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トリプルファイター:スリラー館の対決!(写真をクリック⇒拡大)

ス・サブ.jpgゴストンカゲ.jpgこのエピソードはスリラー”仕立て”だった。怪人ゴーストンはなかなか姿を見せない。声と影だけが不気味に響き、早瀬三兄弟を恐怖におとし入れて行く。一日目(月)。デビラカーを挟み撃ちにしようと、哲夫はバイクで後を追い、勇二とユリは先回りしてデビラカーを待っていたが、突然、笑い声が響き渡り、銃弾が二人を襲った。見えない敵に向かって銃を発射する勇二とユリ。そこにデビラカーが現われ、走り去った。SATバギーに飛び乗り後を追う二人。突然、デビラカーが消えた。ゴーストン怪人は消えるデビラカーと共に、早瀬三兄弟の前に立ちはだかったのだ。廃墟の暗がりからデビラを指揮する怪人。一体何を企んでいるのだ。二日目。三日目。消えるデビラカーを追って哲夫と合流した勇二とユリは、”死んだデビラが空を飛び始める”不思議な光景を見た。
バギーとバイク.jpgスソト・サンニン.jpg空飛ぶデビラの死体を追って走るバイクとSATバギー。行き着いた所は怪人ゴーストンが待ち構える廃墟だった。恐る恐る、中に入る早瀬三兄弟。三人がバラバラになったところをユリが狙われた。勇二を襲うデビラ、地下室から兄を呼ぶユリ。スピーカーから出ている声とは気付かず。デビラカーでユリが運ばれていると思い、SATバギーで追う勇二と哲夫。一人、廃墟に取り残されたユリは、自分とそっくりな女に肩をつかまれ、逃げれば手裏剣が飛び、哲夫が居たと思えば、これも暗がりを利用したゴーストンの変身だった。恐怖に取り付かれたユリは、ついに気を失った。罠に気付いて哲夫、勇二が乗ったSATバギーが廃墟の前で止まると、デビラが待ち構えていた。勇二はデビラと戦い、哲夫は廃墟の中でユリを捜すが、なかなか見付からない。やっと地下室の入り口を見付けた頃、外では勇二とデビラの激しい戦いが続いていた。
ゴとレッド.jpgゴとトリプル.jpgついに姿を現したゴーストン怪人、勇二もレッドファイターに変身して戦うが、怪人は忍者のように、消えたり、現われたり。レッドファイターは、見えない敵に苦戦を強いられていた。弱り切ったユリを見付けた哲夫が廃墟の外に出て見ると、レッドファイターは、ゴーストンの”不思議な光線攻撃”を受け、立っているのがやっとだった。哲夫はユリを休ませ、グリーンファイターに変身。レッドファイターを助けようとゴーストンに立ち向かうが、二人とも、光線攻撃を受け、弱り始めた。この怪人を倒せるのはトリプルファイターだけなのだ。必死にユリを呼ぶファイター。呼び掛けに気付いたユリは、最後の力を振り絞ってオレンジファイターに変身。そしてトリプルファイターが出現した。姿を消して攻撃を仕掛けるゴーストン。しかし、トリプルファイターには通用しない。見えない怪人に向って、飛び上り、姿を現したゴーストンを見事に投げ飛ばした。地面を”のたうつ”怪人を爆破して、戦いは終わった。

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安藤達己的回想:今回の主役は、新たに登場したSATバギーだった。SATカーと違って、”車の乗り降り”が素早く出来るから、アクション物には適している。ハッシャ・バギー.jpgオープンカーだった上に、色も赤で目立つ。第一、バギー車、そのものが、”珍しい”時代だった。後部に小型ロケット発射台があり、今回も走りながら発射する、”格好良い”カットを撮った。物語の展開上、未舗装の道を走るシーンが多いが、車の後部が重いので、前輪が浮き上がり、見た目程、運転性能は良くない(失笑)。SATカーもガルウイング(屋根が鳥の羽の様に持ち上がる)を装備して、”目あたらし”かったが故障が多く、撮影には向いてなかった。そんな訳で、今回はSATカーの出番はなし(笑)。円谷作品では、人里はなれた場所が撮影現場になることが多い。今回は、殆どが多摩川上流だった。制作部がエピソードの舞台に、ぴったりの廃墟を見付けてきた。上手く探すもんだ!
毎日がアクションでつないで行く筈のトリプルファイターだったが、ドラマを中心に据えた作品や今回の様にスリラー劇があったりと、試行錯誤を繰り返しながら撮影は進んで行った。

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コメント

また失礼します。

怪談ものなのに外は真昼が舞台(空の青にバギーの赤はたしかに映えます)、
恐怖の演出も怪奇大作戦とかに比べればわりとチープ(失礼)な仕掛け。
それをユリの怖がりっぷりと絶叫でカバーし、デビラなんか暗がりでも
バンバン倒す気の強いユリのキャラクター、完全に捨てちゃってましたよね。

当時は「スリラーと言えば女性の悲鳴だよね」みたいなノリで挑戦した
怪奇ものだったのでしょうか?他の円谷作品に比べれば怖さは抑え目な感じ。
トリプルファイターの中でも異色な出来だったと思います。脅し役まで
やってる笛真弓さんの頑張りが印象的でした。

昭和の子さん:作った側が予算のことを言ったらしょうがないけど(失笑)、怪奇大作戦あたりと比べられると辛いかなぁ。この回はSATバギーの格好良さに免じて、ご勘弁を!(笑)

いえいえ。絶叫クイーンと呼ばれる女優さんたちが、観客より先に悲鳴をあげて恐怖効果をUPするのが流行出すのは1980年代。
トリプルは、特撮に凝れない分を試行錯誤した結果、時代を先取りしていたとも言えるのです(笑)。

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