ダヴァオ紀行:その30 フィリッピン・イーグルセンター08(写真をクリック⇒拡大)
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ホテルで一泊、翌朝、BPIバンク・ダヴァオ本店に行き、基金から必要なお金(米ドル)を下ろす。今年も”ドル引き出し用紙”に金額を書き込み、外国貨幣係りに持っていくと、いつもの人と違っていた。バイスプレジデントだった美人のアーリンダ嬢も、既に退職していて、これが当たり前だが正規の手続きで、お金を引き出さなければならない。最初に基金の残額を確かめるために、その係りのデスクに行き、預金の残額証明書を貰う。これと”ドル引き出し用紙”を持って外貨係りに戻って来た。ここで”ドル払い出し用紙”が手渡され、今度は支払い窓口でドルを受け取る。お金を下ろしたら、もう一度、残額証明書を貰わなければならない。来年からは”必ず残額証明書を持ってドルを下ろすように”念を押された。昨年迄は、知り合いの外貨係りが面倒なことを全て処理。二階の特別室でアーリンダと”おしゃべり”してから、ドルを受け取ればそれで良かったが、来年からは、そうは行かないっ!ーー面倒だが仕方無いっか。
今年から支援する高校生二人を連れて、マラゴス(ダウンタウンから30キロ)にあるイーグルセンターにやって来た。木造だった事務所は跡形も無く、新らしいビルを”イーグル週間”前に完成させようと突貫工事の真っ最中。作業員の邪魔にならないように園内に入ると責任者のタデナが自ら私たちを案内してくれた。園内は、移植された植物がすっかり定着して熱帯地方らしい雰囲気が漂う。フィリッピンワシ以外の猛禽類も大分増えたし、ミンダナオ島固有の動物もいて、ちょっと丁寧に見て歩くと2時間近くかかった。
現在、フィリッピンワシだけで36羽もいる。一羽づつ、別々のケージで飼わなければいけないから、これだけでも広大な土地が必要だ。当然のように、当初からの目的だった”ワシを野生に戻す”プロジェクトが進行中だが、地域村民の同意を得たり、ワシをトレイニングしたり、これには時間も金も掛かる。しかも、最初の放鳥が失敗したように(高圧線に触れて感電死)何が起こるか、予測しずらい。この失敗を教訓に、ケージの中に電柱を立て、そこに止まると電気刺激が起こる仕掛けで、放鳥されたワシが電線や電柱に止まらないように訓練している。ーー
今年も繁殖シーズンが始まった、新しい雛の誕生は”めでたい”が、イーグルセンターの収容能力を考えると抜本的な解決策が必要だ。土地を買い足して、新らしいケージを作る方法もあるが、これには大金が掛る。野生に戻すのだって簡単には行かない。とすれば、ダヴァオでしか見られないフィリッピンワシを世界中の動物園に貸し出す方法が考えられるがーーーこれはPEF本来の理念を変える事を意味する。なにか上手い解決方法はないのだろうか?そんな折、関西学院大学の生徒がダヴァオのPEF本部で二ヶ月間ボランテアー活動をするとの連絡があり、メールで問い合わせがあった。若い人達が原生林や野生動物に目を向け、地球温暖化の問題をからめながら、解決策を探ってくれることを期待するのだがーー
奇妙な女・ダヴァオ編:イーグルセンターの外は、Tシャツ屋の屋台が軒を連ねてる。そこに、ニシキヘビを襟巻き代わりにした女が異彩を放っていた。成る程!ヘビはシルクの様な肌触りと、ひんやりとした冷たさで、暑いダヴァオ向きの装飾品?かもしれませんなぁー(笑い)。写真を撮らせて貰おうとしたら、カタコトの日本語で話しかけてきた。何と日本人と結婚して、すぐそこでレストランを営んでいるそうな。う~ん、確かに目を引く宣伝だが、大抵の日本人は”気持ち悪ぃー”とか言って逃げ出すかもねーー興味のある向きは、イーグルセンターの帰りに昼食でも摂ったらいかがでしょう?建物はエスニックで、カレーが美味しいとかーーーー