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ウルトラセブン:あなたはだぁれ? その1

ウルトラセブン誕生40年:私の初監督作品を書くっきゃないな!

セブンー1.jpg昭和42年:友人から円谷プロでチーフ助監督の仕事をしてみないか、との電話が入った。松竹と台湾の合作映画のため8ケ月、台湾に滞在し、帰国したばかりの私は、さしあたって仕事のメドもなく、早速当時、東宝撮影所の裏にあった円谷プロを訪ねることになりました。
しもた屋を増改築したような、どちらかと言えば、粗末な事務所で、ウルトラQやウルトラマンをヒットさせたプロダクションとゆうイメージとは大分違う感じでしたが、人の出入りは多く、映画作りの現場らしい雰囲気は十分に漂わせていました。
当時の日本は東京オリンピックから続く高度経済成長期の真っ只中で、人が都市に集中し、住宅不足を解消させるために、’ウサギ小屋’と呼ばれながらも、次々と団地が建設されていきました。一方、映画界はカラーテレビの普及と、娯楽の多様化で斜陽化の道をたどり始め、それまで専属とゆう契約で映画会社に縛られていた優秀な俳優:監督が次々に独立プロを設立。映画界にテレビ界に新風を吹き込んでいました。キット皆さんも黒澤プロ、石原プロ、勝プロ、三船プロの名前を聞いたことがあると思います。私が初めて映画作りを経験した銀座プロ(山村聡主宰)も、正にこの流れの最先端だったのです。

セブンー2.jpg特撮監督として世界に名を馳せた円谷英二氏が自身のプロダクションを設立したのも、この時期でした。私のキャリアーをかってくれたのと、友人の強い推薦で、すぐに円谷プロで働くことが決まり。ウルトラセブンの準備段階からチーフ助監督として作品作りに参加したのですが、特撮に関しては全くの素人で、円谷一:実相時昭雄:監督等の助監督をしながら、合成:光学効果:ミニチュアーワークの知識を身につけていきました。やっと特撮スタッフらしくなってきたある日、円谷英二社長から呼び出しがあり’シナリオを書いてくるように’と言われ、ウルトラセブン風な話を書き上げ提出したのでした。
やがてウルトラマン生みの親であった金城哲夫氏をしたって上京していた、同じ沖縄出身のシナリオライター:上原正三氏と組んで初監督作品を撮ることが決定。第一稿が仕上がり、私に手渡された原稿用紙の表紙には’あなたはだぁれ?’の文字が躍っていた。

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写真は’あなたはだぁれ?’のDVDから転載: コピーライトは円谷プロに所属します)

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コメント

お!とうとう出ましたな。
シリーズでどのくらい続くの?
楽しみ楽しみ♪
当時の貴重な一枚とかはないのな??

 はじめまして。当方の拙いブログにわざわざ書き込んでいただいてありがとうございます。
 当時の世相や制作者のインタビューの記事を色々見て来ましたが、やはり実際携わった方の回想というのは、とても感慨深いです。

 続きもまた、楽しみにさせていただきます。

記事UPの連絡ありがとうございます。 こうして特撮関係者の、裏話を含めた生の言葉を聞けるとは、うちのブログに来てくれている特撮ファンたちも喜びます。 セブンやトリプルファイターだけではなく、安藤監督の撮られた「怪奇大作戦」「ファイヤーマン」「快傑ライオン丸」等の話も聞きたいので、これからもよろしくお願い致します。

初めまして「ひいろお倶楽部@」のがんがんじいと申します。交通事故及び急病の療養中のため、遅ればせながらこちらへお伺いしてお礼を申し上げます。先日はフック星人の記事へのコメントを頂きありがとうございました。安藤監督のお名前を見た時は正直腰を抜かしましたが、こうして当時のお話や監督の現在の活動などを読ませて頂けるのは、とても光栄に思います。今後とも宜しくお願いします。

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