誕生日そしてロイヤルサルート (写真をクリック⇒拡大)
松竹梅の寄せ植:
暮れも押し迫って、娘の家族が遊びにやってきた。西新井付近は元農家だった大地主が花屋をやっているケースが結構ある。都心のフラワーショップと違い、広い店構えと温室を持ち、切花よりも草花・苗木・野菜の苗・鉢植えを売っている。8歳になる孫娘も、よそさまの子供同様に親より経済力がある。ちょっと立ち寄った花屋さんで正月用の鉢を買ってきてくれた。体裁よく出来ているが、どうみても昨日今日、植え替えて店に出した代物だ。水をやれば、綺麗に配置してあるコケが流れ落ち、松や梅の根が土の上へ顔をだす。梅の木には米粒より小さな花芽がビッシリ付いてるが、こんな調子じゃ、花が開くまで枯れないでいるか、まことに心もとない。
孫からのプレゼントだ!粗末に出来ないから、昼は日当たりの良いベランダに置き、夜になれば部屋に入れ、数日おきに水をやってみると:アッ!驚いた!正月には間に合わなかったが、花が開き始めた。そうなると早いもので、2・3日で満開だ。そんな折、娘一家から’オジーチャンの誕生祝’とかでマフラーとハンチングが届いた。もうっ!誕生日なんて忘れたい歳だと言ってるのに!
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ロイヤルサルートがあったっけ:昔からスコッチ大好人間の私は、折角頂いたロイヤルサルートだが、あまりに恐れ多くて棚に飾るだけで、飲めないでいたのだが今日が誕生日なのを、知らん振りしてやり過ごせないとなれば、もうこれを開けて’飲むっきゃ’ないか!箱からビロードに包まれたボトルを取り出す。さすがにビンテージスコッチだ。風格が違う!そっと布の手触りを楽しんでから、いよいよボトルを取り出し蓋を開けようと捻ると、
なんと!無残にもコルクが折れて蓋とコルクの粉が手の平に残った。あらっ困った!ビンの中はコルクが詰まっている。ワインオープナーを持ってきて捻じ込んでみると、するすると手応えもなく吸い込まれてコルクを突き抜けてしまった。オープナーを引き抜くと出てきたのは砕けた木の破片だ。とにかくコルクの真ん中に小さなトンネルだけは出来た。そういえば、これを持ってきた娘さん’ウイスキーとかブランデー長く置いておくと悪くなりますか?’なんて不吉なことを聞いてたっけ!
とにかく穴は開いたんだ。ここから、ロイヤルサルートさまをグラスニに注いでみる、グラスだって今日はバカラさまだ!細い穴を通って、濃い琥珀色の液体がグラスに移る:コルクかすも一緒にね!!
グラスを口元に持ってくると、なんとも言えない香りが鼻をつく。流石・ロイヤルサルートだ!腐ってもタイ:なーんて言いかたがあるけど:蓋は上手く開かなくたって中身は変わっていない。グット一口飲んだところで、電話が鳴った。受話器を取り上げると孫娘二人の歌う’ハッピバースデイトウユー’が流れてきた。
コメント
よく言えばビンテージ物を持ってきたお嬢さん・モル姫です。「何とも言えない香りが鼻をつく」って中身までやばくなっていたのかと一瞬焦りました…。(´-`;)その後、蓋はどうなったのでしょうか???
投稿者: モル姫 | 2007年01月14日 21:24