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ダヴァオ紀行:その60 華僑成功の秘訣!(写真をクリック拡大)

レストラン・スタンド.jpg東南アジアの国々で、経済界を支配しているのは華僑だ!ここダヴァオでも、”チャイナタウン”があるし、中華レストランも目につく。たまたま親しくなったL・ファミリーの出身地も華僑のメッカ、福建省だった。初代がどんな理由で母国を後にしてフィリピンに渡って来たのかを、”知るよし”もないが、現地の人は”家の軒先を貸りて、中国人が商売を始めると、10年後には、母屋も中国人のものになっている。”と表現する!誤解のないように解釈を付けると、”それだけ商売に長けている。”と言う意味だ!華僑が言葉も文化も違う異国で実業家として成功するには大変な苦労があるに違いない。勿論、海外に住む華僑同士、当然、助け合いながら商売を軌道に乗せて行くのだろうがーー
gorkitchen.jpgL・ファミリーの2代目は借家で小さなレストランを始めた。テーブルが4ッつだけだったと言うから、裕福な生活ではなかったろう。それなのに現・3代目はフィリピン大学出身だ!2代目は苦労して3代目の学費を稼ぎ、3代目は親の期待に応えて名門大学を卒業。親子の信頼関係が目に見えるようだ。3代目が最高学府を卒業し、L・ファミリーにも明るい光が射し始めた12年前、生活の拠り所・レストランを火事で失った。こんな苦境を乗り越えて、現在の場所でホテル業をスタートさせることが出来たのも、大学時代に築いた友人関係と3代目の人柄によるところが大きかったのだろう。ここにも華僑が成功するカギが隠されている。成功している華僑に共通しているのは、子供に最高の教育を受けさせていることだ。優秀な生徒が集まる大学で学べば、現地の知識人と触れ合う機会が多くなる。親の期待を背中に、猛烈な努力で、期待に応える子供達。華僑家族には、日本で失いつつある強い信頼の絆がある。事業が軌道に乗っても、”初心を忘るべからず。”3代目は、今も厨房に顔を出し、料理の陣頭指揮を取り、レストランの客の満足度には何時も目を光らせている。改善点があれば、即座に直す。このサービス精神があればこそ、事業が安定するのだろう。
sherwin2.jpg3代目には2人の男の子がいる。二人共カナダの大学を卒業。次男は現在、カナダで弁護士として活躍。長男は家業を継ぐ為に帰国。その後、台湾で中語学を学び、更にマニラで経営学の修士課程を終えて、ホテル業を継ぐ準備は整った。4代目の目標はまずホテルを拡張。現在の70客室から200客に増やしたいとのことだった。
3代目も、4代目も中国の文化と伝統、そして健康保持のため、毎朝、プール脇で太極拳を実践している。パーテー・リハ.jpg中国人に取って、太極拳の意味するものが何なのか?私には想像もつかないが、恐らく”古代から伝わる心の鍛錬”と言う意味合いがあるのだろう。こうして”華僑の伝統は親から子へ、孫へ”と受け継がれて行く。
私が昼食を摂っている時だった。突然、ヴァイオリンとピアノの音が響き渡り、レストランの脇で生演奏が始まった。クラシック音楽には、まるで知識の無い私だが、結婚式によく使われる音楽のようだ。音の来る方に目をやると、4代目と可愛い女性が聞き耳をたてていた。”そうか!近じか結婚するような話”を聞いてたっけ。簡単な音合わせだったのだろう、演奏はすぐ終わり、二人はレストランのテーブルに陣取った。どうやら両家の重鎮が集まっているようだ。ちょっとズーズーしいが、4代目に”写真を撮らせて欲しい”と頼むと、”彼女は写真が嫌いでーー”と口ごもった。私は失礼を詫び、踵を返した時、女性が口を開いた。”ブログを書いている日本人の方ですか?”。私のことを知っていたのだ!”良いですよ、写真をお撮り下さい。”と4代目とヴァイオリニスト誘ってくれた。結婚式の日取りは、”ジューンブライドですね。”と言った記憶があるから、確か6月。今頃はハネムーンの真っ最中かも知ませんね。
ともあれ”ジューンブライドと新郎の未来に幸あれ!”

一度は聴いて You Tube!安藤達己が撮影した動画をバックに安藤達己が作った音楽が5曲!:このページ左上・赤字・安藤達己オリジナルソング:下:Sampaguita・Bosanova- princess・サンパギータ・ボサノヴァープリンセス・Waiting をクリックして下さい。

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トラックオウテン.jpg交通事故:ダヴァオ編・ダヴァオ郊外の稲作地帯に出掛けた時のことだ。トラックが横転し、積み荷が散乱していた。どうやら車同士の接触事故らしい。片側2車線の幹線道路だが、みるみる渋滞が始まった。この地点から、1時間のドライブで稲作農家に到着。昼食を御馳走になり、帰途に着いた。しばらく走った所で、ノロノロ運転が始まった。何と!横転したトラックも、事故を起した車もまだ同じ場所にある。警官が現場検証しているらしいが、邪魔な車を”どかす”様子は見えない。どう考えても事故発生から4時間は経っている。
思わず、”さっさと車を邪魔にならない路肩に動かせばいいのに”とつぶやくと、友人が、”ダヴァオで交通事故を起して、車を動かすと、車を動かした方に責任がある”ことに成ってしまうそうだ。”な~る程。そう言う考え方もあるか?ーー”。と妙なところで納得したが、渋滞に巻き込まれた方は浮ばれない(笑)。ダヴァオで交通事故に出くわしたら、帰りは迂回して同じ道は避けた方が良い。急激に進む車社会も、時には困った現象を産み出す。本当に”ア~ぁ”だよ!


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