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ダヴァオ紀行:その49 イータリィ(写真をクリック⇒拡大)

ミセサキ.jpgオカズエラビ.jpgまぁ、日本語に訳せば”お食事処”になるんだろうが、特徴は、とに角安いことだ。ダヴァオにもファストフードの代表・”マック”もあるし、マックをしのぐ人気の”ジュリビー”もある。双方とも、店造りは綺麗で、衛生的だが、一食、100ペソ(200円)はかかる。大学出の給料が¥10,000-程度で、殆どの場合、半年契約の仕事となれば、ファストフードで食べる昼食はかなり贅沢だ。そこでイータリィが庶民のお食事処となっている。ダヴァオの町を歩けば、間口が1間位(180cm)で、店内が5坪もない小さなイータリィがやたらに多い。メニューもないし、セルフサービスだが、庶民はここで食事を摂ったり、”お持ち帰り”したりしている。お一人さま40ペソ(80円)程度で済むからこれは安い。最近ではイータリィが10軒以上一ヶ所に集まっている場所もある。
オカズ.jpgメニューは、その日に作った家庭料理で、入り口のカウンターの上に5種類位の料理がナベに入って並んでいる。客はフタを開けては品定め。2・3種類注文すると、粗末なサラに乗った料理が運ばれてくる。気に入った料理が無ければ他の店に行く。外食で済ませている人は行き付けの店があるらしいが、基本的に”日替わり料理”だから、飽きが来ないのだろう。でも、客の立場からすれば店が集まっている方が便利だ。私もイータリィ密集地に行ってみた。店によって料理も違うし、店内の広さも違う。カウンターに並んでいるナベのフタを開けながら店から店へ、気に入ったオカズを探すのも結構たのしい。
フタリ100ペソ.jpgジョセイト3ニン.jpg今回、入ってみた店は、シーフード中心の店だったが、高級食材は一切無い(笑)!店内は10坪位で、イータリィとしては広い方だ。混み合う時間じゃなかったから、客は7・8人。ナベを覗いて、小さなイカの煮物、スープ、ニガウリの炒め物とサラダを二人前。これに小瓶のビールを一本飲んで100ペソだった。隣では女子大生が3人、おしゃべりをしながら遅い昼食を摂っていた。私達が席を立った時、学生達もそれぞれお金を出そうとして、コップの水を引っくり返し、店の子がフキンを持って飛んで来た。野次馬の私は早速”三人でいくらなの?”と聞いて見た。”48ペソ。”なんと!一人16ペソ(32円)だ。”小父さんが払うから、写真を撮らせてくれる?”と聞くと、私のガイドが手早く説明したのだろう。喜んで撮らせてくれた。いつも昼食代はこの位の出費で済ませていると言う。1ケ月の”小使い”を聞くと、暫く考えていたが、”500ペソ位”と一人が答え、他の二人もうなずいた。その額なら、16ペソの食事だって毎日は無理だろう。100ペソ札を店の子に渡して、”オツリは3人で分けてね。”と言うと、学生達は私のガイドにお礼を言って帰っていった。

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ミンダナオ島にコーヒーを美味しくする動物が居ると言う。その名はシベット:イーグルセンターに行った時のことだ。金網の中に鳥カゴ位の木箱があり、動物が居る様子だが外には出てこない。それもそのはず、夜行性で昼間は寝てるとのことだ。飼育員の説明によるとコーヒー農園では大事にされている動物だそうな。シベットが熟れたコーヒー豆の外皮を食べ、消化出来なかった種(コーヒー豆)を排泄すると、消化液だか腸内菌だかの影響でコーヒーが熟成されるらしい。
ジャコウネコ-1.jpg写真を撮ってこなかったので、シベットを調べてみると、どうやらジャコウネコの排泄物(香料の原料)と言う意味と動物名そのもと二つあることが分かった。そこで、”特別なコーヒー”を調べてみた。今は滅多に無いそうだが、ジャワ島産コーヒーの中に、”コピ・ルアク”と呼ばれる幻の豆があり、ルアクと呼ばれる(マングースの仲間)動物の排泄物から採取したコーヒーだ、とあった。一般には知られていないが、ダヴァオ近郊でもコーヒーは栽培されている。マラグサンと言う山岳地帯に行った時、車があまり走っていない道路一杯にコーヒー豆が干してあった。聞いてみると、豆は大企業が一手に買い取り、”フィリッピンコーヒー”としては、あまり流通してない。
シベットもルアクの親類なのだろう、ダヴァオではシベットコーヒーと呼ばれて高級品だと言う。早速、ダヴァオに住むM氏に連絡を取り、このコーヒーを調べて貰った。”ありました!”ダヴァオの西に位置するコトバト州から”お取り寄せ”で手に入る。しかし、しかし、1グラムが何と!何と!600ペソ(1,200-円)。一人前のコーヒーを入れるのに、コーヒー豆が10グラム要る(12,000-円!)。---と言うわけで、どんな味なのか、お伝え出来ないことをお許し下さい(笑)。

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