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2009年04月26日

こいのぼり:橋本弥喜智商店(写真をクリック⇒拡大)

ハ・ミセ.jpgオオコイ.jpg加須っちゃウドンも有名だが、なんたって”こいのぼり”だろうよ。歴史をひも解きゃ、明治時代に傘・提灯職人達が、暇な時に和紙で”こいのぼり”を作ったのが起源だとよ。その技を引き継いでその生産量は、今も日本一だってぇから、驚くじゃねぇか!町興しを兼ねて作ったんだろうが、100メートルもある”ジャンボこいのぼり”を大空に泳がせて端午の節句を祝うってぇから豪勢なもんよ。この制作にゃ、橋本弥喜智商店の店主が設計と指導を担当。2000人もの市民が協力したってぇから凄ぇ。
あっしが加須駅に降り立ったのが4月も中旬、駅前広場にゃ立派な”こいのぼり”が泳いでたなぁ。そこから徒歩10分、ひたすら橋本弥喜智商店を目指して歩く。機械化が進んだ昨今のこった、4軒ある”こいのぼり”製作所でも、昔ながらの”手書き”にこだわっているのは、ここしか無ぇ。目印の銀行を通り過ぎて、この辺りだろうと見回しちゃみたが、それらしきビルはねぇ。そのまま歩き続けるってぇと”橋本商店駐車場”の看板が目に入ったぁな。おっ!ここかよ!美智子妃殿下が見学に来たほど有名な工房だぁな。さぞかし立派な門構えだろうと思ったが、御覧の通り、つつましやかなもんよ!だが趣がある。う~ん、流石に伝統を重んじる店主の”心意気”が感じられらぁな。
ヨロイ2.jpg”のれん”を潜って中に入ぇると、意外に狭い店内は溢れんばかりの五月人形よ。なぁ~る程、ここで商ってるのぁ”こいのぼり”だけじゃねぇんだ!それは構ねぇが、肝心の”こいのぼり”が見当たら無ぇ。お店のお姉さんに、あっしの目的を告げると、すぐに職人と言うよりゃ、品のある大店の店主風のご主人が現れた。”折角、来ていただいたが、今日は忙しくて、お相手する暇がない。”とのお達っしよ。そりゃそうだ!4月の日曜日となりゃ、掻き入れ時だろうよ。さっきから奥にある板の間を人が上がって行ったり、降りて来たり、やたら出入りが激しい。こちとら”手書きのこいのぼり”を見せて頂けりゃそれで十分。大方のところぁ、インターネットでお調べ済みよ。
テンシュ.jpg店主のお許しが出たところで、暗くて狭い、曲がった階段を登って行く。二階に辿り着くと、と言うほど階段が長ぇわけじゃねぇが、窓外にゃ春の日差しを一杯に受けて、盆栽の鉢がズラッと並んでたぁな。左手にある狭い二部屋にゃ、立派な鎧・兜がところ狭しと展示してある。思わず足を止めて、しばし見とれてたぁな。そこを抜けると、普段は何に使われてる部屋か定かじゃねぇが、そうさなぁ40畳もあるか?天井から窓、壁、隙間が無ぇほど”こいのぼり”が飾ってある。と言うより、高価な”こいのぼり”にゃ気の毒なほど、窮屈そうに貼り付けられてたいっ(笑い)。
コイ3.jpgコイ1.jpg正面に見えてるのが5メートルの”こいのぼり”でよ。右手のが7メートルだが、その大きさは半端じゃねぇ。あっしだって、こんなに近くで見るのぁ始めてだぁな。目の周りから、ウロコ、ヒレ、尾っぽと見れば、見るほど味がある。流石に”手書き”よ!一筆、一筆が微妙に変化していて、飽が来ねぇ。寸分、違わず刷り上るプリントとは大違いだぁな。
さっきから、家族連れの客が次々とお出ましよ。店のお姉さんが、丁寧に説明しては伝票らしきものに書き込んでらぁ。買う方だって、美術品を買う感覚だろうよ。説明を良く聞いて、納得しなけりゃ、商談はまとまらねぇ。一組が帰って行きゃ、もう次の家族が品定めよ。”こいのぼり”の色も昔と違って、随分と派手に成った。その上、手書きとなりゃ、客の要望に応じて見本と違うものも出来るんだろうよ。店中が接客に忙しいってのに、長居しちゃ申し訳ねぇ。あっしも十分、”手書きこいのぼり”を堪能したところで、”おいとま”させて頂くとするかーーーここの店主に限らず、古来から伝わる匠の技は、何とか受け継いで行って欲しいもんよなぁ。
橋本弥喜智商店:東武伊勢崎線・加須駅より徒歩10分
      (電話)0480-61-0371 (Fax)0480-62-4151

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カレージケン.jpg安藤達己的判決・考:1)和歌山カレー事件・1998年夏休み。楽しいはずの”祭り”は一変して、無差別殺人事件の現場となった。この事件の影響は大きく、夏休み恒例の”XX祭り”からカレーが消えた。その後、不審な言動でマスコミを手玉に取っていた容疑者は逮捕され、この人が行って来た過去の”疑惑の行動”が毎日のように紙面を賑わせた。あれから10年、裁判では動機は不明。証拠も自白も得られず。状況証拠だけで”有罪・死刑”が確定。犯人は今も”無罪”を主張している。再審の道はあるが、逆転無罪の可能性は皆無に近い。
今年、5月から始まる”裁判員制度”では、このような無罪か死刑かの判断を一般国民が下すことになる。
2)”それでもボクはやっていない”:映画の方は有罪で終わっているが、現実の事件は最高裁で逆転無罪となった。逮捕されていたのは大学教授。痴漢被害に合ったと告訴していたのは高校生だったとかーーーこの裁判は3年間に亘り、この破廉恥罪の被疑者になった者は、普通ならとっくに社会的信用を失い、生きる場所を失ったであろう。幸い、この被疑者は国立大学の教授だった為、復職出来るとのことだ。
数年前、女高生数人と話す機会があった。話は盛り上がり、痴漢の話になると、”私は通学の途中、毎日のように痴漢にあっている”と一人が口火を切った。他の生徒もほとんど経験していると言う。電車の中って痴漢だらけかよ!思い違いもあるんじゃないかい?
私はラッシュアワーの電車に滅多に乗らないが、ある時、バッグを片手に身動き出来ないでいると、前にいた女性が振り返って私を睨んだ。冗談じゃないよ!あんたの勘違いで、社会や家族からの信用を失ったらーーー考えるだけで恐ろしい!この大学教授を告訴した女高生・どうやって責任を取るのだろうか?

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2009年04月18日

ファイヤーマン:よみがえった岩石怪獣(写真をクリック⇒拡大)

ヨ・コウジ1.jpg風光明媚な山岳地帯も観光客を呼び込むために岩肌は削られ、新しい舗装道路が開通して、ゆるやかな丘は別荘地に姿を変え始めていた。切り立った斜面には、コンクリートに変わり土砂崩れを防ぐ新材料・ポリダーを撒布、より大規模な工事が短期間で可能となった。その頃、現場近くにある美しい湖を撮影に来ていたカメラマンのテントは、何と!湖から逆流してきた水に押し流された。
地質調査に来ていた学生も岩が崩れて振動している現象を知り、新しい火口かと興奮しながらテントをはっていると、カメラマンが駆けつけ、水が逆流した不思議な現象を夢中で伝えたが、悪い冗談だと相手にもされなかった。
ガ・シタイ.jpgその夜、湖の水は逆流し始め、寝込んでいた学生達を崖上に押し流し、四人の命を奪った。
昭和49年:第一次オイルショックが日本経済に大打撃を与えるまで、列島改造論に後押しされて、山を縫うようにスーパー林道が走り、原野が造成され別荘ブームが巻き起こった。農家でも急激に機械化が進み、農具が運びやすいように舗装はアゼ道にまで及んだ。更に農薬の過剰使用が米作地帯から小さな生き物を追い出し始めた時期でもあった。そんな時に放映されたこのエピソードには、自然を破壊してまで豊かさを求める、当時の風潮に"一石を投じるメッセイジ"が込められていた。
ヨ・ゼンイン.jpg水の変性を知ったSAFは、再び岬と水島をマリン号で現場に派遣。千葉はポリダーの流入で湖が超流動性を持った水になっていることを知らされ、中和剤を科学者に依頼。完成するや、湖の水を普通の水に帰すためマリンゴンで現地に向かった。
湖では、逆流した水に追われて逃げるカメラマン。これを目撃し、助けながらマリン号に逃げ込む水島。真相を確かめよと湖に向かう岬。突然、岩が崩れ落ち、目を醒ました怪獣・スコラドンが姿を現した。危険を察知したマリン号は直ちに離陸。怪獣にミサイルを撃ち込むが、効果はない!マリンゴンで中和剤を撒きに来た千葉も攻撃するが、怪獣はひるまない。岩に打たれて気を失っていた岬が我に戻ると、正にマリンゴンが怪獣に体当たりを敢行しようと、突っ込んで来るところだった。
ファイヤーフラ.jpgすかさずファイヤーマンに変身!スコラドンをタックルで倒してマリンゴンとの衝突を回避した。怒り狂った怪獣は火を吐き出しながら攻撃。地上を転げ回りながら火柱を避けるファイヤーマン。かろうじて後ろに回って首を締め上げる。苦しみながら火を噴くスコラドン。隙をついて背中に跨り、鎧のような首に岩を突き立てて攻め続けるファイヤーマン!堪えきれずに、のた打ち回る怪獣をまるで暴れ牛を乗りこなすカウボウイのように操り、ひるんだところで、尾っぽを掴み、ハンマー投げのようにスコラドンを振り回して放り投げ、湖から這い上がってくるところを”ファイヤーフラッシュ”で仕留めた。

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ユキ・サンニン.jpg安藤達己的内緒話:カメラマン役で客演してくれた有馬昌彦氏(文学座)。私が映画界に入るかどうか迷っていた頃、国際俳優、早川雪洲宅に良くお邪魔していたが、雪洲氏の長女、よし子さんも文学座の研究生だった。このよし子さんと有馬氏が三島由紀夫夫妻の媒酌で結婚。その後、離婚してしまったが、私はいつか有馬氏に出演を依頼しようと考えていた。勿論、向こうは何も知りませんよ(苦笑)。レギュラー陣も、このエピソードでは水島(岸田森)と岬(誠直也)が主役で、劇団育ちのカメラマンと水島の絡みは、双方芸達者で撮っていて楽しかった。
岸田森は誠直也の九州訛りを直そうと、普段からアドバイスしていた。そんな二人だったからセリフのやり取りも師匠と弟子のような暖かさがあり、新人・誠直也がこの作品で一皮むけたように感じられた。
湖は西湖で撮影し、ナイトシーンがあったので、近くの国民宿舎に一泊したが、フトンは湿っぽく、寒さで良く眠れなかった。次の日の撮影では、頭痛と吐き気で立っていることすら出来ず、岩にもたれながらの撮影となった。富士五湖の冬は本当にうんざり!ーーー何かと思い出の多い作品でした(苦笑)。

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2009年04月12日

ダヴァオ紀行:その40 養豚業(写真をクリック⇒拡大)

コブタ・30キロ.jpg或るレストランでの出来事だった。高校生を連れて日本食を食べさせようとメニューを見ていたら、”ポークカレーとトンカツが良いよ”と奨めてくれる人がいた。意表を突かれて私が振り向くと”ここの豚肉は私が育てたブタだから”と笑っている。”そうですか”と答えて、その通りに注文してみると、なるほど美味しい。ダヴァオの牛肉は硬いが、これまで食べたビサヤンチキン(地鶏)と豚肉はたしかに格別だった。この御仁、F氏と称したが”ブタは飼料で肉質や味が変わる話や、アクが多くなる原因について”薀蓄を傾けた。こうなりゃ、野次馬根性では負けない私だ!早速、豚舎を見せて貰う約束を取りつけた。
シキチ.jpgハハブタ.jpgホテルを出発・メインストリートを30分走ると、ミンタルと言う町に入る。ここを右折するともう舗装されてない道だ。水溜りのある登り道をスリップしながら、ゆっくり進む。木の種類は違うが里山のような地域で遠くに養鶏所らしき建物も見える。市の中心部からそんなに離れていないのに、空気は綺麗だし、まるで田舎に来たような風情だ。すれ違ったバイクの若者が挨拶して通り過ぎた。F氏の従業員だそうな。もう人家らしきものもほとんど無く、水溜りを避けて車を止めたところが養豚所だった。池には、なにやら稚魚が沢山いたがテラピアの養殖をやっていた名残だとかーーー原っぱを横切ると、コンクリートで敷き詰められた一角が豚舎だった。何百匹単位でブタを飼育するほど大掛かりじゃない。母ブタが10匹足らず、種ブタが一匹で、同じ日に生まれた子豚が12匹ほど、数箇所ある区切られた囲いの中でそれぞれに同居している。中は清潔で、農家の庭でドロだらけになっているブタとは大分違う(苦笑)。母ブタは4ケ月の妊娠期間で平均、12匹の子ブタを生むそうな。4ケ月で100キロに育ち市場に出す。レチョン(ブタの丸焼き)用は2ケ月で40キロ程度。値段はキロあたり70~100ペソだとか。
飼料は主にクズ穀物で、経費削減のため従業員が買出しに行き、ここで配合している。他にも肉質を良くするための添加物を使っていて、これがけっこう高価だ。採算を考えると、今の規模でも毎月、12匹以上のブタを売らなければならない、がそれには母ブタが20匹くらい必要だ。母ブタがいつも12匹以上子ブタを産んでくれれば良いが、動物のことだから、5匹しか産まないこともある(それはそうだろう)。どんな商売も楽じゃありませんなぁーーー
カンシゴヤ.jpg養鶏はウイルスの危険があるから怖い!とF氏の話だが、動物を飼育して利益を上げるのは容易じゃない。病気が発生すれば被害は大きいし、出荷時期にきてブタが盗まれてしまえば、育て上げた苦労は無駄になる。だから、豚舎の良く見えるところに見張り小屋があった。ここで育てたブタは1キロ:100ペソ(普通は70ペソ)の値段が付くそうだが、それでも儲かる商売になっているとは言えない。ブタの値段が安いのに比べ、レチョン(ブタの丸焼き)は1キロ:250ペソ~350ペソもする。F氏のところでも注文があれば調理料:1000ペソでレチョンにするとか。これが一番確実な収入になるらしい。外国で商売を軌道に乗せるには苦労はつきものなんだろうが、F氏には是非、成功して欲しいと伝えて、車に向かって歩き始めた。

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安藤達己的考察:フィリッピン系日本人・1)不法入国していたフリッピン人夫妻が13歳の中学生(国籍はフィリッピン)だけ残して、両親は国外退去となった。家族全員が定住権を認めるられるように、と多くの日本人が支援活動をしたようだが、行政裁量による決定は一家に取って厳しいものになった。
2)昨年、日本人男性から認知されているフィリッピン女性の子供に日本国籍が与えられた。これまで日本国籍が与えられるのは親が日本人と結婚した子供に限られていたから、これは大幅な国籍法解釈の変更だ。この変更によって、多数の日系二世が日本国籍を取得可能になる。
3)母親はフィリッピン人で日本人男性と結婚、日本で暮らしているが、子供は何故かフィリッピンで育ち、18歳になったところで日本国籍を選択。来日して飲食店で働いてはいるが、読み書きが出来ない。
4)父親は間違いなく日本人なのに認知もされず、フィリッピンで暮らすジャピーノと呼ばれる人が3万人以上も居るそうだ。この人達の国籍問題はどうなるのだろう?
5)上に書いたケースは20数年前、フィリッピン女性がエンターテイナーのビザを取得、日本のホテルやスナックで働くことが出来た時期の産物だが、フィリッピン・特にダヴァオ周辺では第二次世界大戦をはさんだ日系人(三世まで)問題が解決し切れていない。すでに6000人以上の日比・混血人が日系と認められ、多くは来日して働いているそうだが、現在申請中の人が4000人以上もいると言う。航空路線網の発達で、どこの国でも国際化は避けられないし、国際交流がもたらす明るい面も沢山ある一方、日本でも外国人による犯罪、違法滞在、無国籍児童と陰の部分もかなり見えて来た。定住権問題も行政裁量にゆだねるだけでなく、きちっとした指針を示す時期に来ているのかも知れませんね。

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2009年04月04日

しだれ桜満開:六義園(写真をクリック⇒拡大)

ライト1.jpg3月21日・開花宣言:さくら前線が東京に到着と言うこっちゃ。あっしの子供時代、4月の入学式にゃ、てぇげぇ桜が咲いてたもんよ。ところがどうでぇ、近頃と来た日にゃ”お花見”はもっぱら3月に繰り上がったぁな。これが温暖化のせぇかどうかは別にして、今年は飛びっきり早ぇ開花だった。だが、それからがいけねぇ!来る日も来る日も真冬並みの寒さ。桜も面食らったろうよ!29日:頃合はよしっ!と出掛けて来たがお目当てのソメイヨシノは、どこも開花しちゃいるが、白い花がチラホラ見えるだけよ。おまけしたって二分咲きにも満たねぇ!”枯れ木”同然だぁな。そこで唯一”満開のしだれ桜”を拝みに六義園へやって来たってぇこった。
リ・イリグチ2.jpg駒込駅で降り、染井門に来るってぇと:どうでぇ!ハンドマイク片手にガードマンのおじさんが群集を誘導してらぁな。塀沿いにザット200m。仕方が無ぇ、あっしもその列に加わったぁな。15分ほどで入り口に辿り着き、300円を払って目出度くご入場とあいなった。
ライトアップ迄にゃ、時間もあり過ぎるほどあらぁ。まずは”大名庭園”と呼ばれる園内を池に沿ってちょいと歩いてみたぁーな。形の良い松は青々としちゃいたが、芝生は茶色のまんまよ。ソメイヨシノもある筈だが、花が咲いてねぇからサッパリ目立たねぇ(笑い)。芝生をつついてるムクドリとスズメを見ながら、茶屋にでも寄って夕暮れを待とうと思ったが、そうはいかねぇ!どこも長蛇の列よ。しょうがねぇから、池っぱたのベンチに腰掛けてあたりを見回した。満開のはずの”コブシ”はとうに盛りを過ぎて、色もあせてたい。若いカップルが楽しそうに、持参した弁当だかおやつを仲良く食べているのを横目に、ヤキモチを焼いたわけじゃねぇが(苦笑)腰を上げたぁーな。
リ・イケ1.jpgリ・ヒル3.jpg池の周りを一巡りしたところで:ちょいと早ぇが、”しだれ桜”の場所に戻ってライトアップを待つとするか。わぁー!見物客は益々増えてきたいっ。もう6時も近く、太陽はビルの陰に沈んだが、空は明るい。気温はと言やぁ、無慈悲にも下がり続け、スニーカーから寒さが沁みてきたい(本当だよ!)。あ~ぁ、春の日暮れは長ぇなぁー。熱燗で一杯やらなきゃ、耐えられねぇ。行列に並ぶこと20分、やっとの思いで手に入れた(笑い)酒をちびりちびりやりながら、ただひたすら暗くなるのを待つ!白い花が少しは浮き上がって来たところで、人並みを掻き分け掻き分け、昼間から決めていた場所で2・3枚撮っちゃみたが、まだ、ちょいと明る過ぎる。体のシンまで冷えてきたが、ここまで待ったんだ!もう一息とポケットに手を突っ込み、凍える手を温めながら、ひたすら空との睨めっこよ。ーー
ライト2.jpg空は少しずつ青味を失い、照明を強くしたかと錯覚するほど花の白さが際立ってきたい。木の周りを取り囲んだ群衆は携帯を頭上にかざし、盛んにシャッターを切り始める。いやでも時代の変化を感じらぁな。”カメラで写真を撮っている”なんざぁ、少数派よ。アングルを変えようと5メーターほど移動したが、それだって容易じゃねぇ。5・6枚シャッターを切ったところで出口に向かったが、まだ人並みが途切れることなく桜に向かって移動中だった。足元を淡く照らすフットライトを頼りに、ひたすら出口を目指して歩く。足も痺れてきて感覚が無ぇ!あ~ぁ、こんなに薄着で来るんじゃなかった。入場券売り場はまだ込み合っていたが、駅に向かって一目散!電車に乗り込んで暖房の暖かさに感謝感激!お花見も天気次第で難儀なこっちゃ。これもあっしの行いが悪いせいなのかなぁー

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G20.jpg安藤達己的毒舌:ロンドンにゃ20ケ国の首脳が集結よ。アメリカ発、経済危機の後始末だぁな。本来、返せっこねぇ人に、土地が値上がりし続ける前提でサブプライムローンなる金を高利で貸付。土地が値下がりした途端に、不良債権の山よ!自分の国でこれを処理すんなら他国が口を出すにゃ及ばねぇが、投資信託なるものに組み込んで世界中にバラマイたぁな。この損失が何兆ドルなのか専門家でさえ分からねぇ。結局、各国が合計500兆円、プラスαの支出と政策で、この危機を乗り越えようってぇことになった。
金を商品のように扱い、儲けてる時にゃ”我が世の春”で、拙くなりゃ”助けてくれっ”てかいっ。大国のやるこたぁ、アコギだなぁ(あ~ぁ)。腹は立っても、この大国の消費に頼らなけりゃ、やって行けねぇ世界を作り上げたのも、お集まりの諸国じゃ、自業自得かぁ。これを機会に、日本も輸出に頼るだけじゃなく、内需で成長できる国造りに励んでみちゃどうでぇ!

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