまでを整理しておこう。飛行機のチケット予約も、今はすべてインターネット経由(成田⇔マニラは日本航空・フィリピンエアーライン・ノースウエストが毎日運航しているが、マニラで国内線に乗り換える人はフィリピンエアーラインを使う方が断然良い。マニラで入管手続きが終えると、同じビルの中に国内線出発ロビーがある)。出発日と帰国日を確定したところで旅行社のホームページにアクセス。空席状況と料金の合計(オイルサーチャージ・空港使用税を含む)を問い合わせる。
返事がきて、納得がいったらチケットを予約。決められた日までに料金を払い込む(出発日の1ケ月前までに払い込む場合が多い)。出発日3週間位前にチケットがEメールで送られてくる(Eチケットと呼ばれ、旅行社からファイルで送られてくる。これをプリントアウト、空港チェックインカウンターで提示すればOKだ。帰りも、これがチケットだから、失くさないように!)。10年前、旅先のダヴァオで帰国日の72時間前までに航空会社に連絡しなければならなかったが(リコンファーメイション)今は必要はない。
さて、我が家から成田空港までの時間も速くなった。今年から運行している京成スカイライナーだと日暮里から40分で第2空港ターミナルビルに到着。ただし、料金は¥2,400-。これはベラボウな値段だ。その上、去年までと違って喫煙車輌は無くなった。前スカイライナーはシティライナー(現在、運行していない。)となったが、料金は¥1,920-、喫煙車輌ナシ。したがって私は快速電車を使っている。日暮里→成田空港第2ターミナルビルまで、1時間15分。料金¥1,000-也。出発時間1時間半前までにチェックイン(成田→マニラ・マニラ→ダヴァオ共ここでチェックイン出来る)。ラッゲイジを預けて、出発ゲートへ。セキュリティーチェックは相変わらず厳しい。ここを通過してデュティフリーショップでタバコを買い、以前はスコッチウイスキーも買っていたが、飛行機を乗り継ぐ人は100cc以上の液体を機内に持ち込めない。今はダヴァオ到着後、空港にあるデュティフリーで買っている(午後7時半以降は閉店)。
私の様なヘビースモーカーは、成田で搭乗前に喫煙室でイップク。後はマニラに到着して空港ビルを出るまでタバコは吸えない。国内線の入り口で、またまたセキュリティーチェック。ここのチェックは成田より厳しい場合が多い。ベルトを外し、靴を脱ぐのは当たり前。体を触られたり、手荷物の中を調べられることもある。空港職員がチップを要求して来る事もあれば、あやしげな薬(バイアグラらしい)を要らないかと聞いてきたりもする。チップの欲しい職員は、すぐに手荷物を開けて調べ始める。私はヤバイものは何も持っていないしチップを渡す気もないから、”荷物は気が済むまで調べて”と言って、少し離れた所から眺めてる。搭乗客、特に日本人はすぐにお金(100ペソ位)を渡すらしい!だから、日本人と見ればチップを要求するのだろうが、気分が良いものではない。昨年の選挙で大統領がベグニノ・アキノに変わってから、空港職員の態度が格段に良くなった。
マニラの国内線出発ロビーに居れば、冷房は効いているし、タバコが吸いたければ”喫茶室”で冷たい物を飲みながら、ゆっくり出来る。私は一人旅だから、待ち時間は、ぼんやり旅行者を見ている。或る時、真っ白なロングドレスを着た女性群に出合った。明らかに回教徒のグループだ!フィリピンでもミンダナオ島には沢山の回教徒がいる。隣に座っていた女性にズーズーしく聞いてみると、結婚式に出席する人達だろうと言っていた。日本では見る事の無い光景だったので、ちょっとビックリ。
ある時は、同じジャンパーを着た高校生の一団がいた。お互い、飛行機の搭乗時間まで閑を持て余している者同士(苦笑)。どこに行くのか聞いてみると、なんと!インドで開かれるアジア算数オリンピックに参加するフィリピン代表団だと言う。さすがに”賢こ”そうな顔をしていた。こんな風に思いがけない光景を見たり、知らぬ者同士が話したりするのも一人旅の楽しさだ。そろそろ出発時間が近付いてきた。カウンターに出向き”時間通り”に出発できるか聞いてみると”勿論だ”と答えた。よく言うよ!つい2・3年前まで、マニラから地方に向う便が時刻通りに飛ぶなんて、まずなかった。だが、ここ2年(4回)ダヴァオ行きは、ほぼ定刻に出発する。変われば変わるもんだ!乗客にとっては誠に結構。これがずっと続いて欲しいと願うのは私だけじゃない。
こんなところが、我が家からダヴァオ到着までの”あらまし”だが、出発日は朝6時半に家を出て、ダヴァオ到着が夕方の6時頃。”なが~い、なが~い空の旅。”と言う訳だ!
それって本当かよ?!釣りの好きなお父さんは友達と夜釣りに、度々出掛けていた。まぁ、フィリピンの暑さでは漁師はともかく昼間、釣りをする物好きはいない。釣り始めて直ぐに大物が掛かった。友達も盛んに釣り上げている。と、突然のスコール。ヤシの木陰で雨宿り。雨が止んだので、二人とも岩場に戻った時、レモンの様な良い香りがしてきた。
お父さんが、目の前に浮ぶ小島を見ると、岩の上から髪の毛の長い美人が微笑み掛けてきた。物知りのお父さんは、これが人を迷わせる”人魚”だと気付き、すぐに目をそらせた。相変わらず魚が掛かるので夢中になって釣っていたが魚は充分獲れたし、そろそろ帰ろうと月明かりの中、見回してみたが友達は見当たらない。友達の名前を呼んでも返事が無い。小島に目をやると”人魚”の姿はもうなかった。きっと一足先に帰ったのだろうと、気にも留めずにいたが、お父さんはこの友人に二度と会うことはなかった。---
サンゴ礁の浜辺にジュゴンの標本があると言う。入り口で一人、10ペソ払って、見に行くと傷だらけのジュゴンが飾ってあった。ここフィリピンには、ジュゴンがやって来る豊かな海が残っている。浅瀬を泳ぐジュゴンを見たいが、そう簡単ではないらしい!それにしても迷信のような話が身近にある不思議な国、フィリピン!羨ましいような、気持悪いような。夜釣りに出掛けたら、”人魚”には気を付けなくっちゃ(笑)。