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2009年12月27日

ダヴァオ紀行:その52 安藤達己オリジナルソング(写真をクリック⇒拡大)

さて、平成21年も政権交代と言う、大きな潮目を経験して、大晦日が近付いて来ました。皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか?もうすぐ、寒さの中で迎える”お正月”。常夏の島、ミンダナオ島の景色をバックに流れる軽快な音楽を聴きながら、コタツで”おぞうに”な~んて言うのも、粋じゃありませんか?
Bosanova-princess

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Sampaguita

”想えば遠くへ来たもんだ!”もう三年以上前のことになる。いつもの様にカラオケで楽しく歌って席に戻ると、お気に入りのオネーチャンが”私達の歌を作って”と言い始める。”出来る訳ないだろう!”と相手にもしなかった。ところが、数日して、パソコンの前に座っている時ーー突然、飲み屋で働く外国人女性の”望郷の想いと、故郷に遺した家族の生活が”頭の中を駆け巡り始めた。
それを文字にしてシラブル(文字数)を合わせてゆくと、何と!詩が出来てしまった。そこでこの詩を、趣味で作曲をしている友人に見せたところ、”是非、メロデーを付けてみたい”と言い、奥さんは”歌ってみたい”と言って、最初の曲”Someday”は仕上がった。
シロイスナ.jpgそれから、どうゆう訳か詩が次々と浮かんで来る。浮かんで来るから書き留める。半年も経たないうちに15曲も出来てしまった(失笑)。その中から作曲家が気に入った8曲を選び、曲を付けたところで、慣れないパソコンを”イジクリ”まわし、まがりなりにも、最初のCD完成にこぎつけ、その後、作曲家の強い要望で、4曲の日本語バージョンを加え、結局12曲入りのオリジナルでCDを完成させた。こんなのを”ヒョウタンからコマ”なぁ~んて言うのかなぁーー
仕上がれば、多くの人に聴いて欲しい!と、思っていると、友人から"You Tube"の話を聞いた。今年11月、ダヴァオに行ったついでに、エキゾチックな2曲を選び、これに相応しい動画を撮ってみようと決心した。と言っても、特別なカメラを持って行くわけじゃない、普通のデジカメで動画の標準設定。隠し撮りに近い条件だから、全カット”手持ち”で撮る。この範囲でやるっきゃない。
yu.jpgまずは現地で、素人さんにダンスらしきステップを踏んで貰って撮ったのが”Bosanoava-Princess”。ダヴァオ市内の有料公園で週末にアトラクションで踊っているプロのダンサーによるエスニックダンスを、何の予備知識もなくブッツケ本番で撮ったムービーを編集したのが"Sampaguita"と言うわけ。映像については、”もう少し”と思わないでもないが、スタッフは私一人(笑)、時間に制限があり、機材は普通のデジカメと、悪条件だらけの撮影じゃ仕方がないっか。それでも、皆さんに、私の曲をエキゾチックな映像と共に聴いて欲しいと、思い切ってYou Tube にアップロードをしたわけで。ーー是非、トロピカルな映像と私のオリジナル曲を聴いてみて下さい。
このページ左上:赤い字(安藤達己オリジナルソング)の下・Sampaguita・Bosanova-princessをクリックしても、同じ2曲が聴けます

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2009年12月20日

クリスマス:六本木ヒルズ(写真をクリック⇒拡大)

ヒルズ2.jpgヒルズ.jpg12月に入ぇりゃ、クリスマス・イルミネイションの話題で持ちきりだぁな。今年ぁ不景気で、それどころじゃねぇ!なぁ~んて、”むき”も多いんだろうが、せめて”暮れ”ぐれぇ、パーッと明りぃ、大都会の景色を眺めようってんで、六本木くんだり迄やって来たいっ。地下鉄を降りるってぇと、ただ、ひたすら案内板に従って、地下道を歩く。ヒルズ出口の階段を登ると、ド~ンとフロアーが広がってたい。テーブルを囲んで、くつろぐグループも、かなり居らぁ。まるでパリのオープンカフェみてぇな風景だぁな。そこらの名所に、お出ましの団体さんたぁ違って、若者が圧倒的に多い。服装だって垢抜けたもんよ。とは言っても、ここぁ、六本木のどの辺なんでぇ?外に出て見なけりゃ、どこに居るのか見当が付かねぇ(笑)。
ケヤキ・タワー.jpgビルの外にゃ、クリスマスらしい、電飾に飾られた大きなリースがあった。振り返って、見上げりゃ、ガラス張りの高層建築は、これでもかってぇ程、上に伸びてらぁな。さて、こいつを、どうやってカメラに収めたもんかと、うろうろしてる内に、首が痛くなってきたいっ。ウソじゃねぇって。そこから、お目当ての”けやき坂”に行きてぇが、方向が分らねぇ。”まぁ、何とかなるだろうよ。”とりあえず歩き出したぁな。5分と経たねぇ所に、方向標示があらぁ。”けやき坂”方向に進めば、また、すぐ標示よ!お陰で、誰に聞くまでもねぇ。街路樹が青色ダイオードで染まった目的地に着いた。
信号が変わると、歩道上で立ち止まった人が、同じ方向にカメラを向けてらぁな。そこにゃ、東京タワーがオレンジに輝いてたいっ。あっしが、ここにやって来た目的もこの景色よ。さっそく、カメラを構えたが、手前のイルミネイションは明る過ぎるわ、タワーは遠いわ。なかなか上手く収まらねぇ。歩道を行ったり、来たり、やっと撮れたのが、この程度の写真ってぇこった。
オオヤネひろば.jpgクリ・セール.jpg写真も撮れたことだし、そろそろ約束の時間だぁな!アリーナの後ろにある階段を登り始めた時よ。突然、クリスマスソングが聞こえて来たぁ。手摺りから身を乗り出して、舞台を見るってぇと、動物の衣装を着た子供達の大合唱。少し離れたところにゃ、ヤグラが二つ。カメラが舞台の方に向けられてらいっ。どうやら某TV局がクリスマスに流す番組の”録画撮り”をやっているらしい。
階段を登り切りゃ、大屋根広場よ。流石は若者の町。趣向をこらした飾り付けの屋台が軒を連ね。空いたテーブルが無い程の賑わいだぁな。待ち合わせた友人が現われたところで、ヒルズの中にあるレストランへ向う。途中にある店を覗いてみりゃ、どこも、クリスマスらしい装いだった。
”腹ごしらえ”も終り、時代の最先端を行く東京の一角を堪能したところで、ふと思い出したぁな。つい数年前、IT産業の寵児と持てはやされ、ヒルズに本社を置いていた会社の”あの人達”は、今、どうしているのだろう?

急告!安藤達己が撮影した動画をバックに安藤達己が作った音楽を楽しめます:
このページ左上・赤字・安藤達己オリジナルソング:下:SampaguitaとBosanova- princess をクリックして下さい。

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安藤達己的毒舌:モタモタしてっから、ほらみねぇ、次々と問題が起こって来たぁな。
ハト・ケンキン.jpg献金問題ったって、業界や団体から、怪しげな金を受け取ったわけじゃねぇ。親が呉れた金を”人が寄付したかの様に記帳した”だけだぁな。とは言っても、こんな金持ちの母親を持つ人は居ねぇやね(羨ましい)。首相だって、逃げ隠れすることぁねぇ。”秘書がやって、知らなかったといえ、結果的に脱税になったのは申し訳なかった。”と、記者会見を開くなり、国会で陳謝すりゃ、支持率の高ぇ頃なら、野党に成り下った自民党だって追及しきれなかった、だろうよ。
続いて起こったのが普天間基地移設問題だぁな。日米首脳会談で”trust me.”と総理が言ったのを、大統領は、てっきり自民党と約束した”辺野古”への移転がOKだと解釈したんだろうよ。これで日米関係がギクシャクしてきたぁな。首相の方は、結論を先送りにして、基地をどこに持って行く気か知らなねぇが、”結局、辺野古でした。”じゃ、収まらねぇよ。でぇいち、外交的な合意は”政権が代わった”からったって、そう簡単にゃ、反故に出来ねぇ。ましてや、自民と同じ保守政権じゃねぇか。ここは13年も掛けて合意に達した”辺野古”への移設を速やかに実行し、腰を据えて”駐留なき安保条約”の実現を目指した方が賢かったんじゃねぇかい!
米ソ対立時代じゃ、あんめぇし、兵器のハイテク化をみたって、3万人もの米軍が日本に駐留しなきゃならねぇ理由なんざぁ無ぇやね。日米首脳の信頼関係がしっかり、してりゃ、時間はかかっても、首相の考える”駐留なき安保条約”が実現出来るんじゃねぇかい。それこそが”我が国の国益にそっている”と、あっしは考えるんだがーーー

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2009年12月13日

トリプルファイター:スリラー館の対決!(写真をクリック⇒拡大)

ス・サブ.jpgゴストンカゲ.jpgこのエピソードはスリラー”仕立て”だった。怪人ゴーストンはなかなか姿を見せない。声と影だけが不気味に響き、早瀬三兄弟を恐怖におとし入れて行く。一日目(月)。デビラカーを挟み撃ちにしようと、哲夫はバイクで後を追い、勇二とユリは先回りしてデビラカーを待っていたが、突然、笑い声が響き渡り、銃弾が二人を襲った。見えない敵に向かって銃を発射する勇二とユリ。そこにデビラカーが現われ、走り去った。SATバギーに飛び乗り後を追う二人。突然、デビラカーが消えた。ゴーストン怪人は消えるデビラカーと共に、早瀬三兄弟の前に立ちはだかったのだ。廃墟の暗がりからデビラを指揮する怪人。一体何を企んでいるのだ。二日目。三日目。消えるデビラカーを追って哲夫と合流した勇二とユリは、”死んだデビラが空を飛び始める”不思議な光景を見た。
バギーとバイク.jpgスソト・サンニン.jpg空飛ぶデビラの死体を追って走るバイクとSATバギー。行き着いた所は怪人ゴーストンが待ち構える廃墟だった。恐る恐る、中に入る早瀬三兄弟。三人がバラバラになったところをユリが狙われた。勇二を襲うデビラ、地下室から兄を呼ぶユリ。スピーカーから出ている声とは気付かず。デビラカーでユリが運ばれていると思い、SATバギーで追う勇二と哲夫。一人、廃墟に取り残されたユリは、自分とそっくりな女に肩をつかまれ、逃げれば手裏剣が飛び、哲夫が居たと思えば、これも暗がりを利用したゴーストンの変身だった。恐怖に取り付かれたユリは、ついに気を失った。罠に気付いて哲夫、勇二が乗ったSATバギーが廃墟の前で止まると、デビラが待ち構えていた。勇二はデビラと戦い、哲夫は廃墟の中でユリを捜すが、なかなか見付からない。やっと地下室の入り口を見付けた頃、外では勇二とデビラの激しい戦いが続いていた。
ゴとレッド.jpgゴとトリプル.jpgついに姿を現したゴーストン怪人、勇二もレッドファイターに変身して戦うが、怪人は忍者のように、消えたり、現われたり。レッドファイターは、見えない敵に苦戦を強いられていた。弱り切ったユリを見付けた哲夫が廃墟の外に出て見ると、レッドファイターは、ゴーストンの”不思議な光線攻撃”を受け、立っているのがやっとだった。哲夫はユリを休ませ、グリーンファイターに変身。レッドファイターを助けようとゴーストンに立ち向かうが、二人とも、光線攻撃を受け、弱り始めた。この怪人を倒せるのはトリプルファイターだけなのだ。必死にユリを呼ぶファイター。呼び掛けに気付いたユリは、最後の力を振り絞ってオレンジファイターに変身。そしてトリプルファイターが出現した。姿を消して攻撃を仕掛けるゴーストン。しかし、トリプルファイターには通用しない。見えない怪人に向って、飛び上り、姿を現したゴーストンを見事に投げ飛ばした。地面を”のたうつ”怪人を爆破して、戦いは終わった。

急告!安藤達己が撮影した動画をバックに安藤達己が作った音楽を楽しめます:
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安藤達己的回想:今回の主役は、新たに登場したSATバギーだった。SATカーと違って、”車の乗り降り”が素早く出来るから、アクション物には適している。ハッシャ・バギー.jpgオープンカーだった上に、色も赤で目立つ。第一、バギー車、そのものが、”珍しい”時代だった。後部に小型ロケット発射台があり、今回も走りながら発射する、”格好良い”カットを撮った。物語の展開上、未舗装の道を走るシーンが多いが、車の後部が重いので、前輪が浮き上がり、見た目程、運転性能は良くない(失笑)。SATカーもガルウイング(屋根が鳥の羽の様に持ち上がる)を装備して、”目あたらし”かったが故障が多く、撮影には向いてなかった。そんな訳で、今回はSATカーの出番はなし(笑)。円谷作品では、人里はなれた場所が撮影現場になることが多い。今回は、殆どが多摩川上流だった。制作部がエピソードの舞台に、ぴったりの廃墟を見付けてきた。上手く探すもんだ!
毎日がアクションでつないで行く筈のトリプルファイターだったが、ドラマを中心に据えた作品や今回の様にスリラー劇があったりと、試行錯誤を繰り返しながら撮影は進んで行った。

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2009年12月06日

ダヴァオ紀行:その51 市民生活(写真をクリック⇒拡大)

カ・ジュウタク.jpg”平均的なダヴァオの市民生活”を決めるのが意外と難しい。日本人が住んでいる場所は特別で、XXビレッジと呼ばれる高級住宅区にあったり、ガレージ付きの小奇麗な建物ばかりが並ぶ一角にあって、庶民の生活環境とは程遠い。
不法占拠地域は、湿地帯や未整備の山林が多く、不衛生で、平均的な市民生活とは言えない。今回、お邪魔した家は丁度その中間にあたる。メインストリートからは、かなり遠く、出掛ける時は、まず、トライシクル(エンジン付三輪車)に乗ってジープニーの走る道に出なければならない。雨でも降れば、デコボコ道は”水溜り”だらけ。歩くのも容易じゃない。近所の家も木造住宅だが”持ち家”だ!日本の住宅と比べれば、粗末過ぎるほど粗末で(笑)、終戦直後のバラックと呼ばれた家を思い出させるが、ダヴァオは常夏の気候だから、雨露さえしのげれば、基本的に困らない。この家の家族構成は、両親と学生生活を終えた女の子が三人(社会人と呼びたいが仕事が無い!)と中学生の男の子一人、合計6人。一番上の女の子は、現在、外国に出稼ぎ中。1ケ月の生活費を聞いてみたが、なかなか答えてくれない(これが一番聞きたいことだった!)。8,000-ペソ位(16,000-円)?と聞くと、小さく頷いた。
カ・サリサリ.jpgお母さんはサリサリストア(よろずや)を営んでいる。”よろずや”と言っても、商品は極端に少なく、この辺で売れる安物しか置いてない。アメ・ガム・パン類・魚の干物に駄菓子、あとはコーラ類が営業用の冷蔵庫にあるだけだ。近所の人を相手に商売をしていて、女の子がいるから、顔見知りの人達が集まってくる。失業率が30%を超えるダヴァオでは、暇人が多い(失礼)。誰が作ったのか、お店の横にビニールシートで天井を張り、その下にはテーブルと椅子まで置いてあった。いつの間にか、集会所のようになり、駄菓子を食べながら世間話をしていくのだろう。メンバーが4・5人集まればカードを取り出し、ささやかな賭け事が始まる。
カケ1.jpgカケ2.jpg私が行った時、運悪く小雨が降っていて通りは閑散としていた。粗末な門を開けて中に入ると、テーブルを囲んでカードゲームの真盛中。小雨の中を見物している人さえいる。ポーカーやオイチョカブの様に、さっさと決着が付く”賭け”じゃない!ギャンブルと言うより、”冗談を言いながら、暇つぶし”の様相だ。ゲームが終わるまで10分以上もかかる。どうやら最後まで、沢山カードを持っていた人が”勝ち”らしく、負けた人たちは、悔しそうに5ペソ、10ペソを払っていた。写真を撮らせて貰うのだから、”せめて、お礼を!”とサリサリストアーに入り”コーラとスプライトの1リットルボトルを計4本”、スナック10袋とパン1袋を皆さんに差し入れた。これがたったの170ペソ。念のためコーラの値段を聞くと、19ペソだった。私も仲間に入りたいところだが、ルールを覚えるのが大変そうだし、時間も掛かる。ーーー又の機会に、と言うことにして家の中を見せて貰うことにした。
テクノロジー.jpg外の博打場(?)が丸見えの玄関を入ると、4畳位の応接間があり、小さな机が一つ。中学生が”テクノロジー”と書かれた教科書を覗き込んでいた。テキストは”英語”で書かれ、コンピューターの使い方と原理を説明しているらしい。そこでOSについて聞いてみたが、マイクロソフトにもアップルにも興味を示さない。ましてや、ソフトウエアーについての知識は殆どない。それでも”コンピューターを使った事がある。”と言う。案の定”ネットカフェ”だった。どうやら、もっぱらゲームで遊んでるらしい。ダヴァオでパソコンを持っている家庭は、ほんの一握り。PCを使って仕事している人を、身近に見たことの無い子供達にとってパソコンと言えばゲームなのだろう。こんな国が沢山あるのに、世界は容赦なくデジタルへ、ハイテクへと進み続けている。近い将来、この子がハイテク社会に放り出された時のことを考えるとーーーこのギャップに唖然とする私だったが。

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日本のお米が食べて見たい!と言うダヴァオの友人に、日本産コシヒカリ1キロを持参した時のことだ。そこのお嬢さんに、”明日の夕食は、日本のライスと、私達が”オカズ”を作って上げるよ!”と言うと大喜び。更に米は1キロ250ペソだと教えると、目を丸くして驚いていた。そりゃそうだ、ダヴァオでは米1キロが30ペソ程度で買える。
ショクタク.jpgダイドコロ.jpg次の日、食材を買い出しに行った時、念のため、ナベ、フライパン、ガス台の数を聞いてみた。”エッ!本当かよ!ガス台1個、ナベ1個と炊飯器があるだけだと言う。”ガス台は近所から借りて貰うとして、中華ナベ、フライパン、ナベ3コと包丁を買い、食材と共に大荷物を運び込んだ。さぁ、それから使った事の無い灯油のコンロに悪戦苦闘。4時間以上かかって私はチャーシューを2、5キロ。カレーは牛のコマギレ1キロを使って2時間も煮込み15人前。それに持ち込んだミソで貝のミソ汁。以上3品を作り上げた。
友人の方は、流石にグルメ!イタリアンでまとめた。小さなイカを使った海鮮スパゲティ10人前。イタリア風、焼ブタ1キロ。ふっくらと仕上がったタマゴ焼。の3品を仕上げた。午後7時、夕食の盛り付けに入る。チャーシューをスライスしていると、お嬢さんと友達がやって来た。切れ端を渡すと、その美味しさにビックリ!その場を動かない。友人も大皿にスパゲティを盛り、タマゴ焼も綺麗に切り分け、ここの家族5人と娘の友人に私達2人、計8人で賑やかな夕食が始まった。美味しそうに食べる一家を見ながら、腹もふくらんだところで、”カレーはジャガイモが入っているから冷蔵庫で保管してね。”と言い残してホテルへ。
翌朝、ホテルにやって来たお嬢さんに、”昨日の料理、悪くならないように気を付けてね。”と言うと、私の顔をジッと見つめ、あれから家族が”おいしい、おいしい”と全部食べて、もう何も残ってない!だって、本当かよ!たった5人の家族で、どうやったら、あれだけの量を食べ切れるのだろう?!

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