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2010年10月30日

ダヴァオ紀行:その64 ”RYUMA Coffee Shop”&”KAKUDAI”(写真をクリック拡大)

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リュ・入口.jpg日本じゃ、昔からの喫茶店が姿を消し始めた。今、駅周辺の一等地で目に付くのは”セルフサービス”で低価格のコーヒーショップだ、と言うよりスターバックにドトールと言った方が分かりやすい。ファミリーレストランではドリンクバーなるものがメニューにあり、200円以下で数種類のドリンクが飲み放題となっている。ここダヴァオで、コーヒーを飲む時はいつもホテルだったが”良い喫茶店が出来た。”と聞いたので、”すわっ、一大事!”と早速、出掛けてみた。相も変らず野次馬だなぁ(笑)。
カク・ジャグチ.jpg店の名前がリュウマ(RYUMA)今日本で人気の高い坂本”リョウマ”の間違いかと思ったら、このコーヒーショップ、日本人が経営する高級蛇口メーカーで”KAKUDAI”の商品を製造している会社が趣味で開店したとの事だ。店の名は製造会社、社長の息子から取ったそうな!場所はダウンタウンの中心地、グランドリーガルホテルに近く、2階建てのビルにRYUMA Coffee Shop とKAKUDAIが隣り合っている。喫茶店に入ると制服の店員が客を”うやうやしく”迎えてくれた。1階はカウンターとテーブルが数脚、取り立てて、”どう”と言うことはないが左手の階段には厚い、赤いじゅうたんが敷かれ、天井からは立派なシャンデリア。2階に上げればフカフカの”じゅうたん”にゆったりしたテーブルと椅子。天井には落ち着いたシャンデリア。カーテンはくすんだ赤。大型のテレビとスピーカーも目を引き、棚には高そうな陶器が程よく配置されていた。オシボリ.jpgアラブの王様気分でソファーに腰掛けると、ウエイトレスが現われ”じゅうたん”に膝まづき、一人一人にオシボリを渡してくれた。すっかり良い気分になって、レギュラーコーヒー(100ペソ)3人前とミックスサンド(150ペソ)を2人前注文。暫くすると、今度は3人のウエイトレスが入れたてのコーヒーとカップ。サンドイッチを、お盆に載せて階段を上がって来た。このサービス.jpgその振る舞いの優雅なこと。日本では絶対に味あえないサービスで気分は最高。早速、コーヒーを口に運ぶと”香りも味も”申し分なし。聞いてみればUCCコーヒーを日本から取り寄せているのだと言う。なぁ~るほど!日本人の口に合う筈だ。サンドイッチに使われているパンも柔らかく、風味がある!ダヴァオにはキメの細かいパンは無い、と思っていたが”ある所にはあるもんだ!”と感心。もう日本には無くなってしまった丁寧過ぎるほど丁寧な接客といい。コーヒーの味といい。店内の雰囲気といい。ゆったりと語り合うには恰好の場所だった。カクオフィス.jpgとは言うものの、庶民がイータリィで摂る昼食が40ペソ程度だとすれば、コーヒーの100ペソは誰でも払える値段ではない!それでも、敢えて”高級コーヒ-ショップ”を開店したのは「KAKUDAI」が販売している商品と関係があるのだろう。販売している蛇口は高級感に溢れ、ダヴァオで売れるのだろうかと心配するほど値段も高い。しかし、アジアの中で経済成長率が高いとは言えないが、10年以上に亘り5%以上の成長を続けているフィリピンだ。当然の様に富裕層も生まれて、”KAKUDAI”の商品を欲しがる人も居るのだろう。こうした顧客に合せた喫茶店が”RYUMA”だと考えれば、経営者の戦略も見えてくる。そんな理屈は兎も角、この店のお陰で昼食を摂りながら、ゆっくり出来る喫茶店を見付けたのは大収穫だった。情報を呉れたMさん、有難う!ダヴァオで会ったら、是非、”RYUMA”に行って”お茶”しましょう。
"RYUMA Coffee Shop" (グランドリーガルホテル近く) Tel:082-234-0775
or 082-234-8654

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ダヴァオ電力事情:オープンテラス.jpg日本の夏も記録的な暑さで、夜もクーラーなしでは眠れなかった。この異常気象、日本だけではなかったらしい。例によってエルニーニョだかラニーニャだか知らないけれど海水温の変化で、ここミンダナオ島でも雨が少なく、水力発電の比率が高いから、毎日の様に停電が起こっていた。一度、停電になると、何時電気が来るか分からない(本当だよ)!
大好きなカラオケクラブに行った時も停電に見舞われた。店の方は心得たもので、さっさとローソクに灯をともしてテーブルに持って来てくれるが、機械の方は動かない(当たり前か?)。仕方がないからビールを飲みながらオネェーチャンと話し込む。この時は20分程で回復した。ホテルに居る時も電気が消えた。さすがに自家発電に切り替わったがクーラーとエレベーターは動かない。冷えていた部屋も、すぐに温度が上がり始め、我慢出来ないから階段を降り、外の木陰でイップク。この時は2時間位、停電していた。
RYUMA Coffee Shop に行った時も停電だった。2階に上がれば、じっとしていても汗が噴き出す。ゆったりソファーに落ち着いていられる情況ではなかったが、ウエイトレスさんに無理を言って、いつも通りのサービスをして貰ってから店の外へ。店の前はオープンカフェの様になっていた。夕方ならとも角、昼過ぎの暑さは、ゆうに30度を越えている。それでも店内よりは涼しい(?)。ここでコーヒーとサンドイッチを食べ終わった時、”電気が来ました、20分もすれば涼しくなります。”とマネイジャーが伝えにきた。お・わ・り!

2010年10月24日

赤坂サカス・朝市(写真をクリック拡大)

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赤坂エクセル東急(外堀).jpg朝市なぁ~んて言うなぁ、郊外か、田舎でやるもんだとばかり思ってた。ところが、これが大間違ぇ!最近は東京のド真ん中で流行り始めたってぇから、不思議なもんよ。本来、超高級スーパーで買い物をしてる筈の六本木住民が農家、漁港から直送の生鮮食品に群がり、大賑わいなんだと。成る程よなぁ。今年の夏は、異常気象とやらで、野菜が不作だったし、秋になってもサンマが獲れねぇ。それなのに規格に合わねぇ野菜は新鮮で味が良くたって廃棄処分よ。割安な輸入食品は溢れかえってるが安全かどうか分からねぇ。そういうこって、顔の見える生産者が直接消費者に売るってんで、買う方は安心だし、値段だって中間業者が入らねぇ分、安くならぁ。
都心で朝市が人気を集めるなぁ、こう言うことなんだろうよ。この流れに乗り遅れちゃなんねぇと”赤坂サカス”でも朝市を開くことにあいなった。流石にテレビ局のやるこたぁ抜け目がねぇ、宣伝の方も上手いもんよ。さりげなくニュースに取り入れたりしてらぁな。
一ツ木・Bizタワー.jpgあっしもニュースの尻馬に乗って赤坂見附まで、やって来た。地下鉄を降りて地上に出りゃ、目の前にゃ懐かしい赤坂東急ホテル。青山通りの向こうに見えんのが”グランドプリンスホテル”と”ホテルニュー大谷”よ。両方とも建て替えと増築で立派になってらぁな。そりゃそうだ!TBSにお世話になって出入りしてたなぁ、もう40年前にならぁ。
昔、通い慣れた”外堀通り”から”一ツ木通り”に入って、赤坂サカス(TBS)に向う。もう時間が経ち過ぎて、見慣れた店も姿を消したか、あっしの方が忘れたのかで、一軒も見当らねぇ(失笑)。右手、はるか前方にゃ、新しい高層ビルが聳えてらぁ。一寸待ってくんねぇ!あそこぁ、確か”ラジオ東京”で裏がTBSテレビだった筈だがな。丁度、ガードマンが居たから聞いてみたが、”昔のこたぁ、知らねぇ。”んだとよーー今は、Biz タワーとか言うオフィスビルでTBSが管理してるんだってさ。
TBS.jpgこのビルの手前を右に曲がるってぇと、ゆるやかな登り坂になる。歩道にゃ桜が植わって、ヨ-ロッパ風の遊歩道になってらぁ。左手に立派なレストランを見ながら、朝の散歩気分で少し歩くってぇと表示板がある、そこを左に曲がる。あった!あった!入り口に”赤坂サカス”の文字があり、奥にあるのがTBSビルよ。昔のように、ごちゃごちゃと増築した痕跡はもう見当たらねぇ。すっきりした広場にゃステージがあり、子供連れが記念撮影なんぞしてた。TBSビルに入ってみたかったが、昔の知り合いも、もう居ねぇだろうと、諦めたい。前っかしぁ、木陰にベンチ。”赤坂通り”につながる小路は洒落たお店が軒を連ねてらいっ。今日は日曜だから、ほとんどのお店は開店前。人通りもまばらだった。
朝市・全景.jpgあ・野菜.jpgおっと、目的は”朝市”だった!サカス広場にゃ、屋台代わりの軽トラックが並び、ビニールの屋根を張り出したり、鉄板を取り出したりと準備に忙しい。テレビの広告じゃ、開始が午前10時となってたが、生鮮食品の業者は意外な程、少ねぇ。生産者が持ち込んだ野菜と生花。米も売ってたが、魚と肉を商う車もテントも見付からねぇ。客はといやぁ、ほんの少しばかりが覗き見してるだけで、あっしが期待した”朝市の活気”はさっぱりだぁな。六本木あたりと比べると住人が少ねぇのかなぁ。ステージでのエベントもないらしく、若者も見当らねぇ。
ベンチで一休みしてから、”赤坂通り”を下ってみた。突き当たりは日枝神社。こいつぁ、変わってねぇ。当たり前か!ただ右手の空き地で工事が進行中でクレーンが2台、置きっぱなしだから景色は良くねぇ。プルデンシャル.jpg左に曲がって”赤坂見附”に向うと超高層ビルが目にへぇった。その存在感は際立ってらぁ。こうなりゃ、立派なランドマークよなぁ。このビルにゃ”Prudential”と書かれてた。アメリカの保険会社だぁな。その下にゃ、ビルとも呼べねぇ小さな小さな建物があり、ここが”Citi Bank”。あ~ぁ、あのリーマンショック以前は、飛ぶ鳥を落とす勢いだった世界一の銀行が、今は”哀れせぇ感じる”けなげさだった。--

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安藤達己的毒舌:菅内閣になってから始めての予算委員会が始まったいっ。案の定、野党の追及は”政治と金”それに尖閣列島を巡る日中関係だった。尖閣問題.jpg問題の中国漁船の船長を起訴もせずに釈放したなぁ”高度な政治的判断”だったかも知れねぇが、中国じゃ反日感情に火を付ける結果になったぁな。ここ2・3日の報道を見てりゃ、ウッカリ中国観光ってぇわけにゃ行かねぇ。菅政権はこの問題にどう決着をつけるんでぇ?
円高問題も落ち着きそうにねぇ。ここのところ81円台で推移してらぁな。アメリカもユーロも通貨が安くなりゃ、輸出に有利だと”円高容認”の方向よ。”てめぇの国が良けりゃ、それで良いのかよ!”。”先進国にゃ、世界経済を安定的に発展させる責任があるだろうが!”と、言ったって、日本にゃ先進諸国を説得出来る政治力なんぞ、ねぇか-ーーあ~ぁ
ノーベル化学.jpg小澤議員の弁護団が”検察審査会の決定・無効”の訴訟を起したぁな、これが無常にも?門前払いを喰らったぁ。民主党代表選の時、”小澤さん!あんたぁ何て言ったっけ”。審査会だって”あんたぁ有罪だ”って決めた訳じゃねぇやね。法廷で堂々と決着を付けりゃ良いじゃねぇか!もう、みっともねぇから、悪あがきゃ止めてちょうだい。ってぇ風に、政治の方はパットしねぇが、ノーベル化学賞の受賞は明るいニュースだった。”最先端技術を誇る日本人化学者”ここにありってか!

2010年10月16日

ウルトラセブン:第3話 湖のひみつ(写真をクリック拡大)

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エレ・ダン合成.jpg今回の見せ場?は最も人気が高いエレキングの登場だ!謎の落下物を調べに出動するダンとフルハシ、今回はウルトラホーク3号のバンクシーンを紹介していた。1号が山の斜面をスライドさせた所から発進して行くが、3号は滝を割って飛び出して来る。始まったばかりのウルトラセブン。ホーク1・2・3号出動のバンクシーンにも変化を持たせ、視聴者が分かり易いように順序良くメカを紹介していく。それもその筈、出だしの脚本は全て脂の乗り切った金城哲夫が担当していた。
ホーク3号発進.jpgダン・フルハシが現場近くに到着。調査を始めると、釣れた魚(セリフの内容から判断すると、この魚が巨大化してエレキングになるらしいが、これは分かりずらかった。)を逃がしてやる不思議な少女に遭遇。二人は釣り人に教わった付近で落下物体を発見。少女、実はピット星人の仕掛けた罠とも知らず円盤の中に入ると、そこには少女がダン・フルハシを待ち構えていた。突然、天井から噴き出す催眠ガス。気を失う三人。もう一人のピット星人が姿を現すと、ダンから”ウルトラアイ”を奪って姿を消した。正気に返り、ウルトラアイが盗まれたことに気が付くダン。フルハシは気を失っている少女をピット星人とも知らず、治療のため基地に運んだ。ウルトラアイを取り戻す為、宇宙船を見張るダン。ミクラス・エレ.jpgついに宇宙船内の少女が操るエレキングが湖底から姿を現わした。連絡を受けたウルトラ警備隊は少女の介護をアンヌに託して、全員、ホーク1号に乗り込み、湖に向けて発進。ウルトラセブンに変身出来ないダンはカプセル怪獣ミクラスを取り出しエレキングの破壊を止めようとするが、シッポをミクラスに巻き付け、強力な電気で感電させようとするエレキング。ミクラスが窮地に追い込まれるとダンはやむなくカプセル怪獣を回収した。
少女・アンヌアクション.jpg丁度、その頃、基地内で治療を受けていた少女が、アンヌに襲い掛かった。(アクションと呼べるほどではなかったが、アンヌ隊員が素手で戦う、珍しい場面になった。)少女は作戦室の機器を破壊。ペンダントから発する強力な電気で隊員を倒しホーク2号を奪って飛び立った。(ピット星人の少女が突然、円盤に戻って来ても違和感は無いと思うが、金城脚本の”狙い”は、このエピソードでウルトラホーク1・2・3号を全て見せることだったのだろうか?その分、人気のあるポインター号の出番が無いと言う結果になったがーー)円盤の見える所に戻って来たダンが中に入って行くと、エレキングを操縦する少女がいた。
Iダン・ウルトラアイ.jpgエレ・セブン.jpg少女ともみ合いになりウルトラアイを取り戻すダン。円盤の外に出るやセブンに変身。(小道具としてのウルトラアイが初登場となったが、これが意外な程シンプルだった。)一方、ホーク1号で出動した隊長以下、警備隊員はエレキングの光線攻撃で機体を損傷、やむなく山中に不時着。緊急用のゴムボートに乗って川を下るが、エレキングは執拗に光線攻撃を続けていた。
空を飛びエレキングに飛び掛るウルトラセブン。ホーク2号を奪って円盤に戻って来たもう一人の少女は、ダンとの格闘で気を失っている少女に代わってエレキングを操縦するが、ウルトラセブン必殺の武器、アイスラッガーの一撃で爆破された。ピット星人・中.jpg慌てたピット星人は、”若い女の子に弱い地球人の弱点をついて、いつかこの美しい星を侵略してみせる”と言いながら、円盤を発進させた。(このセリフには、金城氏の故郷、沖縄がまだ米軍の統治下にあり、それ以前にも日本本土から侵略され続けた歴史を想い起させたがーー私だけの感傷だろうか?)セブンは円盤を追って飛行を続け、ウルトラビームを発射。円盤を空中で爆破してエンデングとなった。
何と贅沢なエピソードだったのだろう!ピット星人が2人。怪獣はエレキングにカプセル怪獣・ミクラス。全編に散りばめられた、多種類のアニメ合成(怪獣から、ウルトラセブンから、ペンダントから、拳銃から発射される様々な光線)。これだけでも、かなりの予算がいるはずなのに、円盤内のセット、さらにミニチュアーワーク。正に円谷プロが総力を上げて制作した様な作品だった。そのお陰かどうか、数多いウルトラセブンの怪獣の中でエレキングは、今も人気ナンバーワンを誇っている。
  (映像の著作権は円谷プロに所属します。)

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2010年10月09日

ダヴァオ紀行:その63 トリル・パブリックマーケット(写真をクリック拡大)

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マーケット・ソト.jpgダヴァオ市のはずれにトリルと言う町がある。ここのマーケットは魚が圧倒的に多い、と聞いたので早速、出掛けてみた。メインストリートから、マーケット方向に曲がると、道路は車で埋め尽くされ身動き出来ない。やっと駐車スペースを探して、路上に溢れた商品と車を避けながらマーケット入り口に向う。いつものことながら、5・6歳のストリートチルドレンらしき子供が2歳位の子供の手を引いて付いて来る。時々、腰の辺りを突かれ振り返ると、両手を出して物乞いをする。どうしたものか迷うが、案内を頼んだ人が”無視しろ”と言うから、黙って歩き続けた。目の前にあるノレンの様に垂れ下がったシートをめくり、マーケットに入った途端に干物の匂いが鼻をつく。狭い通路。低い屋根。広い場内。そこへ、この暑さ。魚貝類、独特の匂いが、場内に満ち溢れていた。
ヒモノ.jpg若いお嬢さんが携帯と”にらめっこ”で店番だ!こちらには無頓着だから(笑)、これ幸いと商品をじっくり見せてもらった。日本にある干物とそっくりな魚が多い。”煮干し”らしき物や”イワシの丸干し”風のもの、”イボダイ、アジのヒラキ”もある。脂の乗り具合、味の程は分からないが、おいしそうに見えた。
ギョショウ.jpgその先から”塩辛”の様な”クサヤ”の様な強烈な匂いがしてきた。ウワァー!大きなポリバケツの中にかなり毒々しい色の液体がある。タイ料理でお馴染みのナンプラー(魚醤)だ。フィリピンにも多種類の漁醤があったのだ。私が味を知ってるのは”バグオン”と呼ばれる濃い茶色の漁醤だけだが、バナナの蒸し焼きやグリーンマンゴーに付けて食べると日本の塩辛っぽい味で、かなり”いける”。薄い色のはイカの小さいものらしいが味は分からない(すいません)。ダヴァオでもキッコーマンブランドの醤油が普及していて、レストランでも家庭でも必ず置いてあるが、いつか漁醤だけで味付けするエスニックレストランを探して、試食してみる心算だ(乞う、ご期待!)。
イカ・タコ.jpgハタ.jpgここは庶民のマーケットだから、ロブスターとカニは売ってなかった。高級レストランで扱う、生きたままの素材は流通ルートが違うのだろう。フィリピンの人は愛想が良いから、私が客じゃないことを知っていても売り子がタコを手に取って見せてくれた。小さめの奴で、あまり美味しそうではないし、レストランでもタコ料理はお目にかからない、どんな料理にするのだろう?一緒に売っていたイカは熱帯地方らしく、日本流に言えばアオリイカだ!レストランで注文すれば結構な値段(1匹、1000円位)だが、身に締りがあって美味しい。でも、サシミは下痢の心配あり(笑)。これはグリル(鉄板焼き)にかぎる。持ち上げているデカイ魚はラポラポと呼ばれるが、明らかにハタだ。でも、この大きさならクエだろうな。こちらでは最高級魚、レストランで頼むと1キロが1000円以上。40センチ(700グラム)位のを中華風(コイの空揚げ)にパリッと揚げて、甘酸っぱいアンカケで食べると、これは美味い!でも、これは幾らなんでも大き過ぎる。日本ならサシミと鍋だろうが、ここではこんなデカイ高級魚、どうやって、誰が食べてるんだろう?
カイ.jpgサメ・マグロ.jpg貝類の売り場を覗いて見た。どうやら、目方で売るのではなく、貝の上に置いてあるプラスチックのコップ一杯で”いくら”と言うことらしい。なんとも、おおらかな商売だが、私が子供の頃は、日本でもシジミ、アサリは行商がリヤカーでやって来て、枡で計って売ってたっけ。二枚貝、巻き貝も数種類あって、どれもスープにするとダシが出て”なかなか”のものだ。でもアワビ、サザエは見た事がない。熱帯地方には居ないのだろうか?
日本では、絶対商品にならないマグロを売っていた。種類は本マグロらしいが、まだ小さくて、メジマグロと呼ばれるものだろう。見ての通り、釣り上げる前にサメにやられている。まだ買い手が付かずに陳列されていたんだろうが、珍しそうに見る客もいないから、これがマーケットにとっては普通の出来事に違いない!

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レ・サンパギータ.jpgレストラン街に行くと、必ずサンパギータ(ジャスミンの1種)のリースを売りに、子供達がやってくる。今回も夕食を終え、店の外に出ると子供が寄って来た。白い花で出来たネックレース風に糸で繋いである。さすがにジャスミンの一種、良い匂いがした。1ツ、10ペソ、元はタダだから、売れれば家計の足しになる。子供の仕事としては”マットウ”だが、中にはブロックの塀を作ろうとしていたら、夜の間に、子供がやって来て鉄筋をすっかり盗まれていた。なぁ~んて言う話は随分聞いた。うっかり、庭に子供のスニーカーを干しっぱなしにしていたら、塀の外から細い棒が延びて来て、靴を盗まれそうになった人もいる。そうそう、日本でも昭和25・26年前後、朝鮮動乱が始まり鉄と銅の値段が暴騰。お稲荷さんの屋根から銅が剥がされたり、ブリキの樋(とい)が盗まれたりしたことがあったっけ。つい数年前には、下水道のフタや駐車場の門が盗まれた。どこの国でも”貧すれば鈍する”のは同じなのかも知れないなぁ。

2010年10月02日

ガン・闘病記ー4 内視鏡手術(写真をクリック拡大)

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ポ・ゲンカン.jpg大腸を塞いでいたガンを切除して退院となったが、肝臓への転移は本当らしい。当然のように抗ガン剤を服用することになった.。私の父親は喉頭ガンの手術後(昭和49年)、転移が分かり3ケ後に他界した。担当医との話では、”まず半年、これが無事過ぎれば1年。1日1日を有意義に過ごして下さい。”と言うことだった。ガンで亡くなった父を知る私は医者の言葉に大納得。抗ガン剤も副作用が少なく、入院治療も無い。普通の生活が出来る範囲のものにしてもらった。毎食後、1日3回服用して4週間。1週間休んで、また4週間抗ガン剤を服用した。結果は、驚くべきものだった。腫瘍マーカー・CEAは、ほぼ3分の1に減り、CA19-9に至っては4分の1になっている。
ポ・ナースステイ.jpg酒を飲み、タバコを吸い、退院から5ケ月が過ぎても自覚症状に異常なし。6キロも体重が増え、体力も戻って来たので2月の手術で取りきれなかったポリープを内視鏡で切除することにした。1日入院が必要だとのことだから、サンザン世話になったナースステイションに挨拶。手術日までの注意が詳しく書き込まれたパンフレットと下剤、手術日前日の食べ物3食分を貰って帰ってきた。手術の準備は3日前から始まる。消化の遅い海草・キノコ類・コンニャクは御法度!野菜も果物も種があるものは避けてください、とある。あれも駄目、これも駄目じゃ考えるのが面倒だから、オカズは葉っぱ類と魚、肉に”つくだ煮”で過ごすことにした。
ポ剤・1.8リットル.jpgいよいよ手術日前日。大きなビニール袋から3食分のポリ袋を取り出してみた。全てレトルト食品でオカユとスープの類だ!これじゃ宇宙飛行士だよ(笑)。この量じゃ空腹感はあるが、つらい程でもない。寝る前に錠剤を1錠。当日の朝はいよいよ1.8リットルの下剤を2時間以内に飲み切らなければならない。2月に入院した時、この下剤が胃から下に行かず、全部吐き出して肺炎を起し、ひどい目に合ったんだっけーー今回は大した苦労もせず、時間内に飲み切ることが出来た。その後は、忙しくトイレに往復。腸内は見事に空っぽになった。これで準備完了。予約した時間通り病院に着くと、血圧を測って、点滴。手術室に通されると、すぐに内視鏡手術が始まった。痛さは殆ど感じない。1時間位だろうか?切除したポリープは直径4ミリ前後、高さ3ミリ位のものが4個。いずれも悪性ではなかった。
ポ・カイワ.jpgポ・ハイゼン.jpg手術後、病室に運ばれても点滴のチュ-ブは付いている。意識はハッキリしてるし、痛い所もない。点滴の支えを転がしながら院内をうろつき(失笑)、タバコを吸いに出掛け、コーヒーを飲み。夜が明ければ、機内食を思わせる入れ物で運んで来たスープとオカユの朝食を食べてから退院。次の朝、便に少しばかり血が混ざっていたが、それも1度だけ、すぐに日常生活に戻った。
現在も抗ガン剤:ユーエフティーE配合顆粒T100とロイコボリン錠25mgなる2種類の薬を4週間服用しては1週間休みのペースは変わらないが、副作用も無く、腫瘍マーカーは減り続けている。来月にはCTを撮って見ようと言うことになった。結果がどうあろうと、生来の”極楽トンボ”。気楽にその日を待っている。

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安藤達己的毒舌:特捜・検事.jpgもう呆れて、物も言えねぇ。日本は第二次大戦後、イギリスを見習い、アメリカを参考に立法・司法・行政の三件を分立。民主主義の根幹を作った。こんなこたぁ、中学生なら大概、知ってらぁな。日本は法治国家だから、法の前じゃ皆、平等じゃなけりゃなんねぇ。この重責をになって正義を”まっとう”すんのが検察だぁな。
特捜検察ってぇのは社会にはびこる巨悪を裁く検察の中の検察よ。今回、不起訴処分になった事件てぇのは厚生省の役人が特定の団体に利益供与をしたと疑われた一件だぁな。これを担当した検事がすげぇ。なんでも、大阪地検特捜部のエースらしいが、証拠として押収したフロッピーデスクの更新月日を事件立証に都合の良い日に変えちまったんだとよ。これって法の番人がすることかよ!いいかい、こりゃ民主主義の根幹に関わる問題ですぞ。検察の皆さん!事の重大さは分かってんだろうな?正義をつらくにゃ、国民が納得する証拠に裏打ちされた事実で,犯罪を裁かなければなんねぇ。検察がデッチ上げた証拠で人を裁いたとなりゃ、日本にゃ正義は”無い”ってことにならぁ。
今回の件を調査する検察官の皆さんよ。ここぁ、仲間意識を棄てて、日本の民主主義を守ってやっておくんなせい!