ファイヤーマン:死人をあやつる宇宙の支配者(写真をクリック⇒拡大)
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宇宙ロケット、レッド2号の捜査は打ち切られ、乗組員3人は絶望と思われたいた時、乗員の一人、杉森がSAF本部に現れた。マリがコーヒーを入れに部屋を出た隙に、一人になった杉森は時限爆弾を仕掛けていた。部屋に帰って来た岬は、マリを拳銃で狙っている杉森と格闘になり、耳に付いていた発信機をはずすと杉森はぐったり倒れこんだ。杉森は元々死体だったのだ!その頃、死体の盗まれる不思議な事件が頻発していた。発信機に使われた金属は水島の分析で、地球上に無い物質だったが、何処から来たのかは不明だった。
このエピソードは暗黒帝王・ブラックサターンが怪獣ブラッカーとロボットと共に地球に潜入、ロボットに死体を集めさせては再生、遠隔操作で操り、地球の破滅を狙うと言うゾンビ風のスリラーで、これに若い岬と千葉の息詰るアクションが加わった。
不思議な機械で再生された、レッド2号の林隊員もゾンビ軍団に加わっていた。レッド2号の乗務員を調べていた岬と千葉は林の家の前で少年と出会い、林も何者かに操られているの知る。SAF本部では、宇宙からの侵略者が居るのではないかと疑問を持った海野隊長が宇宙電波を解読した野川博士と電話連絡を取っていると、突然、電話が切れた。ゾンビ軍団が博士を襲っていたのだ。岬と千葉が本部の指令で、駆けつけたが間に合わず、野川博士は電波を解読したテープを残して息を引き取った。
このテープでブラックサターンが近くにいることを知った岬と千葉が手掛かりを求めて野川博士の所へ戻ると、ゾンビ軍団が博士の遺体を車に積んで運び出すところだった。これを追うマリンカー。廃屋に忍び込んだ岬と千葉をロボットとゾンビ軍団が襲撃。激しい立ち廻りが繰り広げられ、千葉が人間だとばかり思っていたロボットを爆破するとゾンビ達も死体に戻った。
紫の煙の中から現れたブラッカーはビルを破壊しながら暴れまわり、緊急発進したマリンゴン、マリンブルの攻撃も受けつけず、ブラッカーに接近した岬と千葉の乗ったマリンブルは角からでる光線で炎上、不時着した。二人を助けようと着陸するマリンゴン。
益々、凶暴化するブラッカー。だが暗黒帝王・ブラックサターンは姿を見せない。我に返った岬はマリンブルを飛び出すとファイヤーマンに変身、ブラッカーと激しい肉弾戦になった。ファイヤーマンのエネルギーは奪われて行く。あやふし:ファイヤーマン!
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最後のエネルギーを振り絞ったファイヤーマンが炎となって”ファイヤーダッシュ”で体当たりすると、さすがの怪獣ブラッカーも炎に包まれていった。燃えさかる炎の中から空中に舞い上がったクラゲのような生物。これが暗黒帝王、ブラックサターンの姿だった。野川博士の推測通りブラックサターンは地球に来て、ブラッカーの体内に隠れていたのだ。無敵のはずだった怪獣が倒された今、悪知恵にたけたブラックサターンを守るものは無い!ファイヤーマンの攻撃に、なす術も無く、燃えながら消えて行く暗黒帝王。地球は平和を取り戻し。マリンゴンはSAF 隊員を乗せて何事も無かったように基地を目指して飛び去った。
安藤達己的回想:ファイヤーマンは円谷プロ創立10周年記念企画として日本テレビで放映された。ウルトラQから怪奇大作戦まで放映はTBSだったから、ニッテレの円谷プロ作品に対する期待は大きかったに違いない。
しかし視聴率は思ったほど、上がらず、このエピソードでは(27話目・全30話で終了)サブタイトルの前に、クライマックスシーンのファイヤーマンとブラッカーの戦いを入れたり、ブラッカーの中からブラックサターンが現れたりと、今までに無い工夫が見られた。それでも特撮作品が氾濫していた当時、劇的な視聴率の回復には結びつかなかった。ーーー
ウルトラセブンDVD新発売:5月12日、宅急便の荷物が届いた。円谷プロから発売されたばかりのウルトラセブン見本品の1・2巻だった。新生円谷プロが発売するDVD、第一弾と言うことなのだろうか?売り上げ予想がどれ位なのか見当もつかないが、1巻(4話)に怪獣プロマイドがついて¥1890-だった。
42年前の作品なのに、色あせないウルトラセブンの人気に脱帽!