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2007年04月15日

怪奇大作戦:秘話 その3 氷の死刑台

コウリー1.jpgあなたはだぁれ?を撮り終えると、すぐに”ウルトラセブン”も最終回を迎え、円谷プロは次の作品”マイテージャック”と”怪奇大作戦”の準備に取り掛りました。一本しか監督をしていない私に、会社から助監督として作品に参加して欲しいとゆう要望がありました。若い上に血気盛ん?だった私は、この申し出に敢然として、抗議しました。同じ監督とゆう字を使いますが、監督と助監督では仕事の内容が全く違います。困った会社は、’その件については社長(円谷英二氏)と直接話し合って下さい’とゆうこよになった。勿論すぐに、社長にお会いして私の話を聞いていただきました。映画作りを良く知っている英二氏は’分かった!それでは会社から連絡が行くまで自宅待機していなさい。’とゆう結論になり、数ヶ月、天気がよければ、鳩ヶ谷の沼にフナ釣りに行き、気が向けば本を読み、映画を見る生活をしていたのですが、そんな折に会社からの電話で円谷一氏の助監督をすることになったのです。
コウリー2.jpg若槻文三氏は、関西・ABCテレビで長寿番組・部長刑事のメインライターで、東京と大阪の仕事をこなし、当時では、滅多にない、飛行機で入ったり来たりの売れっ子作家でした。私はまだ、かけだしの新人監督で恐縮しながら、’氷の死刑台’の脚本を受け取りました。若槻氏は、さりげなく世相を作品に織り込むのが得意な作家で、当時世界中が脅威の目で、見ていた日本の高度成長の影で、会社に行けば、上司と部下のはざ間で苦労し、家に帰れば、子供の教育や住宅ローンに悩まされる中年中間管理職・そのストレスから開放されたくて、”蒸発したいよ(行方をくらましたい)。”が流行言葉になった背景を作品に織り込んでいました。
確かに面白い話でしたが、問題はマイナス70度の体温で、生きている人間をどう表現するかです。読むだけなら、読者の想像力に任せれば良いのですが、映像にするからには、映像にリアリテーを持たせなければまりません。この作品は、冷凍された人間をどう表現するかにかかっていたのです。まずはメーキャップです。次は冷たさを出すドライアイスの白煙の問題です。そしてカメラワークで細かく、マイナス70度らしい世界を描き出す。これらの難しい問題にメドが立ち、撮影は順調に進んで行きました。
歪んだ科学者の犠牲になった冷凍人間は、最後にSRIの新兵器で、溶けながら、燃えてゆく結末を迎えるのですがーーー
コウリー4.jpgエピローグがこの作品では重要でした。現在もほぼ同じですが、宇宙旅行の可能性を考えてみても、新しい医療の分野でも、人体の低温保存は、近い将来どうしても解決しなければならない問題なのかも知れません。
改めてDVDを見ながら、映像化する難しさにも、こんな大きなテーマにも、恐れることなく取り組んだ、自分の若さが羨ましいような、恥ずかしいような、複雑な思いに駆られるのですーーー
安藤達己的独り言:怪奇大作戦のDVD販売だけでなく、動画配信や面白いプロジェクトに取り組んでいる:デジタルウルトラプロジェクト www.dupj.jp アクセスして見ると面白いですよ!私は Uoo プロジェクトが好きです。

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(映像は怪奇大作戦のDVDから転載 著作権は円谷プロに所属します)


2007年04月08日

都知事選挙 (写真をクリック⇒拡大)

カダン.jpg4月8日:昨夜の冷たい雨が嘘のように、春らしい、うららの朝だ。つい4・5日前、桜が満開なのに、東京では雪が舞った。丁度、車を運転していた私は、ワイパーがミゾレを掻き落としているのに驚いていると、ガラス全部がアッとゆう間に白く曇り、運転出来ないので車を止めてフロントガラスを拭く羽目になる。何とミゾレが降り始めた途端、気温が6度も下がったんだってーー。最近の東京は、毎年異常気象だ:異常気象だと言われる様になり、あまり良い気持ちはしないでいたら、地球上90%の地域で、気温上昇による異常が観測されていると新聞に発表された。あぁーあ:21世紀は地球破滅の世紀になるのだろうか?
カンバン.jpgそうそう都知事の選挙に出掛けてきたんだっけ:入り口に立てかけられた、候補者のポスター掲示板を見れば御覧の通り、5・6人しか貼ってない。確か14人、候補者がいた筈なのにーー。それにしても、変な選挙になったもんだ。有力な候補者は全部無所属で、そっちは自民党が応援すれば、こっちは民主党が応援するんだってさ!最近はマニフェストと、とかゆうのが流行で、当選したら”これをやります。”と具体的に選挙民に示す、まぁー公約みたいなものだが。マニフェストとなると、予算の裏づけとか、実現するまでの期間とか、より明確に政策を発表するものらしい。有力な候補者は、これを30万枚(選挙委員会が決めた枚数らしい)配ったらしいが、ちょっと:ちょっと:都の有権者は1000万人ですぞ!第一何処へ行けばこのマニフェストなるものを手に入れられるのだろう?
pc ケイタイ.jpgこのIT時代だ:全候補のマニフェストをパソコンやモバイルで、見たい人に配信する位のことをやったらどうだろう?そうすれば印刷代だって要らないし、多くの人が候補者の”やりたい政策”を知ることが出来る。その上で、事前調査で当選する可能性の有る候補者・3・4人を一堂に集め、政策の違いを徹底的に議論して貰う。そうすれば有権者は誰に投票すれば良いのかが、はっきりするだろう。
何を決めるときも、同じだが、国民の為になることが、なおざりにされて、特定の人の便宜だけが優先される。そろそろ、そんなやり方に、おさらばして、国民のためになるなら、新しいメデ゙アをどんどん活用するような指導者が、あらゆる分野に出てきて欲しいものよなぁー。

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2007年04月01日

ダヴァオ紀行:その6  ビサヤンチキン (写真をクリック⇒拡大)

ビサヤチクン.jpgビサヤン・チキン:マニラのあるルソン島から、南にある島々は、セブ島を中心にビサヤ地区と呼ばれている。フィリッピンはご存知のように、7000以上の島から成り、国名に複数形のSがつく珍しい国(Philippines)だ。従ってビサヤ語と言っても島によって、かなりの違いがあるようで、近い島に住んでいるどうしでも、言葉が通じなかったりする。そこで、子供達は義務教育中に、標準語としてフィリッピン語(タガログ語)を習うことになる。更に、第二公用語として英語が使われるから厄介だ。学生達は、英語も習得しなければならない。つまり、マニラ周辺に住んでいない学生は。国語の授業で、三つの言葉を勉強することになる。生徒の負担は相当なもので、セブ島の知事が主張するように、’タガログ語の勉強を省いてはどうか’とゆう極論もでてくる。新聞にいたっては、殆どが英字新聞で、ダヴァオでは、タガログ語やビサヤ語の新聞を見かけたことがない。理由を聞いてみると、英語も読めない人は新聞など、買う筈がないんだと!!
話は横道にそれたが、私が行くダヴァオも勿論・ビサヤ地区に入る。従って、ここの地鶏はビサヤンチキンと呼ばれるわけだ。日本にいる地鶏と比べてもかなり小さい。殆どの農家では、この鶏を飼っていて、昔の日本の農家がしてたように、卵を産ませ、孵化させ、次の世代を育てる。放し飼いに近い状態だから、市街地を、はずれた家の周りには大概・ヒヨコ・5・6羽を連れた雌鳥がいて、土をほじくりかえす。そこへヒヨコが群がり、盛んにエサをついばんでいる。ここにはまだ、鶏の子育てが、誰の目にも触れることが出来る、自然な姿がある。
バーベキュー.jpgバーベキューと言えば焼き鳥のことだ・ダヴァオの一角に’焼き鳥屋’が集まっている場所がある。入り口で焼いて欲しい、生の肉を選ぶ、勿論、ブロイラーもあるが、私は地鶏以外に興味はない。モモ肉1本・か、胸肉半分・と砂肝・心臓・それぞれ一本づつで一人前だ。モモ肉だってブロイラーの半分もない。これを注文すると、後はビールでも飲みながら、焼き上がるのを待つ。
バーベキュウー1.jpgタレの焦げるいい匂いを嗅ぎながら、待つこと2・30分。焼き鳥の出来上がりだ!早速、むしゃぶりつく。うぅーん:美味い!いつ食べても美味い!この歯ごたえ:タレの味:ビールとの相性:これが全て完璧だ。その上、お値段が、ビール付きで300円位とくれば、涙が出る程嬉しい。お代わりしたい気持ちをグットこらえて、腹八分目で我慢する。そうすれば、又次に来るのが楽しみになる。外に出れば、南国の夜はそれなりに、過ごしやすい。このままホテルに引き上げるには、ちょいと早すぎる。果物屋さんにでも寄って、ドリアンを平らげてから、部屋に帰り、いい夢でも見るとするか:

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