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ダヴァオ紀行:その58 まずは”イーグルセンター”へ(写真をクリック拡大)

イラッシャイ.jpgグレンダ・3人.jpg今年はダヴァオで生徒の世話をするマネージャーがラニーからグレンダに変わり、奨学生も2人が卒業、1人が転校して行ったので、高校1年生になる男子生徒が3人加わった。ダヴァオに到着するや、グレンダに連絡。新加入の3人をホテルに集め、フィリッピンの国鳥、フィリッピンワシを見に行くことにした。当日、ホテルのレストランで可愛いウエイトレスの挨拶を受け、生徒の自己紹介を聞きながら全員で朝食。PEF(フィリッピンワシ本部)の車が迎えに来ると、イーグルセンターに向けて出発。道路が良くなったお陰で、40分も走ればセンターに到着。”フィリッピンワシ本部”のオフィスもダウンタウン・ルビー通りから、日本国の寄付で建設されたイーグルセンター内の建物に引っ越していた。
フィリッピンワシ・ソト.jpg今年も、3月に4組いる”ナチュラルペアー”から新しいヒナが1羽誕生。9月には、このヒナを野生に戻す計画だ。これまでの失敗を乗り越えて、今度こそ成功して欲しいが、人間に育てられたワシを自然に帰すのは簡単じゃない!現在、このヒナを含めて、園内にいるフィリッピンワシは35羽。ここ3年、人工授精によるヒナの誕生が聞かれないと思っていたら、精子を提供し続けて来たジュニアーが昨年、生涯を終えたとのことだ。推定年齢30数歳。その代役候補には人工授精で誕生したジュニアーとデオラの息子パガサとパグカサイサが上がっている。しかし、充分成鳥(18歳)になっていても、いまだ父親に成れていない。オリの外を知らずに育ったワシに、正常な繁殖力を期待するのは無理なのだろうか?
生徒達がビデオを鑑賞して、フィリッピンワシの現況を理解したところで、イーグルセンター内を案内して貰った。勿論、絶滅の危機にある何種類もの猛禽類が飼育されているが、ミンダナオ島固有の動物も居る。
パームシベット.jpgグラスオウル.jpgセンターの主のようなワニも健在だったが、夜行性のパームシベットを見たかった。ネコ科の動物で雑食性。コーヒー農園でシベットが特に良く熟れた豆の外側を食べ、消化出来ない豆を排泄。このマメを使ったコーヒーを飲むことが”通”の信仰のようになっている。1カップ分(10グラム)の原価が¥12,000-。スタッフの了解を得て、ヘビに気を付けながらシベットのオリに接近。普段なら寝ている筈の昼間なのに、雑草を踏み付ける私の足音に驚いて眼を覚ました所をパチリ。グラスオウルは小型のフクロウで、せいぜい25センチ位。もっぱら草原を餌場にネズミ、トカゲを食べているのだとか、農家の人からは”作物を守ってくれる鳥として”愛される存在になっている。
イノシシ.jpg他にもイノシシ、シカ、サル、ヘビ類もいたが、ブーゲンビリヤの下で昼寝をしているイノシシが何ともユーモラスだった。日本のものより小さめで、牙も目立たない。食通の話しだと、”ダヴァオ周辺のイノシシはドリアンが好きで、肉質は良い”そうだが、イノシシがあのトゲだらけの皮をどうやって剥いて食べるのか?真偽の程は、ハッキリしない。その内、イノシシ料理を出すレストランを見つけて、食べてみなくては、と思っているが、実現するかどうかーーー試食できた”あかつき”には、味の程を詳細に描写して、お知らせしますよ!

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ミンダナオ選挙・殺人.jpgフィリッピン総選挙の結果:今年3月、選挙戦が始まるとすぐに、ミンダナオ島マギンダナオ州で現州知事の息子が対立候補者の立候補届け出を妨害しようと武装集団(私兵)を使って襲撃。大量殺人事件になった。こんな事件が起こるようじゃ、選挙前にダヴァオへ行くのは危ないと、選挙(5月10日投票)が終ってから出掛けたが、現地は意外なほど、落ち着いていて、選挙結果に異議を唱える議員も居なかった様子だ。18日の新聞では、最後の当選者・3人の上院議員が決定、素早い選挙結果の発表を褒め称えていた。
大統領選は大方の予想通り、元大統領・コラソン、アキノ氏の長男が圧勝。アロヨ前大統領も下院議員にめでたく当選。故マルコス夫人・イメルダも下院議員に、長男は上院議員に、長女は州知事にそれぞれ当選。今も変わらぬイメルダの知名度と根強い人気を印象付けた。ダヴァオ市でもダーティーハリー(嘘か本当か、自ら腰にピストルをぶら提げ、ハーレーダビットソンで走り回っているとか)ことドトルテ前市長が副市長で市長の補佐にまわり、何と市長はドトルテの娘がなっていた。これも立派な世襲政治家と言うことになる。そう言えばアロヨ前大統領の父親も大統領だった。日本と同じで、フィリッピンも世襲議員の多いこと!”下衆のかんぐり”かも知れないが、政治家って、よっぽど良い商売なんだろうなぁ。”羨ましいかぎり”でんなぁ~

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