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2011年02月24日

ダヴァオ紀行:その69 網元と漁師(写真をクリック拡大)

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左上:安藤達己オリジナルソングの下に何と!8曲、YOU TUBE にアップロード。エキゾチックでトロピカルな映像と音楽を楽しんで下さい。

網元.jpg海に面したダヴァオだから、きっと漁業で生計を立てている人達がいる筈だ、と、ここ2・3年”手ずる”を探していたが、なかなか難しい!漁師町は回教徒の人が多く、知り合いが居ないと現地の人も案内してくれない。今回、意外にも日本人の網元を紹介された。それも小型船を6艘持ち、漁師に貸し出している。一番取材してみたかった近海で漁をする人達だ。私が泊まっているホテルからタクシーで10分。そこから、車が行きたくない?細い道を300メーター程海に向かって歩けば、漁師町ボリバードビーチだ。道の両側はビッシリと海産物を扱う小売店が並ぶ。魚を焼く煙りに追い立てられて海岸に着くと、網元のS氏が待っていて呉れた。だが、見渡した所、漁船らしきものも、魚、海草、漁具も見当たらず、、アウトリガー付きの遊漁船が浅瀬に浮いていた。
帰って来た漁師.jpgエンジン音が響き、舟が一艘、砂浜に乗り上げるように止まった。テッキリ遊漁船だと思っていたアウトリガー付きの華奢な舟は漁船だったのだ。度肝を抜かれたが、”魚は獲れたの?”と聞いてみた。ダヴァオ湾内で4時間、”ねばった”そうだが、小さなポリバケツに少々の獲物。これじゃ、大赤字だろう!アジを捕りに3時間も離れたポイントに行く漁船は夕方に出掛け、翌日、サシ網で漁を続けるが燃料費が高いから、最低で2,000ペソ分(アジなら20キロ以上)の漁獲がないと赤字だそうな。ここにある漁船は新品に見えても、殆ど中古で値段が100,000ペソ(200,000円)。安いのは結構だが、燃料はガソリンだ。と言うことは自動車用の中古エンジンを使っているに違いない!網元は漁師に舟を貸し、漁師は捕れた魚を売り、必要経費(ガソリン:1リター100円位:が一番高い)を引き、残りを折半にするのが”決まり”だそうな。4時間の釣果.jpg漁がなければ漁師は大赤字。昨日の舟のように”幸運に恵まれ”30キロのキハダマグロを仕留めれば、70,000ペソで売れる。日本でも初せりでマグロに3千万円の値段が付いて、ただただ、呆れるしかなかったが、ダヴァオの70,000ペソだって庶民を”うならせる”に充分な金だ!5人家族だって10、000ペソあれば、1ケ月生活出来るんですぞ!どこの国でも海の幸に頼る漁師は”運次第”と言うことなんだろうな。しかも、漁に出てみなければ結果は分らない(笑)。漁師町.jpg海沿いには、漁師の家が軒を並べ、サリサリショップも、粗末だがカラオケ屋もある。海辺に漁具が見当たらないから、漁師の家を見せて貰えれば、それらしきものがあるに違いないと、網元で漁労長のような仕事をしているベテラン漁師に案内を頼み、何軒か家を覗いてみたが、漁師らしい漁具は無い。何と!漁に使う道具は全て漁船に積んであったのだ。この浜では、漁の基本は”一本釣り”。他は”刺し網”と”定置網”で、今の時期はもっぱらアジ漁だ。その”寄せ餌”が湾内で捕れるアミ。網元の舟もアミ漁に出港するから”乗ってみないか”と誘われた。あの小さな船で海に出るのは、あまり気が進まない(笑)。今日は、私が写真を撮りにきたから特別で、漁労長も網元もアミ漁に同乗すると言われれば、もう乗るしかないか!そろそろ陽が海の向こうに隠れ様とする時刻。不安定な舟に乗り込んだ。いつもなら一人か二人で操船する漁だが、今日は網元以下5人も乗っている。
小型漁船.jpgなるほど!湾内だから海は静かなもんだ。漁場は河口に近く、アミを目指して5・6艘の舟が集まっていた。舟同士、無線で連絡を取り合っているが、どの舟もエンジンを止めて潮間を漂っているだけ。どうやら、潮が変わるのを待っている様子だ。突然、一斉に舳先で作業が始まった。先端に、足を広げたように棒を固定。間には細かい目の網が張られている。この網を水面から50センチ位下に固定して、舟が走り始める。まぁ、”四つ手”を先端に付けて、海面近くに浮いてきたアミを掬い上げている、と思って貰えれば良い。アミは船腹にある網の終点に集まって来る。10分、15分、舵を取りながら船腹の網を持ち上げてみるが、空っぽだ。無線の声が飛び交う。それから5分も経たないのに漁師が網を持ち上げ、私に笑い掛けてきた。アミが入り始めたのだ!栄養豊富な河口の底に沈んでいたアミが一斉に海面に浮いてきたのだろう。それからは見る見る網が膨らんでいく。
アミ・3キロ.jpg漁労長がアミで脹らんだ網を持ち上げ、”3キロあるな”。これだけあれば”アジ漁”の寄せ餌に充分と舳先に突き出した棒と網を手際よく片付け浜辺に向かった。ビニール袋に詰められた透明なアミを写真に撮ろうと、船上で何度シャッターを押しても、相手は5ミリ足らずの大きさで、透明ときてるから上手く撮れない!網元の家で挑戦することにしてカメラをしまった。網元の家に着くや、アミをあちらこちらに置いて、光線具合を見ては、シャッターを押す。どうやら納得出来る写真があったから、まぁ、これで”よし!”。アミに交じって3センチ位のイカが5匹。”あぁ、そうか!網の中で青白く光っていたのはこれか、テッキリ夜光虫かと思ったが、アミを食べに来たイカの目だったのだ”。
このアミを積み込んでアジ漁の舟が、もうすぐ出港して行く。私の目的は達成出来たし、漁船にまで乗せて貰った。後は海の神様にアジの豊漁をお願いして、網元のSさんに”いとま”を告げた。

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ryouトライシカッド.jpg所変われば、何とやら:日本人同士、網元のSさんとダヴァオの生活や食べ物の”よもやま話”をしている間にも、漁船が帰ってくるが、大漁舟はない!ここの海は魚が少ないのだろうか?”いや、いやアンドウさん、この土地では、沢山魚が獲れた舟が帰ってくれば、たちまち人が集まり、魚の無心が始まる。おすそ分けをしないと、あいつはケチだ!”と、すぐ評判になる。
だから、魚が獲れた舟は直接”魚市場”の沖で夜を過ごし、市場で現金に換えてから、ここに戻って来るのだそうな。そう言うことなら、夕方戻ってくる舟は”漁獲が少ない”に決まってる?!”所かわれば”と言うことなのだろうがーーこの漁師町にもシッカリした奥さんがいて、倹約をしながらお金を貯めていた。或る日、お姉さんが現れ、”金を貸して欲しい”と言う。仕方なく貸したが、そのまま”ナシのつぶて”。翌年、またまたお姉さんが現れ、金の無心だ!奥さんも今度はキッパリ断った。と、まぁ、当たり前の話だがーーーその後、このお姉さん、”妹は金が有るくせに、姉の私に金を貸さない。あいつはケチだ。あいつはケチ”だと、わめきながら、歩き回った。
それから、”シッカリ者の奥さん”はケチンボウと言われることになった。気の毒だが、貧乏人の方が圧倒的に多い土地柄なら、こんな理不尽なことも起こるんですなぁ。

2011年02月18日

梅:横浜三渓園(写真をクリック拡大)

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白・赤アズマ.jpg梅一輪、一厘ほどの暖かさ:なぁ~んて上手いことを言ったもんだ!今年ぁ、正月から寒い日が続いちゃいたが、節分、立春を迎えりゃグ~ンと気温も上がってきたぁな。これで冬の終りってぇわけにゃいかねぇが、春らしい”便り”も届き始めた。まずぁ、伊豆半島の河津桜に菜の花よ。お次は小田原あたりの梅の花ってか。と、ここで思い出したいっ。白梅・アップ.jpg50年も昔になるか?テレビ映画の初期に、マリンタワーと中華街の間にあった自動車修理工場内に小さなセットを建て、八ヶ月もテレビドラマを撮っていた。あっしゃ、助監督の駆け出しで、もっぱら雑用係りだったがよ。それこそ、山下公園、元町、外人墓地、伊勢佐木町と、近場ぁ軒並みロケして歩いた。三渓園もその一つよ。ってぇ訳で、”梅便り”が聞こえて来たところで”里心”みてぇなものがついて、”よしっ”っとばかり、桜木町に降り立った。と、まぁ、そう思ってくんねぇ。駅前ぁ立派になったもんよ。動く歩道に、ランドマークタワー、広々としたロータリーにゃズラリ、バス停。どこから乗りゃ、三渓園に辿り着くのか、皆目分らねぇ、運転手に聞いてみたいっ。
三・入り口.jpgバスが走り出しゃ、中華街・山下公園・元町と見覚えのある景色を眺めながら本牧へ。30分も経ったか?教えられた通り”桜道”で降りたぁな。なるほど!今ぁ、枯れ木の様に見えてるが、一方通行の道は桜並木になってらいっ。ちょいと坂を登ると右手が三渓園。老人様、300円也のキップを買って中へ。どこの日本庭園もそうだが広い池と松のお出迎えよ。季節柄、池にゃカモの大群がエサに向かって押し寄せてたぁ。気の毒なのぁコイよなぁ。エサの下を泳いじゃ、いるが素早いカモがいたんじゃエサにゃ、ありつけねぇ。小さな橋を渡って、反対側へ出りゃ紅梅、白梅が咲き、根元はスイセンが満開だった。その香りに春を感じながら、ソゾロ歩きよ。池を一周したところで、中国梅林の案内板を見付けたぁな。中国・上海梅.jpg小道を人気のない方へ歩くと、梅は7分咲き、”上海市より寄贈”の札がついてたいっ。中華街に近い場所柄、上海と友好関係にあるんだろうよ。とは言っても、日本の梅と、どう違うのか?あっしにゃ、さっぱりだったなぁ(失笑)。そこから、古そうな小門を潜り、坂道を登り始めると、和服姿の”元お嬢さん方”がやたら目に付く。木陰に佇む小さなあずま屋が”蓮華院”、三渓園の当主だった原三渓が大正時代に建てた茶室とある。入り口にゃ和服姿のご一行様。茶会の順番待ちだった。月華殿.jpg更に左手の日本建築を眺めながら石段を上がりゃ、またまた、和服姿の人達よ。近付いてみるってぇと、茶会だか句会が開かれている様子。残念ながら中は見られねぇ。ここが”月華殿”だと。これも徳川時代に大名の控え部屋として使われていた建物を移築したとあらぁ。形の良い紅梅白梅が縁側を縁取り、着物が似合う、風情のある”佇まい”だった。
三・全景.jpg臨春閣・橋.jpgはるばる梅を愛でに来た筈がよ、何のこたぁねぇ、日本の古建築を見ちゃ、時が経つのを忘れてたぁな。あっしゃ、”へそ曲がり”だからよ、ひっそりと目立たねぇ建物が気に入ったが、三渓園の売り物っちゃ、正面入り口を入りゃ、池の向こうに聳える旧燈明寺三重塔と臨春閣だろうよ。今ぁ、冬景色だが、本格的な春を迎えりゃ桜が咲き乱れ、枯れ木に青葉が芽を吹くんだろうよ。それにしても生糸貿易で巨万の富を築いた”原三渓”ってぇ人の趣味ぁ、てぇしたもんだ。これだけの古建築物を移築して、変化に富んだ地形に配置。見る人を飽きさせねぇんだからよ。一体、どれ程の富豪で、この庭園にいくら使ったんだろう?と、妙なことに感動して、気が付きゃ2時を回ってらぁな。ついでだから中華街の”春節”も見たかったが、これからじゃちょいと無理か?今日んところぁバス停”桜道”で、1時間に2本しかねぇ桜木町行きのバスを待つとするかーー

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安藤達己的毒舌:やっと党首討論なるものが開かれたが、その中身の薄いこと、予想通りたぁ言え、もう政党に期待したって日本は変わらねぇよ。中央で政局がらみの予算委員会をやってる最中に愛知県知事選と名古屋市長選が行われたいっ。河村名古屋.jpg結果ぁ、ご存知の通り、自民と民主がそれぞれに応援した候補はボロ負け。市民税10%減税。市会議員の報酬半額化を掲げてトリプル選挙を仕掛けた河村・大村コンビの圧勝となった。この選挙、元ぁといやぁ河村市長が公約したマニフェストを実行しようとしたが議会が猛反発。そこで市長みずからリコール運動を仕掛け、出直し選挙となったわけよ。大村知事も河村市長の持論だった県と市で無駄が出やすい行政を一本化する案に賛成。今回の勝利を勝ち取った。
要は、この不況の中、行政も政治も無駄を削り、自らの報酬を削り。収入が減りゃ、支出を減らそうってぇ、当たり前のことをやろうとして選挙民の支持を得た、てぇこった。
拝啓!総理大臣様。あんたぁマニフェストで公約した政策を増税無しで遣り遂げる具体案をお持ちだったのですか?行政の無駄を省くだの、予算から無駄を10%省きゃ20兆の財源が出るなんぞと”のたまわった”が60年以上に亘って続いた行政組織を変えずに、無駄なんざぁ省ける訳がねぇ。折角、地方分権の強化を謳ってんだ。日本をいくつかの行政体に分割。収入(税)も支出(行政)も権限を地方に譲り、国がどうしても、やんなきゃいけねぇ仕事を厳選。それに掛かる費用を地方に分担して頂く形に変えりゃ、国の仕事ぁ半分以下。国と地方でダブッてる非効率な行政も無くなるじゃねぇかい。
国の出先機関のことを言ってんだよ!そうなりゃ、国会議員の数も報酬も減らせるだろうが?日本のあるべき姿を示して、そこに向かって国を動かす。これをリーダーシップと言うんだよ!無駄だらけの組織はそのままに、増税論議たぁ、聞いてあきれらぁ!と、思っていたら民主党は辞めねぇが会派を離脱するってぇ輩が16人。これじゃ、今年度の予算案も”まま”ならねぇ!ここまで書いたところで血圧が上がってきたいっ。もう、止めた。成るようになりあがれ!

2011年02月11日

ウルトラセブン:第9話 アンドロイド0指令(写真をクリック拡大)

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アンド登場.jpgポインター号でパトロール中のフルハシ・ソガの前に現れた金髪美女。実はアンドロイドなのだが、美女はダンと間違いフルハシに話し掛け、握手を求めてきた。喜んだフルハシはダンの振りをして握手をした途端、電撃が走り、手に大怪我をしてしまった。ア・握手.jpg暗闇に消えて行く美女。(小林夕岐子演じる美女アンドロイド。無機質で人形のように美しい顔立ちは、今でもセブンファンに絶大な人気がある)フルハシが夢中で掴み取ったブローチには不思議なワッペンと文字が刻まれていた。アマギ隊員がこの文字を解読すると”アンドロイド0指令”とある。一体、何のことだ!謎を解くために美女を探して出動したソガとダンは団地でオモチャを売るジィーさんを見付け、子供が買ったオモチャを見せて貰うと、どのオモチャにも”あのワッペン”が付いていた。Iダン・オモチャ銃.jpg二人の存在に気付き、商売を切り上げて帰途に着くジィーさん。ポインター号で後を追うダンとソガ。(このシーン、当時、雨後の竹の子の様に誕生したマンモス団地で撮影された。広場には大勢の子供が遊び、休みともなれば若い夫婦は車で出掛け、どの団地も華やかな活気に溢れていた。こんな世相をさりげなく取り入れている。これが最初のセブン脚本となった上原正三氏。新人ながら、やがて円谷プロのメインライターに育って行った素質が光る。)ジィーさんは線路脇の廃屋を棲家にしていた。オモチャ・廃墟.jpgそこから飛び出して来た子供達が持つオモチャの銃にもあのワッペンがーーーダン・ソガの動きを廃屋から見ていたオモチャジィーさん(チブル星人)は、”アンドロイド0指令”の意味をウルトラ警備隊に気付かれたのではないかと”0指令”の決行を決めた。ウルトラ警備隊はワッペンの金属が地球の物質ではなく、特殊な電波だけを受信する装置であることを突き止め、隊長はオモチャジィーさんの更なる調査のため、ダンとソガを向かわせた。マネキン.jpg廃屋の中では、ジィーさんがマネキンをアンドロイドに変え、ダンをM地点に誘い出す命令を下した。(マネキンからの変身は複雑な光学処理ではなく、ダブらせとフェイドイン、アウトの組み合わせだったが、マネキン人形が上手く出来ていたので、自然な形に仕上がっていた。)夜のビル街をパトロールするポインター号。行く手に金髪の美女が立ちはだかった。急停車するポインター。女はビル街を疾風のように走る。追うダンとソガ。女はビルの中へ消え、二人も後を追った。デパ・婦人服.jpg二人が暗いビルに入ると、闇の中から”午前零時の時報と共にアンドロイド0指令が発令されます”のアナウンス。突然、エスカレーターが動き始め、二人はエスカレーターで階上に向かった。(ビルの中は銀座松屋がロケ地だったが、灯りを消したデパートは、それだけで充分”恐さ”があるのに、闇の中にスピーカーの声が響き、美女の出現。巧みな仕掛けだった。)ハイヒールの足音を追ってオモチャ売り場に来ると再びアナウンスが流れ、立ち止まった二人の前にオモチャジィーさんとアンドロイドが現れた。ア・子供行進.jpgこのジィーさんが信号を送るとワッペンが電波を受信、オモチャの兵器は本物に変わり、子供たちは催眠術をかけられた様に、思いのままに操れると言うのだ。(ジィーさんの横顔に子供達が武器を持って行進するカット。これも普通の”ダブらし”だったが上手く使われていた。第二次大戦では沖縄で多くの子供達が犠牲になった。このエピソ-ドでは、操られてるとは言え、子供達が戦争を仕掛ける話になっていた。当時、沖縄は米軍統治下。沖縄出身の上原氏だからこそ思い付いた設定だったのではないだろうか?)
ア・戦車.jpgア・飛行機.jpgジィーさんの信じられない様な話が終ると、オモチャの戦車が、飛行機がダン・ソガに実弾攻撃を仕掛けて来た。物陰に隠れて弾丸を避ける二人。ソガの足に飛行機からの攻撃がーーなをも執拗に攻撃を仕掛ける戦車隊と飛行部隊、更にロボット大隊も加わった。負傷したソガを助けて避難するダン。そこにアンドロイドが現れ、光線攻撃が始まった。やっと逃げ出した二人は本部に連絡。時刻は午前零時に近付く。ドアーを破って、再び現れるジィーさんと美女。ダンはソガに当て身の一撃。オモチャじぃさん・チブル.jpgセブンに変身すると二人は屋上に向かって逃げ出した。屋上で二人を追い詰めるセブン。逃げ場を失ったアンドロイドにウルトラビームを浴びせ、マネキンになって砕けてゆくや、ジィーさんと対決。ア・ダンに戻る.jpgジィーさんがチブル星人の本性を現すと、これもウルトラビームで爆破。同時にオモチャの攻撃も終わり、アンドロイド0指令も実現せず、チブル星人の作戦は失敗に終った。
今回のエピソードは複雑な光学処理もセブンの巨大化もなく、当然ミニチュアーセットの必要もない。それでも、話の筋立てが上手く、ゲスト俳優も”はまって”面白い作品に仕上がっていた。ラストシーンではセブンからダンへの変身をアニメ合成で見せるサービスカット?もあり、円谷育ちの満田監督らしい演出でしめくくった。
  (映像の著作権は円谷プロに所属します。)

2011年02月05日

ダヴァオ紀行:その68 小農家(写真をクリック拡大)

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前は小川.jpgパナボ・バスターミナルから20分も走っただろうか、ヤシと雑木が茂る、未舗装の小道で車を止めた。パナボでは果物のプランテーションが主要産業になっているが、ここカルメンでは自営の小農家が多い。道路わきには、昔の田舎を思わせる小川が流れ、アヒルが餌を”ついばんだり”している。なんとも、長閑な景色だ。家は粗末だが、どこの家にも、物置らしき小屋やニワトリの囲い。家によってはブタ小屋もある。小花・一杯.jpg今回、立ち寄った農家は住まいの前に30坪ほどの庭があり、鉢植えの花で溢れ返っていた。あまりの多さに花を売っているのかと思えば、奥さんの趣味だと言う。東京に住む私から見れば、こんなに広い土地で花を育てる。贅沢すぎるほど贅沢な道楽だ。小雨模様の天気だったから軒下は洗濯物で一杯。すぐ前にブリキで囲われた場所があったので覗き込むと1メーター位下に水が溜まっていた。プラスチックの箱に紐を結んだ、だけの簡単な道具で水を掬いあげる。原始的な井戸と言うわけだ。あまり澄んだ水ではないが生活用水に使っている。このあたり、水質が悪く、飲み慣れない人はすぐ下痢を起こすとかーー案内してくれたOさんが町でボトルウオーターを買っていたのに納得。コブタ.jpg近所にブタを飼っている農家があったので、見に行った。母家の裏に小さな小屋があり、親ぶたのオリの隣に仔豚が8匹。生後1ケ月位だろう。あと1月も経てば30キロ。レチョン(ブタの丸焼き、フィリピン人が大好きなご馳走)用の商品になる。農家にとっては貴重な換金動物だ。karuニワトリ.jpgブタ小屋付近は、この家の裏庭なのか、他人の土地なのか分からないが、放し飼いの地鶏が地面をつついていた。その動きの早いこと、とてもニワトリとは思えない。ここに映っているトリはオンドリと若ドリだが、メンドリは大抵、ヒナを5・6羽連れて歩き回っている。これだけ自由に動いていれば、肉は歯応えがあって美味しい筈だ。田舎で過ごしていた、懐かしい子供時代を思い出したところで、時刻は昼過ぎ、一寸、ずうずうしいが、案内のOさんに”農家の人が普通に食べている家庭料理を食べてみたい”と頼んで貰うと、奥さんが快く引き受けてくれた。自家用・ニギ.jpgまずは食材の調達から始まる、と言ってもそんなに大袈裟なものじゃない。庭にある花の鉢植えと小川の間に、せいぜい15坪程の菜園があり、ここで育てているネギを数本収穫。隣の木、ノモンガイから小枝をもぎ取る。この葉っぱがビタミン豊富で健康食だとか、--台所に入った奥さん、ヤシの殻に火を付けフライパンを乗せた。床は土間だし、ガスもないから、日本で言うならカマドなのだろうが、ガスレンジのように見える。昼食2.jpg私が普段食べている昼食を作って欲しいと、頼んでいたので、オカズはブタ肉とネギの炒め物、それに木の葉が入ったスープだけ、ご飯は日本産のコメのように丸ぽちゃ(ジャポニカ米)で細長いインデカ米じゃなかった。コシヒカリと、まではいかないが、粘り気があって美味しい。だが、オカズは一汁一菜。炒め物を皿に取り、ゴハンと一緒に、口に運ぶと、わぁ、これはおいしい!この奥さん、本当に料理上手だ!スープも味が良い。ただし、木の葉はやっぱり木の葉(笑)、ごわごわした、舌触りで普通の野菜とは違う。それでも味付けが上手いからスープは充分楽しめた。ダヴァオに居るあいだ、全て外食だから、ここの家庭料理が殊更に美味しく、特別な御馳走に感じられた。料理してくれた奥さん!”本当にご馳走様でした。”

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ここまで来たか禁煙地獄:ついに西新井駅周辺も禁煙となった。ロータリの片隅に喫煙コーナーがり、そこ以外でタバコを吸っていると罰金¥1000なり。タバコは40%近く値上がり。もう、喫煙者は踏んだり蹴ったりだよ!10メンセン禁煙.jpgここダヴァオはもっと凄い。ダーテー・ハリーこと、ドトルテ市長が7・8年も前から禁煙都市を宣言!公共の場(道路・公園等)からタバコを締め出した。だから、レストランでもバーでもタバコが吸いたくなったら外に出て灰皿のある所でしか吸えない。これで、充分なのに、ついにホテルの部屋も禁煙となった(冗談じゃないよ!)。御覧のような札が、部屋の中に3個も置いてある。こっちは常宿にしているホテルだから、禁煙の札を冷蔵庫の上にまとめて裏返しに置き、灰皿が駄目なら小皿を拝借して灰皿替わりにしている。今のところハウスキーピングが掃除に来ても文句を言われたことはない。でも、これが何時まで続くのやら?タバコの半分は税金だろう?もう少し喫煙者に優しい社会にならないかなぁ。--