川越まつり(写真をクリック⇒拡大)
終点、本川越で電車を降りるってぇと、祭囃子が聞こえてきたぁな。てっきりテープかCDだろうと思ったが、駅前にゃ”山車”が一台。ここの舞台(囃子台)から生演奏よ。てっぺんにゃ、主題の人形(御神像)が鎮座ましますっと。人形も山車ごとに、歴史上の人物がありゃ、能楽に由来するものまで、誠にもって多彩だ。囃子台は2畳ほどもあるか、狭めぇ場所に笛、鉦、小太鼓、大太鼓に踊り手が乗り込んでっから、さすがに窮屈そうだぁな。こんな山車が18台、次々と街へ繰り出す。見物客でごったがえす”蔵造り通り”に入ぇったところで、大概の山車は止まって”お囃子と踊り”をご披露するってぇ段取りよ。こうなるってぇと、正面に行きたくても黒山の人だかりで身動きが取れねぇ。と、頃を見計らって、お兄さんの掛け声で”囃子台”を90度、ぐっぐっと回転させたいっ。こうして”ぐるり”一回転出来るんだとよ。なぁ~る程、これなら山車の見物客は何処にいても、正面から見られるってぇわけだ。
驚くのぁ、こればかりじゃねぇよ。かって、この山車が、お江戸は新富町あたりまで、お出ましになったんだとよ。そこでだ!城門を潜り抜ける時、”人形”が邪魔にならなねぇように、まずは人形を台座の中に降ろし、この台座を又下の台座に納める。ってぇ、手の込んだ構造になっていた。あっしの田舎でも、稲の刈り入れが済んだ9月にゃ八幡神社(何故か、”やはた”と読ませる。)の祭礼で、川越とそっくりの山車が曳かれるがよ、こんなに手の込んだ仕掛けは無ぇ。電線も電信柱も無ぇ昔のこった、人形が邪魔になるものは無ぇし、舞台を回す程の人出も無かったんだろうよ(失笑)。
”祭”と言ぁ、心踊らせるのが派手な屋台だろうよ。メインストリートの”蔵造り”通りにゃ、出店がひしめいてたがよ、あまり”変わり映え”はしねぇ。あっしが面白かったのぁ、蔵造りの店が商っていた品物よ。芋菓子と狭山茶は名物だから当然だが、今時、見掛けなくなった”刃物”・”銅、鉄専門店”・”かつおぶし屋”まであった。ちょいと横道に入ぇると”川越七福神”の一つとか言う寺があったりする。その境内を覗いて驚いた。
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懐かしい見世物小屋が開店中よ。境内が狭めぇから、何軒もあるってぇわけにゃいかねぇが、安っぽい”ロクロ首人形”と口上で客引きする手法は昔のまんまだぁな。あっしがガキの頃、握り締めたコインを何枚か払っちゃ、なぁ~んだ、こんなもんかと後悔し、次の年にゃ、また後悔したのを思い出したなぁ(笑)。木戸銭は400円。子連れの親がお金を渡すと10分もしねぇ内に子供は出て来た(笑)。この頃じゃ、親が呉れた金だから、子の方は”損した気分”にもならねぇんだろうよ。付近にゃ”射的屋”さんが3軒も出てた。それに本物(?)を使った”金魚掬い”、親子が本気で掬ってるのを見たなぁ久し振りだったなぁ。東京の縁日じゃ、せっかく掬った金魚を飼うのが大変だってんで、持って帰らねぇんだとよ。だからプラスチック製の魚を引っ掛けて遊ぶ”金魚掬い”も出て来たぁな(失笑)。
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さすがにカーバイトで商ってる屋台は無ぇが、時代を感じさせる”蔵造り通り”をそぞろ歩きをしてりゃ、”祭囃子”が絶え間なく聞こえてくらぁ。それもその筈、100メートルも間隔を置かねぇで、”囃子台”のような小せぇ舞台が次々に現われる。某テレビ局番組がロケをしたせいか、驚く様な人出に、気合が入ってんだろよ。どこの”囃子台”も踊りの真っ最中。それも6人一組のご一党さんに、子供が加わっているのが圧倒的に多い。
あっしがガキの頃、夏休みになりゃ、神社の境内で、町の長老が子供達を集め、笛や太鼓を教えてた。その”お囃子”が聞こえるだけで、もう”祭”が待ちどうしくてしょうがなかったなぁ。娯楽が少なかったせいもあるが、お陰で郷土芸能の後継者にゃ、事欠かねぇやね。それが今はどうでぇ、お囃子の後継者どころか、若者にソッポを向かれ、”祭”の存続さえ危ねぇ町が沢山あらぁ。神輿をトラックに乗せて、テープのお囃子で、走る町もあるんだとよ。それに引き換え、川越はてぇしたもんよ。子供達が”祭”を盛り上げてらぁな。”祭”だって立派な無形文化財。これが寂れて行くのぁ、勿体ないやね。この賑わいがいつまでも続く様に願いたくなったなぁ。
安藤達己的毒舌:郵政会社、社長がついに辞任したぁな。昨年来、”簡保の宿”売却問題で総務大臣が辞めさせられるは、本社ビルの建て替えが物議をかもすはと、問題はあった。まぁ、あれだけの巨大組織を民営化しようってんだ、誰がやったってそう”すんなり”とは行かねぇ。その後釜が立派な元官僚よ。担当大臣が3人しか衆院議員が居ねぇ政党のボスだぁな。4年前の選挙で”郵政民営化”に反対、新党を作った、いわくつきの人物よ。まさか”郵政国営化”なんぞと言い出すんじゃ、あんめぇな。
担当大臣よ!あんたは反対だったかも知れねぇが、総選挙の結果。国民の総意は”郵政民営化”で決着済みよ。そこんところは忘れねぇでくんな。大体、あんたぁ、目立ちたがり屋だぁな。本来なら、取るに足りねぇ少数政党の代表が連立のお陰様で大臣になった途端に、中小零細企業と住宅ローンにまで3年間の返済猶予(モナトリアムとか言っている)をブチかました。だがよ、金を借りた人が約束通りに返済するのは当ったり前だろうがーーそのへんは、借主と貸主が上手くやってきたんだよう。
昨今の金融危機で、借り手が大変なことは想像出来るが、なんでんかんでん税金を使って処理すんなぁ無理じゃねぇかい。
自分が所属する少数政党を、何とかしようと”人気取り”をしたい気持ちは分るが、国民は来年の参院選挙がらみで”存在価値を示してぇんだろう。”位のことぁ、とっくにお見通しよ。何か言いてぇことがあったら、国民から信託を受けた閣内の同意を得てからにしてくんな!それが民主主義ってぇもんだろうよ。