« 2009年05月 |メイン | 2009年07月 »

2009年06月28日

ダヴァオ紀行:その44 教会(写真をクリック⇒拡大)

ショウメン.jpgセイカ.jpgフィリッピンはクリスチャンが圧倒的に多い。私の友人も、殆どがカトリック信者だが、たまに新興宗教っぽい宗派に入っているクリスチャンもいる。違いを説明してくれる友人の話に耳を傾けても、宗教音痴の私には見当が付かなかった。プラカードを掲げて広場や運動場で大集会を開いているのは大概、この手のカルトだ(違ったら失礼)。
国民の90%以上がクリスチャンなのに、ここミンダナオ島だけは回教徒が人口の3割を占めているそうだ。回教徒が求めていたフィリッピンからの独立運動は10年前に決着したが、今も社会不安の火種になっている。ダヴァオ市内でも夕方になるとコーランを唱える声が聞こえてくる。以前泊まったホテルの引き出しには”回教徒の経典(コーラン)”が入ってた。
”ダヴァオ通い”を始めて20年になるが、これまで教会に行ったことがない。今回は敬虔なカトリック信者に頼んで日曜日の礼拝に連れて行って貰うことになった。ホテルからタクシイーで10分程だから、ダウンタウンの中心部にその教会はあった。そんな短い道中なのに学校と教会がやたら目につく。無神論者の私だから、普段、出歩いていても興味の無いものは気が付かない(笑い)。でも教会に向かっているせいで、それらしい建物が見えると、いちいち友人に確認する。思った通り教会だ!それも立派な建物が多い。
holyダイガク.jpgギョウショウ.jpg朝・8時まだ目覚めぬ町の交差点でタクシーを降り、ホーリークロス大学の派手な建物を過ぎて左に曲がれば教会の入り口だった。門の外には生花・ローソク・線香を路上に無造作に並べて売っている人が3人。もう一つの入り口には、タクシーより近距離を走るハバルハバルと呼ばれるバイクがたむろし、なぜか水遊び用具を売るおじさんが一人、声を掛けて来た。屋台のアイスキャンデー屋もある。ここダヴァオでは人の集まるところには、必ず物売りが居る(笑い)。
チャペルの中は”日曜礼拝”の真っ最中。中に入って良いのやら、迷いながら構内をうろうろしていると、薄暗い小屋があった。覗き込むと線香の匂いがぷーんと鼻をつく。目が暗さに慣れてくると片側はローソクが何十本も灯され、反対側は線香が燻っていた。教会の敷地にお墓はないが、先祖の供養のためにローソクと線香を供えるのだろうか?思い切って友人に、”中に入っても良いか?”と聞くと、”出入り自由”だと言う。それなら早く教えてくれれば良いのにーー
レイハイドウ1.jpgオワリニ.jpg抜き足差し足、礼拝堂に入ると、高い天井とシャンデリアの灯りが眩しいほどだ。フロアーは磨かれ、ステンドグラスを通して外光が厳かに差し込んでいた。信者たちは両手を広げ牧師さんの”説教”に耳を傾けているが、さっぱり聞き取れない!”これ英語?”と小声で聞いてみる。”ビサヤン”。分からない筈だ。今は現地語の礼拝時間(約1時間)で次が英語。これを12時まで交互に繰り返し、牧師さん達も交代するそうだ。不謹慎かと思ったが、”構わない”と言う友人の言葉に従い写真を撮り始めて10分も経たない内に群集が説教台に向かって動き始めた。私も端の通路を急ぎ足で最前列へ、ずうずうしくもカメラを構えた。敬虔な信者たちは一人ずつ、前に出ると頭を下げ、牧師さんは、何やら液体(聖水だと思う)を振り掛けていた。これが”日曜礼拝”最後の儀式らしく、祝福された信者たちは外に出て行く。
私も脇の出入り口から外に出ると、帰途に着く人々と入れ替わるように、次の礼拝(英語編)に来た信者がチャペルに吸い込まれてゆく。信仰心の無い私だが、内部の美しさに圧倒され、厳かな雰囲気に感動し、心が洗われた様な気がしたところで、外の暑さに気が付き(笑い)、開いている喫茶店に飛び込んだ。汗が収まったところで、タクシーを拾ってホテルへ。明日は東京に帰る日だ!はてさて、最後の日をどうやって過ごせば良いのだろう??時間はまだ、朝の9時半、まずはホテルで一休み。目が覚めたところで、こちらで知り合った悪友にでも連絡を取ってみるかーー

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


リョウ・サクラカイ.jpgダヴァオの誰とは言えないけれど:滞在中お世話になる”ダヴァオ桜会”のメンバーがSMショッピングモールにあるサンミゲールビール直売店に集まっていた。私も誘われたので”生ビール飲み会”に参加。ほろ酔い機嫌になったところで、Aさんの奇妙な話が始まった。どちらかと言えば、高齢な会員(ごめん!)が多く、日本なら運転を止める歳になっても、交通の便が悪いこの地では車が必需品だ!当然のように免許証がいる。免許証があれば更新時期がやってくる。どこでどう間違ったのか、Aさんの免許証には”国籍フィリッピン”とあった(?)。悪友たちは”容貌のせいだ(笑い)”と言っているが、本当のところは免許証を交付した役人にしか分からない!更新時期を迎えたAさん、日本国籍に直そうとしたら係官が、しげしげとAさんの顔を覗き込み”フィリッピン国籍だと、何か不都合があるか?”と聞いてきた。”これまでに不都合は無かった。”と答えると、”記載事項を変更するには時間とお金が掛かるしフィリッピン国籍の方が何かと便利だぞ!それでも変えたいか?”と聞いてきた。
だから、Aさんの免許証は今もフィリッピン国籍のままだ!?本当だよ。

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。

2009年06月21日

第19回関正子杯小中学生卓球大会準備(写真をクリック⇒拡大)

シンスイ09.jpg6月に入ると、一年に一度めぐり合う、牽牛・織姫のデートほど色気はないが”聞きなれた”と言うより”聞き覚えのある声”が受話器の向こうから聞こえて来る。関杯の打ち合わせがあるから、金曜日の午後6時深水に来て欲しい、とのお達しだ。”あ~ぁ!もう、そんな時期になったのか。この歳になると、一年が益々短くなってくる。”なぁ~んて言う繰り言はさておき、指定通り、梅島駅に降り立った。丁度、ラッシュアワーの時間だったから、改札口は家路を急ぐサラリーマンで溢れていた。そこから徒歩3分、店に入ると、二階席は予約され、厨房は忙しそうだし、サラリーマン風の客が次々に入ってくる。
ママト09.jpg”もう、お見えになってますよ。”と愛想のよいお女将さんが、関正子さん達の居るテーブルに案内してくれた。関杯の準備で、ここ深水を使うようになってもう大分経つ。誰が最初に来て席を取るのか知らないけれど、いつも同じテーブに陣取っている。座る場所も、いつの間にか決まってしまった。左手の壁際では”関杯”のドン・T先生が早々とビールを傾けていた。そうそう、この先生、二年ほど前に定年を待たず教職を離れ、小銭(退職金のことらしい?)が入ったからと足立区の片隅に立派なビルを建て卓球場とお稽古教室を始めた。てっきり実業家に転進したものと思い込み、”武士の商法にならなければ良いが”と心配していたら、何と!母校K大学・体育学部の”講師さま”になっていた。私も運ばれたビールで喉を潤し、T先生の話に耳を傾ける。
ヌシ・タダ.jpgカンバン・ムスメ.jpg中学校・教員生活30数年で、指導した卓球部を10回も全国大会に連れて行ったとのことだ。卓球に力を入れている私立校ならともかく、公立中で学校を変えながらの実績となるとこれは凄い!成程、出身大学が放って置かないのも頷ける。T先生のような大会関係者が出世したり、教育界で注目を集めるのは傍で見ていても気持ちが良い。
先ほどから小声で話し合っているお嬢さん二人(?):ここ数年、会計と広告依頼及び雑用を一手に引き受けてくれている”関杯”の看板娘だ。どうやら今年の大会費用が賄えるかどうか、収入と資出を照らし合わせている様子に見えたから、私も立場上”大会運営は大丈夫なの?”と声をかけた。”大丈夫ですよ。でも、今年は広告の数が大分減りました。”との返事。今の経済情勢じゃ、こうした大会に広告を載せてくれる程、余裕のある業者も少なくなっているのだろう。
兎にも角にも、会計責任者が今年の大会は心配ないと言っているのだから、”後は楽しくやりましょう。”と蒸しハマグリを追加注文。毎年のことながら、今年も多くのテイームが参加してくれることを願い、看板娘の労をねぎらって解散となった。
割烹 深水:東武伊勢崎線梅島駅より徒歩3分 電話 03-3886-6903

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


nishi-1.jpg安藤達己的毒舌:突然政界を、と言うより民主党を揺るがした”西松建設、献金事件”の裁判が始まった。民主党党首の秘書が政治献金がらみで逮捕され、これをきっかけに党の支持率が下がった責任を取って、党首は退き、新党首の誕生となった。与党、自民党の中にも西松建設から寄付を受けていた人が、かなり居る。うがった見方をする評論家は”民主党つぶし”ではないか?と疑うが、国民が怒っているのは、政局に関わる問題じゃない。その証拠に、内閣支持率だって20%を下回って、総理は解散総選挙の決断すら出来ない。公共工事の受注を決めるのは”天の声(影響力のある政治家)だ”なんて、鼻持ちなら無い言い方をするが、一体、誰の金を使ってると思ってんだよ。みんな国民が払った税金じゃねぇか!この税金を無駄なく使って国民のためになる仕事をさせるのが政治と行政の責任だろうがーー
政治家が抜け穴だらけの政治資金規制法を作り、灰色の政治家は”法律違反はない”と強弁する。だが、待てよ!利益を追求する民間企業が”見返りを求めずに、政治家に献金するかい?”こんな程度のことは小学生にだって分からぁ。こんな事件が起こらないようにと、納税者一人から250円を集め、政党が助成金とやらを受け取る仕組みを作ったのは誰だっけ?
国民の税金を自分のお金のように考えてる政治家と官僚。今度の総選挙では、国民の意志をはっきり示し。政治の方向を変えようじゃなねぇか。新しい時代に適応できない政治家も官僚も”喝だっ!”

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。

2009年06月14日

あやめまつり:潮来(写真をクリック⇒拡大)

アヤメピンクソト.jpgイタコ・エキマエ.jpgいずれがアヤメ・カキツバタってかい。昔っから楚々とした若ぇお嬢さんの甲乙つけ難い美しさを表す言い回しだぁな。今時、そんなお嬢さんを見つけるなぁ、容易じゃねぇっか(笑い)。そんなこたぁ兎も角、日本の春は足が早ぇ、桜が終わるってぇと一気呵成だぁな。ゴールデンウイークまでにゃ、ぼたん・つつじ・ふじとアッと言う間に満開が飛び去ったい。気が付きゃ水無月。”あやめ”と”あじさい”の花便りよ。梅雨前線は沖縄から九州、そして更に北上中。”潮来(いたこ)にでも行ってみるか”とJR常磐線に乗って我孫子(あびこ)へやって来た。ここから成田線(鹿島神宮行き)に乗り換えて潮来に向かうが飛んでもねぇ駅名が続く、木下(きおろし)・安食(あじき)・上総松崎(かぞうまんざき)・そして潮来(いたこ)よ。なんとも合点のいかねぇ読み方に、どんな歴史が隠されてるのか知らねぇが、こんな駅名をすらすら読める人なんざぁ居ねぇだろうな。
アヤメ・アカムラ.jpgイタコバヤシ2.jpg利根川を渡りゃ茨城県だぁな。車窓から見える景色は田んぼの緑一色よ。低湿地帯、水郷を中心の穀倉地帯が広がってた。続いて北利根川の鉄橋を渡ると、右手にゃ水路と沼があり、土手にゃ釣り人がチラホラ。”あやめまつり”期間中は再現航行している”帆びき船”でも見えねぇかと目を凝らすが、そうは行かねぇ。これは又の機会と言うことにして、潮来に到着。駅舎を出りゃ、聞くまでも無ぇ。駅前の信号を渡りゃ、あやめ園の駐車場よ。人の流れに押し流されて、ひしめき合う屋台を通り過ぎると”潮来花嫁さん記念歌碑”があった。こちとら、昼過ぎの到着だからもう”あやめ園”は大変な人出よ。”ごめんなさって”と人込みを掻き分け”あやめ”だか”かきつばた”の中を通る”あぜ道”へ出るってぇと、せっせと写真を撮り始めた。と、まぁーそう思ってくんねぇ。
あんちゃんに肩を叩かれて振り向くと、”この通路が潮来ばやしの舞台だから、向こうっ河岸で見てくんな”だとよ。太鼓橋が掛かってたから、登ってみると和楽器を持った一団が”のどかな音楽”を奏で始めた。これに合わせて7・8人の男女が、あやめ畑の通路に繰り出すと踊り始めたぁな。
アヤメエン2.jpgサッパセン.jpgちょいと優雅な”おはやし”を聞きながら”潮来笠記念歌碑”の前でパチリと一枚。奥の建物が名物・さっぱ船の乗り場さね。1000円がとこ奮発すれば、ゆったりと魯を漕ぐ船頭さんの案内で40分の水郷巡りとなるが、こちとら時間が無ぇ。成田行きを一本逃すと、次の電車は2時間待ちよ。折角、潮来に来ながら、さっぱ船に乗らねぇとは不粋なこったが、仕方がねぇ。その分、園内をくまなく見て回って、ミスあやめに二言・三言。揃いの”ゆかた”で、出番待ちの”あやめおどり”ご一党さんに”ねぎらいの”言葉なんぞかけて、早々と駅に向かった。時間がありゃ、そこいら辺をうろついて、美味しいものか、ここでしか食べられねぇものを探してぇところだが、それもオアズケ!食いしん坊にゃ、辛い一日だったが、潮来の”あやめ”を十分楽しんだんだ。まぁ、これで”良し”とするっきゃねぇやね!

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


12%.jpg安藤達己的毒舌:ほら来た。またぞろ消費税論議よ。政府は二言目にゃ、高齢化社会で福祉費がかさみ、税収が不足すると”のたまう!”一方じゃ、政官財一体となった税金の無駄遣いは一向に止まらねぇ。こんな提案だか論議だか知らねぇが、する前に、政治と行政のスリム化を本気で考えちゃどうでぇ。まんず、国会議員の数を半分に減らしな。次が地方分権よ!国家公務員の地方への出向。これが地方公務員の仕事とダブッて、一説によると10万人も余分な人員が居るといわれてるじゃねぇか。次に控えしが、各省庁にぶら下がってる××法人・行政法人・公益法人の類よ。これを全部0シーリングで見直せば、特別会計なる、分かりづらい予算から出て行く出費が大分抑えられんじゃねぇかい!
総選挙のマニフェストで自民党も民主党も、どの予算から、いくら無駄を省くのか具体的に示した上で、赤字国債のつけを次世代に押し付けない為の税制論議を戦わして貰おうじゃねぇか!あっしら国民から見りゃ、なんとか族とか言われる”お偉いさん”が国民の利益にゃ背を向け、特定業者の利益代表になってらぁな。こんな政治家は皆さんの一票で、今度こそ退場させようじゃねぇか。

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


2009年06月06日

ファイヤーマン:アルゴン星から来た少年(写真をクリック⇒拡大)

デビルサウ.jpgオニギリ1.jpg怪獣デビルザウルスが山村に出現。破壊の限りを尽くしていた。急を聞いて駆けつけたSAFがマリンゴンで攻撃を仕掛けると、怪獣は地中に潜り、行方をくらました。こんな騒動の最中に大きなタマゴを大切そうに抱えた謎の少年が現れた。村人達は少年が持っているはデビルザウルスのタマゴで、それを取り返すために怪獣が暴れてるに違いないと勘違い、少年を村から追い出そうとしていた。少年は突然の驟雨にも”雨宿り”する場所すら無く、風邪の高熱に苦しんでいる所を六助爺さんに助けられた。
このエピソードは、私が特撮で取り上げてみたかった”日本むかしばなし風”の”竹取物語・男子篇”だった。アルゴン星から迷い込んだ少年、エムサ。エムサと過ごすことになった孤老の六助。いつしか二人の間に芽生える愛情。そして宿命の別れ。今日も六助爺さんが見上げる夜空に、エムサ星が輝いていた。
ツリ.jpg六助の看病で元気になったエムサは、畑仕事を手伝い、コマを回して遊び、つりをして楽しい日々を過ごすが、エムサも地球に長くは居られない。アルゴン星に帰るためにはレムタン怪獣のタマゴを孵さなければならなかった。近くに温泉が出ているのを知ったエムサはタマゴを暖めようと穴を掘って埋めてくるが、デビルザウルスが地下で暴れるため、度々地震が起こり始めた。心配になったエムサはタマゴを掘り返して持ち帰ろうとした時、調査に来ていた岬に出会い、レムタンとの合体でアルゴン星へ帰ることが出来る秘密を打ち明けた。
ミサキ・エムサ.jpgレムタン.jpgついにレムタンのタマゴが孵って大喜びしていた時:大地震が起こりデビルザウルスが姿を現した。火を噴いて暴れまわる怪獣。傷ついて倒れる六助爺さん、マリンゴンも怪獣が噴射する火炎で炎上、やむなく不時着。機を飛び出した岬も飛び散って来た岩に打たれて失神。エムサは六助を助けるため、村を救うため、生まれ故郷アルゴン星へ帰れなくなることを承知でレムタンと合体、怪獣となってデビルザウルスの前に立ちはだかったが、凶暴なデビルザウルスに追い立てられ、アルゴン星へ帰るエネルギーはどんどん失われて行く。ついにレムタン怪獣はデビルザウルスに投げ飛ばされて、エムサとレムタンに分離、倒れ込んでしまった。最早これまで、かと思われた時。岬が我に返り、ファイヤーマンに変身。
ファ・デビル1.jpgデビルザウルスに襲い掛かった。ファイヤーマンの激しいパンチ攻撃に一瞬ひるむが、体制を立て直した怪獣は火炎攻撃でファイヤーマンに迫る。空中を舞いながら炎を避けると、激しい体当たりで反撃に転じたファイヤーマン!両手からファイヤーショットを繰り出すとデビルザウルスの両手が砕け落ちた。このチャンスを逃すまいと全身、真っ赤な炎と化したファイヤーダッシュで戦いの決着をつけた。気を失っているエムサとレムタンを見つけたファイヤーマンは二人にアルゴン星に帰るためのエネルギーを注入、岬に戻った。
木陰から六助爺さんに別れを告げるエムサとレムタン。そっと見守る岬。やがて天空に向かって一条の光が尾を引いて駆け上がると、エムサ星となって、輝き始めた。

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


レムタン・ホシ.jpg安藤達己的回想:ファイヤーマンも終わりに近く、この台本を読んでみると、エムサを演じる子役が作品の出来を左右する程、重要な役どころだった。すぐに”快傑ライオン丸”で小助役を演じた梅地徳彦に出演を打診してみた。OKが出ると、私が持つ”農村の原風景”を取り込んだ”童話”を撮りたいと言う意欲が湧いてきた。撮影時は田植えが終わった時期で水田の美しさ・男の子なら誰でもしていた沼での魚釣り・竹とんぼ・コマ遊びと、この頃(昭和47年)忘れかけていた絵をふんだんに取り入れた。のどかな田園風景の中で六助爺さんとエムサの間に芽生える父子愛に似た感情と別れ!ラストシーンの後に”暖かい余韻”が残せれば大成功ですがーー。
山の天気は難しい。エムサがレムタンのタマゴを暖める温泉地。箱根の地獄谷(大涌谷)がロケ地だった。小田原は薄日が射しているのに地獄谷は濃霧。撮影が始まれば2時間もかからないロケなのに、何も見えないのでは仕方が無い!それから何回、箱根通いをしただろうか:ある時はターンパイクでロケバスが猛烈な突風にあおられ、あわや!大惨事は免れたが、結局、地獄谷のロケは断念。秋川渓谷でスモークを炊いて撮影することになった。あ~ぁ、女心と山の天気(?)ですねぇ!

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。

2009年06月01日

ダヴァオ紀行:その43 奨学生・09(写真をクリック⇒拡大)

アポ・マド.jpg目を醒ませば昨夜の豪雨が嘘のように晴れ渡り、澄んだ空気のせいか、はるか彼方にアポ連山がパノラマのように広がっていた。例年の事ながら、ダヴァオ到着の翌日が一番忙しい。9時までに朝食を終えて、学生の指導を任せているラニーを待っていると、ホテルオーナーが私を事務所に招き入れた。日本で生産される、非常識に高いマンゴーの話をすると、事務員に何やら耳打ち。5分もしない内に、大きいが熟れていない緑色のマンゴーを二つ持って事務員が戻って来た。オーナー氏、”ノー!ノー!”手を横に振って、”アンドウ、後で完熟マンゴーを部屋に運ばせておく”と有り難い御宣託(笑い)!丁度、ラニーがやって来た。オットット!お腹がふっくら。妊娠6ケ月で、シングルマザーだと?!
アキマエ.jpgドリーサラス.jpg今年は高校を卒業する生徒は無く、新しい奨学生も居ないはずだったが、プリンセスが転居のため当奨学金制度を退会。ドリーが新しく加わった。12時までにオードリッド(欠席)を除く4人がホテルのロビーに集結。昨年、日本食レストランに連れて行くと生徒たちは大喜び。お米の美味しさ(コシヒカリ・日本産ではない!)に驚いていたので、今年もお昼は”和食”と決めていた。和食レストラン、”Akiko”に入ると、まずは”マグロの握り”を8カン注文する。
ダヴァオにも”キニラオ”と言うマグロを生で食べる料理があるが”メジマグロ”と呼ばれる小さなサイズで脂も乗ってないし、美味しいわけでもない。マグロはサイコロ状の角切りで、キャベツ・玉葱の千切りと一緒に、酢醤油みたいなもので食べる。それに比べれば、”マグロの握り”はドッヒャーと感じるほどに美味しい筈だ。
ガク・スシ.jpgガク・メンチ.jpg最初は不安そうだったが、マグロの握りを一口ほおばると、生徒の表情が変わった(笑い)。後は生徒の手が勝手に伸びてきてアッと言う間に”すし”の項は終わりと合いなったが、”わさび”と”みそ汁”には誰も手を付けない(苦笑)。”すし”の後はコロッケ・メンチカツと日本でも学生や若者に人気のある揚げ物で栄養をタップリ摂ってもらう。頃合いは良し。残った食べ物はビニール袋に詰めて貰い、生徒がテイクアウト。これにて解散となったが、朝のうちの快晴がウソのように外はスコール。私も、生徒も濡れて困るような服を着てるわけじゃなし、肌寒いわけでもない。軒下を走りながらジープニーやタクシーが行き交うメインストリートに向かった。
レストラン”Akiko”:ヴィクトリアの近く  ℡ 082-222-6825

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。


ga8.jpgダヴァオギャル:おねだり事情・ブログを書き始めてから、ガイド兼モデルのお嬢さんを頼むようになった。それも行く度に違ったモデルさんが欲しいから、友達から友達へ紹介して貰う。勿論、少ないが日当も払っている。早ければ、午後3時頃までに取材も写真も撮り終える。そんな時、モデル嬢は決まったように私をショッピングモールに誘う。気軽に付き合うと、お嬢さんたちが買いたい服やサンダルを見つけると動こうとしないが、といってお金を出す気配も無い!こっちが待ちくたびれて”それが欲しいの?”と聞くと”似合うでしょう?”と念を押してくる。結局、買ってやらざるを得ないから、安い時でも¥2000-前後の出費となる(笑い)。
最近はこっちも学習したさ。モデル嬢がショッピングの話を始めたら”部屋で休んでるから、好きなものを買えば”と¥500~1000-を渡す。1時間もすると興奮して部屋に帰ってくる。白のワンピース¥380-:ミニスカート¥280ー:シャツ¥140ー:サンダル¥80-だってーーー私が一緒の時は、そんな安い商品なんか見向きもしなかったくせに!

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へブログランキングへ左のバナーをクリック:お願いします。