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チビラくん:帰って来たナンジャー!

ナ・タイトル.jpgハッタル・ゼンケイ.jpgローソクの灯りで怪談を聞かされ、すっかり怯えてしまったチビラとポチポチだったが、朝がやってくると美しいフルートの調べが流れて来たんだとさ。何事かと興味を持ったガキンコもチビラと合流して、音が流れて来る方へ近づいて行くと突然、大きな花が目の前で開き、すっかり見られなくなった蝶が飛んで来たんだとさ。どうしてこんなことが起こるのかと、最初は気味悪がっていたが、そこは詮索好きな子供達のこと、すぐに音の出所を探して、更に川の上流に行くと、そこにはフルートを吹く、怪しい老人がいたんだとさ。
ベン・カブト.jpgこの老人が現れてから”学習ドリ”に、姿を消していたクワガタやカブトムシが群がり。こんな昆虫を見たことも無いチビラは、ただただ怖がるばかり。流石にパパゴンは昔見た、この虫を知っていたが、どうして突然こんな椿事が起きたのか、合点がいかず、悪いことが起こる前兆ではないかと、ますます不安になって来たんだとさ。ゴルバの方は仏壇に灯をともして、”悪魔払い”まで始める始末。その後も、開発で荒らされた土地に花畑が現れたり、木々の間を小鳥が飛び回ったりと、怪獣町から消えていたものが次々と姿を現し、大人たちは益々、不気味に感じ始めたんだとさ。こんな親達の心配をよそに、見知らぬ老人(プカロと言う、100年前怪獣町に住んでいた人)の不思議な能力に魅せられたチビラ達は、今日も森の中で巣箱を架けているプカロを探し当て、いつしか、鳥達と遊びながら自然を取り戻そうとする老人の手助けをするようになっていったんだとさ。
ハナ・チョウ・コドモ.jpgトリス・コドモ.jpgハナイチメン.jpg
百年もの放浪生活で、すっかり風貌も変わっていたプカロだったが、昔の面影は残っていて、パパゴンはプカロだと気づいて安心するのだが、ひょんなことから、頭脳自慢のパパゴンとプカロが掛け算の競争をする羽目になったんだとさ。長い放浪生活で、”知恵”と不思議な”術”を身につけて帰って来たプカロにパパゴンの計算力では、敵う筈も無く、簡単に負けてしまいましたとさ。ひどく意気消沈するパパゴンだったが、それを尻目に、チビラ・ポチポチ・ガキンコは今日もプカロの吹くフルートに導かれて、美しい夕日の中で、花の種を蒔いていたんだとさ。

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安藤達己的独り言:当時、私は植木で有名な安行の近くに住んでいた。まだまだ、マイナーだったマリーンスポーツ愛好家が集まるスナックがあって、私を中心にスキューバだのサーフィンの話で盛り上がっていたのだが、この作品にクワガタやカブトムシが要る話をすると、2・3人の大学生が”取ってくるよ”と言う。2・3日すると、その通り10匹位のムシを取ってきてくれた。開発が進んでいたとは言え、木が沢山あった安行あたりでは、昆虫採集も出来たのです。
それがアッと間に開発が進み、気がつけば、曲がりくねった山道は舗装され、川には立派な護岸が作られ、田に水を引く用水さえU字溝に変わって行った。米や野菜の収量を上げるため、化学肥料と殺虫剤が大量に使われ、それまでは何処にでもいたカエル・メダカ・ドジョウが姿を消し始め、これを捕食する鳥達も絶滅へ歩みを速めた。エサがいなくなって、コウノトリもトキも野生で生きることが出来なくなり、飼育ケージの中で数だけは増やしてきた。
今年に入って、先ず、コウノトリの野生化実験が地域の農家を巻き込んだ大きなプロジェクトとなり、日本種が絶滅したトキも、後に続く計画が進められている。一度、壊してしまった自然を取り戻すのがどれだけ大変なことか、この鳥達が証明している。なのに、便利な生活を求めて、山も川も海もコンクリートに囲まれて行く。
四十年前に、いろいろな形で投げかけられた”自然破壊”への警告は、経済優先の政策に飲み込まれ、開発の波は止まらない。もし私が、このプカロのように100年地球を留守にして帰って来ることが出来たら、その時、この青い星はどうなっているのだろうか?

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[SAMPLE]ビデオながら見日記:さん!今回は”良い評価”をありがとうっ!

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