ダヴァオ紀行:その18 デイナーパーテー (写真をクリック⇒拡大)
ロビーで待つこと20分:いつもなら、空車のタクシーが次々、ホテルの前を通るのに、今日は全く通らない。ベルボーイが盛んに手を上げてタクシーを呼んでいるが、たまに来るタクシーは客を乗せている。デイナーパーテーは6時半から始まると言うのに、今6時20分、どうやっても遅刻だ。来たっ!やっと来た!ベルボーイが運転手に行き先の地図を渡し、説明し終わるとドアーを開けてくれた。領事宅はここ、グランドメンセンホテルから15分、高級住宅街の一角にある。タクシーが踏み切りのような車止めで止まるとガードマンが行き先を訪ね、私をまじまじと見た後、運転手にカードを渡して、バーを上げてくれた。領事宅の門は閉められていて、ここにもガードマンが二人。私がタクシーを降りると黙って門を開けてくれた。![]()
玄関を入ると、広いリビングルームになっていて、領事の挨拶が始まっていた。恐縮して、ドァーの側に立っていると、直にメインテーブルに椅子が用意され、手招きされたので、領事の話が終わったところで、その席に着く。続いてイーストアジアン・カレッジに資金援助をしている福本氏のスピーチが通訳付きで始まった。カレッジの学長・ドロン氏一家も招かれているところをみると、このパーテーはイーストアジアン・カレッジを励ます会のようだった。
福本氏が話し終えると、領事が出席している方々に私を紹介して、マイクを手渡された。何も用意をしてなかったので、このパーテーにお招き頂いたお礼と、出席者に合えたことに感謝する、ありきたりの話をした後、持参した”ウルトラセブン・あなたはだぁれ?”の内容を手短に説明。スピーチに換えさせて貰った。その後、ビュッフェスタイルの夕食会となり、ダヴァオに住む日本人会の人々と、フィリッピンに来たいきさつや、気候、食べ物などの話で盛り上がっていると、持参した”ウルトラセブン”が大型のテレビに映し出された。
一緒にいた人達は日本人だから、テレビを見れば、説明をしなくても内容を分かってくれる。この方々、長年フィリッピンに住んでいるとはいえ、円谷プロの作品については、結構、知識があり、私が監督を辞めた後の、ウルトラシリーズのことまで聞かれて困ってしまいました。
驚いたのは、同席していた子供達です。見たところ十歳前後、小さい子はどう見ても5歳位。日本語が分からない筈なのに皆が皆、テレビ画面に釘付けで、食い入るように見入っていたことです。映像を見ているだけで、子供は充分楽しめるのでしょうね!40年前に撮った映像が、時代と国境を越えて子供達を引き付ける、不思議な感動が胸一杯に、込み上げてきた瞬間でした。
ダヴァオの誰とは言わないけれど、ここに居た子供達、実はH氏と、K氏のお子さん達で、H氏は70代も半ば過ぎ、7歳と5歳の男の子の父親だそうだ。K氏はもうすぐ70歳、12歳の長男を頭に3人の父親だとかーーーーこの暑いダヴァオで、しかも、かなりの高齢にも拘わらず男を取り戻して(失礼・微笑)父親にしてしまう。フィリッピンの女性達は不思議な魔力を持っているに違いない!奥様は魔女ということになるのでしょうか?(爆笑)
コメント
ウルトラセブンに限らず…初期のウルトラシリーズは海外でもけっこう放送されているみたいですね(海賊版もあるようですが)。 会社で知り合った、モンゴルとインドネシアの友人が居るんですが…二人とも、ウルトラセブンを知っていて驚きました。 安藤監督の撮られた「あなたはだあれ?」は、日本人の働き蜂的な生活?を知ってもらう意味でも…最良の作品かもしれませんね。
投稿者: 映像秘宝館 | 2007年12月24日 17:00