トリプルファイター:さよならトリプルファイター(写真をクリック拡大)
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このエピソードが26話目・最終回となった。不思議な電波に乗って地球にやって来た怪人、ブラッドパワーは、体に10万ボルトの電気を帯び、強力な爆弾をバズーカ砲で発射。工業地帯を爆破した。デビラの活動地点を探り出したブルコン。この情報を得て、早瀬3兄弟は出動。到着してみると、デーモンカーは破壊され、デビラも無残な姿をさらけ出していた。一体、誰がデビラ共を倒したのだろうか?
突然、草むらから現れた4輪駆動車が3兄弟の横を走り去った。ケリー!だ。どこから現われて、どこに行くのか?秘かに想いを寄せるユリが後を追った。人影の無いビルに入って行くケリー。ユリはケリーを見付け、”協力してデーモンを倒そう”と説得するが、デーモンに殺された妹の敵は自分のやり方で討つと、ビルを抜け出し、怪人・ブラッドパワーの本拠に向って走り去った。その後を追うデーモンカー。ケリーが怪人の隠れ家に近付くと、デビラが現われ激しい”立ち回り”となった。そこに姿を現すブラッドパワー。ケリーは、怪人に襲い掛かるが10万ボルトの電流に弾き飛ばされた。デビラの行動を追っていた哲夫と勇二は、ケリーの危機を知り、ファイターに変身。ブラッドパワーに立ち向かうが、怪人の強力な電流に二人は哲夫・勇二に戻って気を失った。デビル星、最強の怪人に立ち向かえるのはトリプルファイターしかいないのだ!失神していたケリーは我に戻り、愛車に飛び乗ると怪人に猛然と体当たり。ひるんだ隙に銃を取り出し攻撃するが、怪人の光線攻撃に重傷を負った。ここぞと、傷付いたケリーへの攻撃を続けるデビラ達。ケリーはやっとの思いで、物陰に身を隠し難を逃れた。
哲夫、勇二を追って、駈け付けたユリがケリーを捜していると、物陰から、転がるように現れたが、傷は重く、”妹の敵を討てなかった悔しさと、地球に平和を取り戻せなかった無念さ”の中でユリに抱かれて息を引き取った。ケリーを見つめる3兄弟。その時、姿を現した怪人が攻撃を仕掛けて来た。地球侵略を狙ってデビル星を出発した軍団は着陸地点に向かって飛行を続けていたのだ。それを阻止するには、この怪人を倒すしかない!強力な光線攻撃を受けて弱るユリ。哲夫・勇二はファイターに変身。ユリを助け起すと、力を合わせて、トリプルファイターが登場。ブラッドパワーの光線攻撃に耐え、激しい戦いの後、怪人を爆破。地球侵略を狙ってデビル星を発信した宇宙船団は方向を変え、銀河の彼方へ飛び去った。
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ケリーの墓前で、地球を守り抜くことを約束をする早瀬兄弟。もう会う事の無いケリーを想い、形見のブレスレットを握りしめるユリ。SAT基地には本部から、”デビル軍団が地球侵略を諦めた”と確認情報が入ってきた。長い戦いを終え、”あつし”を連れて遊園地で遊ぶ早瀬兄弟。本部に呼び戻された哲夫の元に、惑星オーラから救援を求める緊急連絡が入った。”あつし”に又会える日を約束して、宇宙ロケットでオーラ救援に向う哲夫・勇二・ユリ。宇宙の平和を守るための戦いは、まだまだ続くのだ。
行け!正義の戦士・トリプルファイター・完
「ファイヤーマン」東京MXで再放映:6月27日(日)より毎週日曜日6:30pm・私は第5話から合計6話監督しました。是非ご覧ください!
一度は聴いて You Tube!安藤達己が撮影した動画をバックに安藤達己が作った音楽が5曲!:このページ左上・赤字・安藤達己オリジナルソング:下:Sampaguita・Bosanova- princess・サンパギータ・ボサノヴァープリンセス・Waiting をクリックして下さい。
安藤達己的想い出:円谷プロにとっても、私にとっても始めて尽くしの”トリプルファイター”がスタートした。帯番組では”チビラくん”を経験していたが、これは”おはよう子供ショウ”の1コーナーで”着ぐるみ”劇だったから、単独枠の”トリプルファイター”とは大分違う。
それにも増して、今回は変身したヒーローが巨大化しない。円谷プロ、お得意の特撮も殆んど無い。この作品が実現したのは某制作会社の”等身大・変身ヒーロー”作品の成功があった。当然のように予算が極端に少ない。1回の放映時間は7分たらず。月曜から金曜の5回で1話が完結する。正に、”紙芝居”形式の作品だった。しかも、企画段階からスポンサー(オモチャメーカー)が参加していたから、商品になりそうなアイデアが、次々に盛り込まれていった。
レギュラーのSAT隊員が3人。それぞれがファイターに変身する。更に3人のファイターが合体して、真の(?)ヒーロー・トリプルファイターが出現して、ドラマに決着を付ける。賑やか過ぎるほど賑やかな変身ヒーロー達だが、これに車が加わった。SATカー・SATバギー・SATサイクルだ。当然、敵役のデーモン側もデビラカー(スバル360)10台(当時、すでにポンコツに近かったせいで、故障車が続出。1度に5台しか使えなかったがーー)で応戦する筋書になった。
SAT隊員は制服を着て、毎回、変わる怪人とデビラと戦い、窮地に陥れば、グリーン・レッド・オレンジファイターに変身。戦いは続く、そして最後はトリプルファイターの出番になるのだが、これだけの”アクション”を正味7分足らずの5回に”ちりばめて”作り上げるのだから、現場の忙しさは想像を絶する(笑)。特にカーアクションは大変だった。デビラカーは故障が多いから、撮影現場まで輸送車で運ぶ。スタントマンを雇う予算が無いから、デビラ役の俳優さんに運転して貰う。
1話・5本の予算が250万円だから、低予算で仕上げるための制約だらけだ。まず、フィルムは放映時間の2,5倍までしか使えない。これは厳しい(笑)!アクション・カーアクションはスピード感が大切だから、どうしてもカット数が増える。増えればカットの前後を切り込むからフィルムを食う。NGも出やすい。それだけじゃない、撮影日数が2本で10日と短い。撮影日数が延びれば予算が掛かる。これはテレビ界の常識だ。
こうした不可能に近い条件をクリアーしながら撮影は続けられた。中盤からはアクションだけでは無く、人間ドラマも組み入れた。あの当時、夢中で撮った作品だったが、後に何を残せたのだろうか?その答えは、このドラマを見てくれた皆さんに出して貰うしかない。ーー
コメント
バンダイのおもちゃの新作情報に11月予定の新製品のコーナーがありまして、画像無しの掲示ですが「ジャンボット」「ミラーナイト」「グレンファイアー」と言う名前や敵方と思しき名前にも聴いたことのあるような名前が、、、噂されていた「円谷ヒーロー」達の世界観を統一する「大怪獣バトル」の世界を広げる為に何かやるようですね、期待する半面怖いような気もします。
http://www.igaya.co.jp/?mode=cate&cbid=43363&csid=11&sort=n
等身大ヒーローも再評価して欲しいものです。
投稿者: ざんぶろんぞ | 2010年07月14日 21:26
71年作品、「帰ってきた…」のMAT専用車の準備稿にあったような、すてきなデザインSATカーが大好きで、家庭用ビデオの普及する前のこと、帯番組の、さらに少ない登場シーンを狙って脳裏に刻み込み、なんちゃってSATカーを画用紙ででっちあげ、にわかづくりの高速道路ジオラマに乗っけて、その年の夏休みの工作にしました。
つくりの安普請さは当時の子供の目にも明らかでしたが、NHKの定時ニュースのため、夜7時のヒーロー番組は御法度だった我が家において、堂々と見られるヒーローが「トリプルファイター」でした。
今見れば、ユリちゃんのアクションに目がいきそうですが、当時は次男勇二=レッドファイターが私のお気に入りでした。
バギーの存在を知ったのも、この番組がきっかけでした。
初回放送以来、再放送には恵まれなかったように記憶しますが、とても思い出深い特撮ヒーローアクションです。
すてきな作品をありがとうございました。
闘病中とのこと、一日も早い快癒をお祈りしております。
投稿者: Roma | 2010年10月25日 08:18
Romaさん:”始めまして”?ですよね。Satカーにジオラマとは凄い!彼方のような人がいる、と言うことは、この作品で”何か、残せたことになるんでしょうね”。ありがとう!”闘病中”と言えるか、どうか?何の制限もなく、自由にやってま~す(笑)。
投稿者: 安藤達己 | 2010年10月25日 10:19