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トリプルファイター:DVD発売記念 その2

タイトルー1.jpgトリプルファイター:第1・2・話の決定稿が刷り上って来た。プロデューサーを始め、第1話:若槻文三・第2話:藤川桂介・皆、気心を知り合った仲間のような人たちで、二人の作家は持ち味も性格も大きく違っていました。そしてその違いが作品をより個性的にしていたのです。若槻氏は真っ向正面からアクシヨンを取り上げ、藤川氏はファイター達を、異次元に誘い込み幻想的なアクションに仕上げていました。後は、私がトルプルファイターらしいアクションとスピードに富んだ画面を撮り、今後の展開に期待を持たせる作品を作るだけとなりました。何と言ってもこの作品では、タテが重要な役割を果たすので、早々と殺陣師:宇仁貫三氏を紹介して貰い、私なりの作品に対する考えを聞いてもらいました。勿論、宇仁氏もすでに台本を読んでいましたので、この作品をどんなタテで纏めて行くかを話してくれました。私からの注文として”とに角、スピードのある作品に仕上げたいこと。そのために出来るだけ人が動き、或いはカメラが動くアクションにして欲しいこと”を伝えたのでした。”まずは、タイトルバックから撮影が始まる。いきなり哲夫:勇二:ユリとデビラ軍団との激しいアクシヨン場面を撮る!
グリーンー1.jpg オレンジー1.jpg レッドー1.jpg
続いて:グリーン:レッド:オレンジファイターの決め技、ファイターキック:ファイターパンチ:ファイターチョップ:スクリュウパンチを交えながらのアクションを撮る。オレンジファイターについては、当初、女性でいこうか言う意見もあったが、アクシヨンの激しさから早々に諦めて、男性に任せる。タイトルバックの撮影が終われば、いよいよ本編の撮影が始まる。放映が月曜から金曜の帯番組で、10分枠だから正味6分毎に、明日に繋ぐ山場を作る。
今の人たちには、あまり馴染みが無いと思うけど、私の子供時代には日本中、何処へ行ったって、学校が終わるのに合わせるように、紙芝居屋さんがやってきた。時間が大体決まっていて、拍子木を鳴らしながら近所を回る。私はタダで見たいから、よくオジさんが来るのを待ち構えて居て、カチカチと拍子木を鳴らしながら、子供達を集めて来た。すると水アメだのセンベイを貰ったうえ、タダで紙芝居を見せてくれたのです。今、思えば、一つの話がせいぜい5分程度、絵の枚数だって5・6枚だったし、話の筋も単純そのものなのだが、オジさんは、見事なまでに話を盛り上げ、見ている子供達は、ワクワクと胸躍らせて、毎日のように拍子木の音を待ったものでした。

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私にとってトリプルファイターは、TVを通じて子供達へ送る、正に紙芝居だったのです。内容は単純、物語は勧善懲悪、黒い服を着て出てくれば悪い人。それでも明日、また見たくなる。そんな作品を作って見たかったのです。私が持ち続けてきた、懐かしい子供時代のノスタルジアを込めて!!
安藤達己的内緒話:SAT本部の表・あんまり出て来なかったけど、あの建物は北区にある’旧古河庭園’です。勇二役の俳優さん、実は運転免許証持ってなかったんです。

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コメント

「トリプルファイター:DVD発売記念 その2」の記事UP楽しみに待っておりました。 トリプルファイターしかり、ファイヤーマンしかり…安藤達巳監督と脚本家:若槻文三氏の組み合わせは多いですよね。 安藤達巳監督の硬質なメリハリの効いた画と、地味だが社会性のあるドラマが得意な若槻文三氏の組み合わせは、円谷一監督&金城哲夫氏、実相寺昭雄監督&佐々木守氏…共々、よい組み合わせだったと思っています。 ★これからも記事UP楽しみにしております。

ジャジャ~ン。川越の叔父さん二度目のの登場です。何時もたつ巳先生のそこはかとなく徒然なる記事を読ませて貰ってますが、同時に記事のコメントも楽しんでおります。が、映画の記事のときモル姫様のコメントが見当たりません。未だ生まれていなかった頃の話なのかな?気にかかります。

事情によってコメントが遅くなり、ご心配をおかけしました。先週末にトリプルファイターに関する資料を入手しましてDVD購入前ということもあり資料を足がかりに記事製作を検討しておりましたが今、安藤監督の記事と資料を照らし合わせると流石に製作サイドでないとわからない実情というものがわかって現場知ってる方は違う!とうなってしまいました。デーモンカーの発進基地が5台分以外は絵で処理されてたと調べて知ったのですが本当なのでしょうか?色々とアイデアが詰まった作品ですね、トリプルファイター。近日中に記事アップは予定してましたので、その際にはまたコメントいたします。本当にありがとうございました。

川越の叔父さん様、そうです。私はウルトラセブン以外はテレビで放映してるのが見たことがありません!だから今、安藤監督特撮作品DVDを少しずつ先生に借りてるところなのです!
江戸川乱歩や60年代が好きなので、怪奇大作戦はかなり気に入りました。ビバ、60年代!!若い時の岸田森かっこいい~♪(リアルタイムで見たのは戦隊モノのサンバルカンでの「嵐山長官」です。)
あ、先生今日はライオン丸ありがとう!!コメントがトリプルファイターと関係なくてすんません…。

やっとトリプルファイターの記事第三弾を掲載しましたので、お知らせします。デーモンカーの話から膨らませてみました。文章を一部抜粋しましたので、もしお困りになられるようでしたら仰っていただけましたら訂正作業をします。よろしくお願いします。

コメントくれてありがとうございます。
え?免許持ってないんですか!!?
え?哲夫さんとユリさんは免許持ってるんですか!?
まああつし君は12歳で車の運転だっけか?(第2話より)

安藤監督、初めて投稿させていただきます。

VAPさんの『トリプルファイター』ブログを担当した満富幸男です。


先日は私の書きましたブログへコメントを頂戴しまして、大変驚き、と同時に感激しております。まさかメイン監督から直々にコメントを頂けるとは夢にも思いませんでした。

どうもありがとうございました。


思えば『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』『チビラくん』『ウルトラファイト』・・・・そして『トリプルファイター』と、監督の作品を知らず知らずのうちに観て育っていたことを、今回、改めて実感いたしました。

特に変身ブーム世代の私にとって、『トリプルファイター』は思い出深い、大好きな作品でした。
今回、あのような形で『トリプルファイター』について書かせていただき、さらに安藤監督ご自身からコメントを頂き、大変、貴重な仕事をさせてもらったと思っております。

今後も監督の作品を愛しつつ、このブログを拝見させていただこうと思います。

よろしくお願いいたします。

トリプル・ファイターDVD発売と同時に購入しました。安藤監督のブログを知らず連絡が遅れてしまいました。個人的には中盤以降のシリーズが好きです。スリラー館の対決!や、極秘指令!デーモンのスパイを消せ(安藤監督じゃないですけど)等、正に新聞小説の具現化的作劇であると信じて居ます。惜しむらくは現在の放送体制ではこうした帯番組放映のシステムが崩壊してしまっている事です。(ただ、全く不可能ではないと思います。朝ズバ、6時のニュースの後、10分間これを流せば良いのですから。みのさんも休憩出来るし・・・)こうした帯ドラマが子供達の想像力を育むものと信じて居ます。再放送を願う一人です。

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